かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

BLUE NOTE RECORDS BEYOND THE NOTES

2020年05月27日 | Music

早くも、だんだん夏の寄稿になってきた。
今年の春は、何もなく終わった?



本映画は、公開されていた時は、見れなくて、BD化されたので早速ゲット。

BLUE NOTEレーベルの歴史が、コンパクトにスマートにまとめられている。
意外と動画は少なくて、スナップ写真で繋いでいる場面も多いが、BLUE NOTEレーベルが、ジャズの発展に果たした貢献が極めて大きいことがわかる。

儲かる音楽に走りがちな業界だが、真の芸術的な音楽の追求を続けることをミュージシャンに許し、その与えられた自由に、ミュージシャンたちが応えてきた様子がよくわかる。
ライオンとウルフという動物園みたいな名前の二人の、レーベル創建時の思想が貫かれた。

ハービーハンコック、ウェインショーターなど、実際に聞けたミュージシャン達が登場するのも嬉しい。ロバートグラスパーも見れる予定だったのだが、このコロナ騒ぎで、残念ながら、キャンセルになってしまった。
この映画の最後のスターはノラジョーンズ。
デモテープだけで、即採用が決まったという。
彼女の演奏もまだ見れていない。

昨年のTedeski Trucks Bandのコンサートで飛び入りしたDon Wasが、今のBlue Noteの社長だったことも、本DVDで、恥ずかしながら、初めて知った。
たまたま演奏まで見れたわけだ。

BLUE NOTEの歴史に留まらず、JAZZの歴史を、振り返りたい人にはうってつけの映画。
ミュージシャン達の、JAZZにかける情熱がすばらしい。

マイルスデイビスの実録映画が公開されるらしいが、見に行けるかな?

コメント
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