チベットでついに小規模な暴動があったようだ。報道写真を見ると、上の写真の、チベット仏教の中心であるジョカン寺近辺でも、車が転がって燃えているようだった。
中国政府は、徹底的に報道統制をするだろうから、これ以上の情報は出て来ないだろうが、ミャンマーと同じ構図であることは、明らか。ユーチューブで暴露されてしまった姿だ。それが、中央の意思なのか、地方の意思なのかはよくわからないのだが。オリンピックを迎えて、事を荒だてたくないのが中央だから、失態を恐れた地方の独断のような気もする。
チベット&ウィグルの問題は、このままでは、永遠の問題になるように思う。であれば、ソリューションは明らかだと思うのだが。
ダライラマ14世の責任にしようとする意図も見え隠れするが、それは違う。ダライラマ14世の話を直に聞いた人々は、皆自信を持ってそう言うだろう。氏は、いかなる暴力も認めていないし、武力により、現状が変えられるとも思っていない。