
本書は、今度阿川さんの話を聞きに行くことになって、その予習と思って読んだ。
ベストセラーになっているだけあって、面白い。
ノウハウ本かと思って読んだが、エッセイ本と思って読んだ方がいい。
元々阿川さんは、エッセイを書いていたのだが、対談連載記事を書くことを勧められ、この世界?に飛び込むことになった。
試行錯誤を続けながら、そしていろんな人に鍛えられながら、成長!
テレビでの対談までこなすようになり、今の阿川さんがある。
ノウハウ本ではないといったのは、本書を読むと、人に話を聞くことにノウハウはなく、素の自分をぶつけていく外ないと感じるからだ。阿川さんが、この世界で成功したのも、阿川さんの知性とキャラによるところが大きい。
とは言っても、いろいろなノウハウらしきものは、列挙してあるので、試しているのはいいかもしれない。特に、人と話すのが苦手と考えている方々は。
本書の面白さは、いろんな方のエピソード。故人も多いが、見かけと、中身が違う人も多い。人は、見かけで判断してはいけないということ。
有名人との対談エピソード集としても、楽しめる本で、幅広い方々にお勧めできる。