2東国三社巡りの、2番目に訪れたのは、鹿島神宮。
日本を代表する神社だ。
ちょうどアントラーズが優勝した翌日だった。
アントラーズも、Jリーグを代表するチーム。
参道の手前の駐車場は無料。
参道の途中にあった駐車場だと、500円。
整備された参道を行くと、大きな鳥居が迎えてくれる。
3.11で悼オたものを再建したという。
立派な楼門。江戸初期のもので、重文に指定されている。
九州の阿蘇神社、筥崎宮と共に、三大楼門に数えられているという。
本殿。
意外と小さい。
江戸初期のもので、こちらも重文に指定されている。
装飾が見事だ。
秀忠が、造営したとある。
仮殿。
現在の本殿が作られた際、一時的にこちらに神様を移したという。
やはり、江戸時代初期のもの。
祈祷殿は、新しいが、本格的なもので、ここで、様々な祈祷を受けられる。
ご朱印も、ここでいただける。
平成の大直刀も展示されていて、見事なものだった。
本物は、宝物館で見ることができたが、とても奈良時代のものとは思えない。
でも、国宝だから、国としては、そう認定している。
石上神宮の七支刀の代わりに作られたものという。
そこから奥宮へは、巨大な森林が広がる。
見事なものだ。
鹿島神宮だけあって、鹿も飼育されている。
奥宮。
当初家康公が本殿として奉納したものを、移築したものという。
ちょうど、秋のお祈りの日だった。
神武天皇の時に創建されたと伝えられるから、日本で一番古い神社の一つであることは、間違いない。
常陸国風土記に、奈良時代以前の言い伝えが残されている。
奈良時代には、この辺りが、東の果てだったのだろう。
要石。
あまりの小ささにびっくり。
掘っても掘りきれないというが。
地震を起こすナマズの頭を抑えているという。
3.11は押さえられなかった。
鹿島神が大ナマズに乗っている。
宝物館にも、地震に関わる絵が多くこの地が、昔より、地震に悩まされていたことを物語る。
そう言えば、塚原卜伝という戦国時代の剣豪も、この辺で活躍したそうで、因んだ施設が多数あった。TVドラマのロケもこの辺で行われたようだ。
御手洗池。古来より、伝わる霊泉。
かつては、こちらが参道で、ここで、手を清めてから、お参りしたという。
種目毎に、品評会の真っ最中。
すばらしい時期に、最高の神社を参拝することができた。