かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズのデザイン地図

2016年09月10日 | The Beatles
今日は、晩夏のゴルフ。
ちょうど、適度な天気で、白ティではあったが、3年振りぐらいのいいスコア。
本当に、ゴルフはわからない。
まぁ、素直に喜んではいるが。

ゴルフやってる途中に、錦織選手は敗退。
技術より、体力?
広島は、これからどうなるかな?



またまた出たビートルズ本。
美術の先生を経て、今は、大学教授による書。
自ら、ビートルズの面々の絵を描くアーティスト。

本書は、珍しく、ビートルズが出した13枚のアルバムのジャケットアートにフォーカスした書になっている。
本人による絵が混じっていて、やや水増しの感を受けるが(著者はオリジナル感を出そうという良意志を思うが)、内容は、よくまとまっていて、技術的な面、ジャケットアートの背景等、今までの書にはないディープさだ。
ジャケットの中でも有名なアビーロードの写真だが、カメラ位置、天気、絞りなど、完璧なセッティングだったからこそ、この写真になったことがわかる。
Let It Be のばらばらの写真すら、そのトリミングの方法など、絶妙という。

最初のPlease Please Me から、最後のLet It Beまで、その時々の彼ら、その音楽、社会背景等を見事に映し出していたことがわかる。
もちろん一生懸命ジャケットデザインを考えていたことはわかるが、50年後、ここまで、考察されるとは、当時誰も思わなかったろう。

やや散漫さはあるが、ビートルズのアルバムジャケットの意味を知るには、打って付けの一冊と思う。
著者は、ビートルズのアルバムジャケットを教材にしたイベントを行っているとのことで、次の機会には覗きに行ってみたい。
コメント
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