東国三社巡りのラストは、香取神宮。
こちらは、千葉県なので、利根川を渡る。
東関道の突き当たり、潮来に向かう道だが、急に視野が広がり、いつも感動するところ。
PAから初めて見下ろしてみた。
ほどなく、香取神宮へ到着。
土産物屋が、並ぶが、香取さんという方も多い様子。
SMAPの香取さんは、関係者?
鳥居が見えてきた。
奥に、森が広がる。
東国三社は、皆、すばらしい環境の中にある。
参道は、広いが、曲がりくねっており、ちょっと変。
後からわかったのだが、旧参道は、もっと細い。
森の中の神社という感じだったのか?
本殿が近づいてきた。
楼門。
ここも、菊が飾られていた。
東国三社とも、菊まつりのど真ん中という感じ。
それにしても、みな手塩にかけて育てた様子がよくわかる。
そう大きくはないが、見事な楼門。
元禄時代の作で、重文に指定されている。
そして、見事な菊。
拝殿。
朱が使われておらず、落ち着いた雰囲気。
綱吉公の御造営という。
本殿も同じ雰囲気で、けばけばしさはない。
ご神木。
樹齢約1000年。
宝物館。
昔香取という軍艦があったそうで、それに因む展示も多いが、何といって目玉は、国宝の銅鏡。
海獣葡萄鏡と呼ばれるもので、中国隋時代の作。
これだけ大きい銅鏡が奈良時代から、ここに伝えられた不思議。
日本三名鏡の随一と言われている。
他の二つは、正倉院と、大山祇神社に伝えられているという。
お土産にペーパーウエイトを買ってきた。
なかなかよくできとる。
香取神社にもあった要石。鹿島神宮のよりは、大きいが、それでも、柵に囲われてないと気づかない大きさ。
鹿島神宮のとペアになっており、地中に石棒をさし、地震を起こす大ナマズを刺し通したという。
香取が、凸形、鹿島が凹形とある。
飯篠長威斎の墓。江戸時代の剣豪だそうだ。
奥宮。
香取神宮の奥宮は、ちょっと小さかったが、旧参道に面している。
ということで、三社とも立派な神社で、流石由緒正しき三社という印象だった。