かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

仏教用語の基礎知識

2014年02月13日 | Books


久しぶりに仏教関係の本を読んだ。
ちょっと積ん読になっていたんだけど、もっと早く読めばよかった。

辞典のような題だが、辞典として使う人はいないだろう。
一冊読めば、仏教の肝の知識が一通り頭に入る。
もちろん仏教入門のような本は、世の中にあふれているが、帯に短し襷に長しの面があると思う。本書は、本格的な本であるにもかかわらず、コンパクトにまとめられていてお勧めだ。

山折先生の渾身の編集のようで、各項目の頭で、山折先生の概説があり、各論にはいる構成になっている。
扱われているテーマが網羅的で、簡潔に、鋭く説明されていて、なんとなくもやっとしていたところもクリアーになっていく。
インドの言葉が、そのまま漢字で表現されていることが多いことは、知っていたが、まだまだ他にもたくさんあったことを知ったし、当たり前に使われている言葉(例えば”経”)の由来も知ることができた。

ということで、仏教とは何ぞやという疑問をお持ちの方に、まずお読みいただきたい本。

明日から、また荒天になるという。今週末のゴルフもキャンセルが決まった。
コメント
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