かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

安宅コレクション

2007年11月18日 | Culture・Arts
昨夜の同窓会の二日酔い状態をさますべく、今日は、東京、横浜をさらっと散策。すばらしい天気の一日だった。



久し振りに八重洲に行ったら、フォーシーズンズがあった。これは、昨晩見たクリスマスのイルミネーションだが、あちらこちらに超高級ホテルができて、競争もたいへんそう。庶民には、縁のない世界だが。



ここにも新しいビルがあった。大丸が入っている。手前の旧大丸との対比が面白い。



日本橋は、今、”ALWAYS続・三丁目の夕日”で旬だ。確かに、これだと、首都高の方が日本橋と勘違いしそう。



日本橋の袂に、”東京市道路元標”がある。日本の道路の起点である。



そして、三井記念美術館での安宅コレクション展を見た。東京では、28年振りとのこと。私は、実は、28年前にも見ている。
当時、松本清張さんの”空の城”という小説が話題だった。この小説は、安宅産業の崩壊を題材にしており、ひじょうに面白かった。そこに出てくる安宅さんという人が集めた収集品とはどんなものかと思い、見に行ったのだ。日本に存在する最高の陶磁器が、じっくり見れるので、陶磁器にちょっとでも興味のある人は、是非訪れてみて欲しい。
陶磁器は、美しいものだと実感できる。特に、北宋、南宋時代のが、すごいと思う。どうやって作られたかわからないものもあるという。朝鮮の陶磁器も充実している。去年夏、利川で製作現場を見せていただいたのが、製法の理解に役立った。ゲンコツという愛称のユニークな真っ黒の壷も印象に残った。
展示では、安宅さんがこれらの品々を入手するに至った経緯がそれぞれ説明されており、これまた興味深い。





横浜にもちらっと寄ってみた。県庁前の銀杏が色づき始めている。1~2週間後ぐらいがピークかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする