今日も、天気がいまいちはっきりしない。
本書は、本屋の洋書コーナーで見つけた。
こんな?マイナーな本を並べてくれたことに敬意を表して、その場でゲット。
著者は岡崎さんという方で、日本のカルチャーを英語で、紹介する本を多く書かれているようだ。
特に東北に関するイベントにも参加されているそうで、東北シンパの方なのだろう。
本書も、東北愛がよく表れており、最後の方には、東北の観光地紹介コーナーまである。
こけしの部分についていうと、ややまだら模様。
私は、伝統こけししかわからないが、こけしの産地については、網羅されているものの、その各産地での工人の歴史、模様のパターンなどは、一部をピックアップして紹介する形になっており、全体像がつかみにくいかもしれない。
しかし、丁寧に説明されており、こけし、東北の文化を知りたい欧米人にはいい導入本になると思う。
そういえば、コケーシカさんは、マトリョーシカなど、ロシアの工芸も取り扱われているが、今のウクライナの状況を見て、さぞ、悲しまれているだろう。
ここまで来たら、なかなか停戦も難しくなっているのだろうが、そうすると、西側が、じわじわと底力を出してくるのだろうか。
それとも、ロシアが盛り返すのか。
いずれにしても、悲劇。