かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

THE BEATLES THIRTY WEEKS IN 1963

2014年02月15日 | The Beatles



またまたの大雪で、またまた週末ゴルフキャンセル。
重い雪かきを終えて、これまたまたもや、未整理の諸映像、諸音源の整理。
これまた、なかなか進まないのだが。
その中で、今日は、ネットで、ゲットしたTHE BEATLES THIRTY WEEKSのご紹介。



箱に入ったLP。情報少なく、お年玉袋を買うつもりでゲットしたのだが、空けてびっくり。某サイトでは、LP3枚組とあり、某サイトでは、LP2枚組とあったのだが、開けたら、箱は立派なのだが、LPは、1枚しか入っていない。
これは、欠陥品と思って、収録曲リストと、LPに入っている曲を比べてみたら、合っている。ということは、元々1枚物だったわけ。
不当表示の欠陥品として返品も可能だが、ここは大人の対応をすることとし、じっくり聴いてみることとした。
2000セット限定のようで、ゲットしたのは、その内、Number1858。



まず入っているLPが変わっている。綺麗に透明だ。説明によると、AUDIOPHILE CLEAR VINYL(ACV) と名付けられているようで、重さは、最近流行りの重厚版よりちょっと軽い140g。炭素を全く使わないため、電気的な音の歪みを劇的に減少させることができるとある。磁気も徹底的に除去するという。
確かに、もちろん新品だから当たり前かもしれないが、この当時の録音としては、音はかなりよい。



中のブックレットは、LPサイズで、16P。全部白黒だが、見たことがない写真や、お宝が掲載されていて、まぁまぁ。
この30weeks より、後と思われる写真もあり、あまりこだわって作り込んだ感はない(このブログのようなもの)。

さて、肝心の音源の方だが、1963年の2月11日から9月12日までの30週の間に残されたビートルズの音源集になっている。まさに、ビートルズが、その後、50年もスターで有り続ける土台をつくりあげた時期の音だ。

まず、ボックスに記載されているクレジットを。

1. I Saw Her Standing There [Take 9] (Lennon/McCartney) 2:53 Stereo Abbey Road session on February 11th, 1963
2. There’s A Place [Take 6] (Lennon/McCartney) 1:52 Stereo Abbey Road session on February 11th, 1963
3. Do You Want To Know A Secret? [Take 8] (Lennon/McCartney) 1:57 Abbey Road session on February 11th, 1963
4. A Taste Of Honey [Take 6] (Scott/Marlow) 2:03 Abbey Road session on February 11th, 1963
5. Misery [Take 6] (Lennon/McCartney) 1:47 Abbey Road session on February 11th, 1963
6. From Me To You [Take 2] (Lennon/McCartney) 1:46 Stereo, Abbey Road session on March 3rd,1963
7. Thank You Girl [Take 4] (Lennon/McCartney) 1:59 Stereo, Abbey Road session on March 3rd,1963
8. One After 909 [Take 2] (Lennon/McCartney) 2:53 Stereo Abbey Road session on March 3rd,1963
9. I’ll Be On My Way (Lennon/McCartney) 1:57 Paris Theatre on April 4th, 1963
10. Baby It’s You (David/Bacharach/Williams) 2:43 Paris Theatre on June 1st, 1963
11. Love Me Do (Lennon/McCartney) 2:29 Aeolian Hall on July 10th, 1963
12. Slow Down (Williams) 2:36 Paris Theatre on July 16th, 1963
13. Crying, Waiting, Hoping (Holly) 2:09 Paris Theatre on July 16th, 1963
14. To Know Her Is To Love Her (Spector) 2:49 Paris Theatre on July 16th, 1963
15. Long Tall Sally (Johnson/Penniman/Blackwell) 1:52 Paris Theatre on July 16th, 1963
16. Glad All Over (Bennett/Tepper/Schroeder) 1:51 Paris Theatre on July 16th, 1963
17. You Really Got A Hold On Me (Robinson) 2:37 Playhouse Theatre on July 30th, 1963
18. Honey Don’t (Perkins) 2:11Manchester on August 1st, 1963
19. Ooh! My Soul (Penniman) 1:36 Manchester on August 1st, 1963
20. Can’t Buy Me Love (Lennon/McCartney) 2:06 Playhouse Theatre on September 7th, 1963
21. Hold Me Tight [Take 24] (Lennon/McCartney) 2:34 Stereo Abbey Road session on September 12th,1963
22. Don’t Bother Me [Take 12] (Harrison) 2:29 Stereo Abbey Road session on September 12th,1963

モノとステレオが、ごちゃごちゃだが、基本的に、アビーロードスタジオの音源がステレオで、ライブ版がモノになっている。ライブと言っても、BBCの放送のためのライブだが。いちいち針を変えるのも面倒なので、モノ針と、ステレオ針両方で、通しで聴いてみたが、ステレオ針の方がいい。

んで、オフィシャルに発売された音源と被らない音源をチェックしてみると、1、3、4、5、7、20、21、22のようだ。

その他は、2013年12月に、著作権確保のため、ネットでのみ緊急リリースされたThe Beatles Bootleg Recordings 1963と、Live at the BBC の1作目と、音源がかぶる。スピートがちょっと違ったり、前後の会話がトリムされてはいるが。
20のCan't Buy Me Loveは、1964年の曲だから、そもそもここに入っていること自体が、?だし、当然クレジットも間違っている。
となると、1,3,4,5,7,21,22が真の新音源ということになるが、要するに、2013年12月に緊急発売されたものにも漏れた音源集ということになりそうだ。そんなにひどい演奏ではないんだけど、4番煎じぐらいのポジションか。

ということで、ビートルズのものを、何でも持っていないと気が済まないマニア向け。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする