昨日は、荒天だったが、文化の日の今日は、一転、最高の天気。
雲ひとつないとまではいかなかったが、大観山からの富士山の眺めは、いつ見てもすばらしい。
今日は、まず箱根神社に行った。
昨年7月から使い始めた神社のご朱印帳も、今日、二ついただいて、完結。
次回からは、2冊目がスタートする。
湖面近くからの芦ノ湖もすばらしい。
箱根神社からは、富士山は見えない。
初めて行ったが、杉並木がそびえ、趣がある神社だ。
江戸時代ぐらいからのものであろうか。
これは、矢立の杉と呼ばれるご神木。
坂上田村麻呂が、東北征伐に向かう際、矢を奉納したと伝えられるが、ちょっと時代が合わない?
参道を右に直角に折れ、本殿への階段が見える。
後から知ったのだが、この階段を逆に下ると、よく映像で見る、芦ノ湖の鳥居がある。
門は、こじんまり。
拝殿は、こんな感じ。
あまり古さは、感じない。
右に並ぶように、九頭竜神社の新宮がある。
本当の九頭竜神社は、箱根神社のかなり先にあるのだが、ここで、まとめて参拝できるようになっている。
下に戻ると、そこには、弁財天社があった。
その横に祀られているのが、ケケラキと呼ばれる古木。
一旦湖の底に沈み、また浮いて来たのを祀ったものという。
これがよく映像で見る、芦ノ湖の鳥居。
箱根神社の参拝を終え、ポーラ美術館に向かった。
これは、ポーラ美術館の入口にあったもみじ。
何回も訪れているが、すばらしい美術館だ。
建物のデザインもすばらしいし、周りの箱根の山々とマッチしている。
入館者が300万人を突破したらしい。
このような場所にあるにも関わらずだ。人気の高い証拠だろう。
今回訪れたのは、この"自然と都市”展を見るため。
フランスの印象派以降の画家たちが描いたパリ、パリ近郊の絵を、蔵出し展示してくれている。
昨年夏パリを訪れ、その後も、この手の展覧会には、こまめに足を運んできただけに、ひじょうに、のめり込める展示だった。
19世紀以降のフランスの有名な画家の絵は、一通りあったのではないか。
もちろん、全部展示という訳には、スペースの関係でいかないのだが、大満足の展覧会だった。
スケジュールを順調に消化できたので、ポーラ美術館の周りの遊歩道を散策。
自然をなるべく残しながら、この美術館が作られたことがよくわかる。
遊歩道の周りには、彫刻類が、ぱらぱらあって、それも楽しめるように工夫されている。
とうことで、天候にも恵まれ、秋の箱根を満喫できた。