かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Jenny Boyd

2020年05月17日 | The Beatles



今日は、すばらしい天気。
ウォーキングしたら、金沢八景、房総の方まで見えた。



本書は、ファンクラブの紹介がなければ、出会わなかったろう。
Juniper は、西洋杜松(セイヨウネズ)という植物の名前らしい。
Jennifer Juniperという名は、ドノバンの曲にもあるようで、もしかするとリシケシュの瞑想旅行の時に、彼女を題材に、ドノバンは、曲を作ったのかもしれない。



本人のサイン付。
Jenny Boyd さんは、Pattei Boydさんの妹で、1947年生まれ。
お姉さん同様モデルをやっていたという。
そして、当時のビートルズや、クラプトンの追っかけになり、お姉さんが、ジョージの奥さんになり、後に、クラプトンの奥さんになったのは、ご存じのとおり。
ビートルズのリシケシュへの瞑想ツアーに同行していたとは知らなかった。
本人は、Mick Fleetwoodの奥さんに、2回なった。
ミックジャガーや、ドノバンの曲のヒントにもなったというから、この題名もやはりそこから来ているか。60年代のポップカルチャーで、重要な役割を果たした。

瞑想旅行から帰国後、マジックアレックスと同居したり、アップルブティックで働いたりしていたが、結局、15歳の時に出会ったMick Freetwoodと結婚した。
離婚しているが、本書に賛辞を送っており、関係は悪くないようだ。

写真も豊富で、子供の頃から、最近の写真まで、興味深い写真も多い。
お姉さんに似て、美人である。
2018年の写真もあるが、お姉さんより痩せている!
トークショーなどもやっているようだ。
著名ミュージシャンや、ダイアナ妃との写真も興味深い。
インドでの写真や、ジョージとの2ショット写真もある。

分量が結構ある本で、今は、全部読んでられないのだが、ぱらぱらめくると、彼女の半生を、真摯に語った本のようだ。
結果として、Swinging 60'の雰囲気がよくわかる。
ビートルズを知ったのが、15歳の時、1962年11月だったというから、まさにビートルズ初期からのコアなファンだった。
ジョージにコードを習ったとあるから、お姉さんと三角関係?
瞑想旅行の時の話や、その後の話も。
マハリシがロンドンに来るという広告は、Pattie が見つけたという。ロンドンの説法の後に、Bangorの説法に招待され、ついていったようだ。本人は、マハリシに傾倒していなかったようだが。
エプスタインも合流する予定だったが、悲劇が起こった。
知られた話だが、その場にいた人物の語りには、リアルさがある。

流石に翻訳本は出ないと思うが、読みやすい本ではあるので、時間がある時に、またぱらぱらめくってみたい。
凄い本ではないが、興味深い本。

コメント
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