今日帰ったら、嬉しい知らせが届いていた。
通訳案内士(英語)の合格通知だ。
ダメ元でトライして、二回目で、見事合格。
去年から、マークシートが導入されたラッキーもあったが、二次の面接は、さすがに難しくて、落ちたと思った。
二次の試験は、最初、和文英訳なのだが、メイドキャフェなどどう訳すの?
文章もやたら長いし。
それから、日本の四季の花、温泉、日本の宗教から一つテーマを選んで、2分間話せという試験。これまた面食らった。
でも滅茶苦茶話したら、合格できた。
感謝感激。
これから、どうしようか?
本書は、昨日行った江戸都響博物館で見つけた。
なぜ目に止まらなかったかわからないが、まさに江戸の大衆文化を俯瞰できるすばらしい編集になっている。
もちろん、大浮世絵展もすばらしかったのだが、何せ300年以上に渡る当時の最先端の文化なのだから、話しだしたら切りがない。
そんな中本書は、さまざまな局面をもつ江戸大衆文化を、鋭い切り口から分析する。
編集の妙かもしれないが、江戸時代の、文化の先進性、多様性を、十分に味わえる内容になっている。
大浮世絵展とタイアップした企画のようだが、重なっている絵は、そう多くはない。それだけ、すばらしい作品が、この短期間に現れたということであるし、それが、東インド会社等を通じた交易により世界に広まり、世界の美術界に影響を与えた。
当時の、浮世絵の値段は、蕎麦一杯程度で、今で言えば、300から400円ぐらいだったという。
斬新なデザインの版画が、300~400円だったら、安いものだ。
残念ながら日本よりも、海外にいいものが残っているようだ。
最初は、包み紙で使われていたという。
そう言えば、昨日の会場で、浮世絵復刻版も売られていたが、どうしても1万円以上にはなってしまうようだ。
そりゃ、これだけきめ細かく版木を彫って、多色刷りにするのだから、それはそれで、納得の価格なのだが。