シドニーとメルボルンは、飛行機で1時間ちょっと。東京と広島か、福岡ぐらいの距離だろうか。
シドニーより、ちょっと人口は少ないが、経済的には、互角。首都を決める際、どちらも譲らず、結局その中間にあるキャンベラが、首都になったぐらいだ。
何故、このようなことになったのか。
地元の人の話だと、もともとシドニーが先に開けたが、ヨーロッパから囚人を送る街となり(島流しにしては、ずいぶん大きい島だ)、お金持ちが、メルボルンという別の街に移り住むようになったのだという。だから建物も立派なものが多いのだという。
真相は、わからないが、シドニーと同様、立派な街であることは、確かだ。
もうひとつの特徴は、天気。シドニーの気候は、基本的には、温暖だが、その南に位置するメルボルンの気候は、曇天が多いそうだ。行った時も、小雨混じりの曇りで、典型的なメルボルンの天気らしい。風もちょっとあって、まだ肌寒かった。
スワンストン通りの突き当りに、メルボルンの中央駅に当たる(たぶん)フリンダース通り駅がある。
ずいぶん立派な駅だ。東京駅も改造工事が終わったら、これぐらい立派になるのだろうか。
美しい街並みに、市電?がたくさん走っている。このようなオールドファッションなものから、近代的なデザインのものまで、いろんな種類の市電が走っていて、メルボルン名物の一つになっている。
セントポールズ大聖堂は、駅前だ。これも、立派。
いかにも中央駅。多くの線路が、駅から、噴き出されている。
フェデレーションスクエアと呼ばれている駅前広場は、近代的なビルと広場が、うまく調和している。
こちらが正面だったのかな?
やはり駅は、街の顔だ。
今、テレビで、先週の鳩山さんの動きをまとめてやっている。すごい一週間だった。やっとまともな外交がスタートしたような気がする。
それまでは、アメリカの言うことを聞いているだけで、日本は、自ら何をしたいのかという意思表明は、なかった。普通の姿になってきたことは喜ばしい。
今回は、デビューだが、各論に入ってぐらぐらにならないことを期待したい。