かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

SHANGRILA Ⅲ

2008年03月23日 | Music

大相撲春場所も、2場所連続の横綱同士の相星決戦で、盛り上がった。相撲は、あっけなかったが、やはり、強い横綱が一人と二人では大きく違う。朝青龍については、引き続き、(相撲の伝統に即した)人間性の向上が必要なのだろうが、スポーツマンとしては、すごい。白鵬より、体格は劣っているが、それを、スピードと気迫で補っている。外人力士も増加している中、里帰りができるようなシーズンオフを確保できるようなシステム作りも必要かもしれない。



今日は、休みだったので、買ってあったSHANGRILA ⅢのDVDを見てみた。かなりパーフェクトに近い出来ではないか。
最初のSHANGRILAのDVDが出た時は、迫力にかける(特に映像)きらいがあったが、今回のは音もいいし(最初のは5.1CHもなかった)、画像も、迫力満点。様々なアングルから撮った映像を、長めのカット、短めのカットで織り交ぜて、スローモーションも交え、臨場感あふれている。相当凝った造りだ。一番気に入った時のないホテルも、期待通りの出来だった。ショーの完成度が高い(ステージとシンクロプールが一体化)ことも、大きいかもしれない。

おまけDVDは、シャングリラプロジェクトの歴史、今回の出演者のコメント紹介、ファイナル公演の舞台裏などで、構成されている。
ユーミン、正隆さん、フィッシャーさんらの、イマジネーションから、現実のステージにたどり着くまでの様子が紹介されている。特に、SHANGRILA は、日本、イギリス、ロシア、アメリカのメンバーの合作で、各々の得意分野も異なるため、その苦労は、並大抵のものではない。ショービジネスの世界にもグローバリゼーションの波が、押し寄せている。練習の合間に、ビーチで遊んだり、ソフトボールや、ドッジボールをやり、コミュニケーションを図っている様子は、普通の企業と変わらない。
SHANGRILA Ⅲでは、ユーミンの綱渡り(ハイワイヤーと呼ぶ)も、企画されていたが、途中で、ボツになった。その練習風景が紹介されていた。時のないホテルの企画も難易度が高く、ボツすれすれだったようだ。
おまけDVDの最後に、謎の男M(松任谷氏と思われる)が、意味もなく登場するが、The Beatlesのアルバムの最後に、時々意味のない音が入る(サージェントペパーアルバムが代表的)のを、もじったものか。遊び心もあふれるおまけDVDになっている。
ファイナル公演の公演後に歌った、ひこうき雲も感動的だった。10年近くに渡るSHANGRILA PROJECTのグランドフィナーレだったのだから。
ユーミンは、次にどこに向かっていくのだろう。常に、新たな夢に向かっていく彼女を見続けてきた我々の世代は、どうしても期待してしまうのだ。

コメント
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