かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

NSさん

2008年03月24日 | Sports

スウィング進化論で有名な、NS氏の話を聴く機会があった。

元々超有名国立大学文学部に入ったが、中退し、様々な肉体労働に従事。その後、何の縁もない、プロゴルファーを目指すことにして、そのためには、まずは基礎体力と、自衛隊入隊。当時は、(体力強化のため)木にいつもぶら下がっていて、蓑虫とあだ名されたという。除隊後、某カントリークラブの研修生となり、プロテスト合格。しかし、その後、優勝は、一回のみで、もっぱら執筆活動で生計を立てるようになり、今や、日本を代表するゴルフ理論家として、13もの連載を持つ超売れっ子?だ。プロゴルファーを続けるより、よっぽど大金持ちになっている。その私財を投じ、全国各地に、Sジュニアゴルフ塾を開校。ゴルファー育成にも、力を入れている。

何とも変わった経歴だが、話を聴いて合点がいった。氏のDVDも少なからず保有しているのだが、なかなか高度な理論で、ついて行ききれないところもあった。話は、もっと根本的な人生論で、かつ論理的なのだ。そして、人情家でもある。これで、合点がいった?

ゴルフは、最後は、向上心と、覚悟だという。
氏は、全国各地で、Sジュニアゴルフ塾を開講し、志ある若手を育成しているが、入学試験時の面接で、大成するかどうかは、察しがつくという。つま先立ちで立たせ、最後どこまで粘れるか。その時の粘り方で、将来の予測が大体つくのだそうだ。
今は有名になった女子プロにも、門下生が多くいる。体力的な素質より、負けん気、へこたれん気が、大成するかどうかの決め手だっという。
素質的には、門下生の中でも最低クラスだった子が、粘りで、プロゴルファーにまで、たどり着く話が締めだったが、感動的だった。プロでは、まだ賞金ゼロだが、スポンサーもついて、頑張っているとのこと(プロ二年目で、頭文字MH)。

根性さえあれば!と、話を聴いた時は、私でもと思ったのだが、根性がないことをすぐ自覚した。シュン!

最後に、飛距離を伸ばす方法の伝授があった。

①竹ぼうきなど、空気抵抗のあるものを持って、毎朝50回の素振り(特にフォロースルーを大きく)。筋力トレーニングの意味もあるが、呼吸方法の会得効果が大きい(スウィング時に息を吐く)。
②両手を挙げて、しゃがみながら、前に10歩、後ずさりで5歩のトレーニングを続ける→下半身の強化。

いつになったら、このトレーニングをやる気になるのだろう。根性が....

コメント
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