今日は、予定していたゴルフが、朝の雨で中止になり、ちょっと気になっていた、”異国の面影”展に行ってきた。
まず、元町で、軽くランチ。
初めてはいったお店だったが、リーズナブルで、雰囲気も、味も良かった。
元町から、横浜開港資料館で開催されている”異国の面影”へ。
120年前の外国居住地の地図が展示され、それと、現存する資料、写真などを、関連づけて展示し、当時の横浜を、浮き上がらせる企画だ。
地図そのものは、建物の材質などを示したもので、誰の家とかの記載がないので、なかなか見にくかったが、エリア毎に、展示されているので、そこで、確認ができる。
地図の色がさまざまなのは、建物の造り毎に色を変えているため。
結局、その後の、関東大震災で、ほとんどの家が崩れ、山下公園の土台になってしまったのだが。
当時、地震保険ってあったんだろうか?
日米和親条約の締結の絵に出てくる玉楠の木も健在。
関東大震災で倒れた跡に生えてきた木だが。
桜木町方面に向かおうとしたら、トライアスロンで、交通規制だらけ。
スポーツと、公共のバランスは、難しい。
ちょうど、遠くに、サイクリングの一群が通り過ぎていくのが見えた。
そこから向かったのが、横浜市民ギャラリー。
知り合いが写真展で、入選したということで、見に行ったのだが、なかなか立派で、びっくり。
他のフロアーは、絵画展をやっていたが、こちらは、結構ばらつきがある。
写真の場合、ちょっと勉強すれば、努力次第で、いい写真が撮れるような気がする。
ついでに、隣の伊勢山皇大神宮へ。
明治初年にできた神社で、関東のお伊勢様とも言われる。
建物のも、古式のように見える。
横浜の企業は、大体、新年、伊勢山皇大神宮はお参りすることになっている。
隣に、大神神社があったが、その本尊の岩は、平成8年に、磐座を、本場の大神神社から移設したものという。
そのようなことができるとは、知らなかった。
それだけ、伊勢山皇大神宮が重要な神社であることの証だろう。
もう一つついでに、掃部山(かもんやま)公園に寄った。彦根城が国宝に指定されることになったということで、井伊様もご満悦であろう。
ずいぶん前、彦根城に行った時も、大運動を展開していたから。
ということで、ゴルフで空いた一日だが、有意義な一日だった。
B.B. KINGさんが、亡くなったという。
まさに、巨人と呼ぶにふさわしい方だった。
天寿を、全うされたが、まだ、ニコニコしながら、どこかで、歌っているような気がしてならない。
ご冥福を、お祈りする。
今回の、PMの来日に合わせてか、偶然か、ビートルズクラブより、WINGS特集号が出た。
流石、日本での、本家とあって、内容は、オーソドックスかつ、充実している。
解散後、ソロアルバムを2枚出してから、ウイングスを結成、日本で、逮捕され、公演中止になり自然消滅するまでを、結構、リアルに、生き生きと描いてくれている。
まぁ、目新しい話は、あまりないが、ウイングスという切り口で、まとめてくれているので、初中級者には、ちょうどいいのではないか。
写真も、見たことがないものも多く、結構楽しめる。
最初の日本ツアーが企画された時、ビザがおりなくて、中止になったことは、よく覚えているが、ウイングスのツアーというのは、意外と少なく、本当に、貴重な機会を逸したものだとつくづく思う。
一方、PMが逮捕されて中止になった時は、ウイングスとしては、結構下り坂の時期で、あの事件も、そのせいかなという気もしてくる。
脱ビートルズからスタートしたせいもあり、映像記録は、少ないが、絶頂期のロックショーが残されたのは、幸いだった。ジェームズポールマッカートニーは、まだ、ウイングスとしては、発展途上であったこともわかる。
初期ほツアーでは、ビートルズの曲は、全くやらなかった。
当時の、PMの、ウイングスにかける意気込みがわかる。
私が、一番ロックに夢中だった中学時代、ウイングスのまさに成長期だったことを改めて認識した次第。
ジェームスポールマッカートニーがTVで放映された時、まだビデオもなく、カメラと、テープレコーダーで、記録したことが懐かしい。
まだ、ネガあるかな?
テープは、たぶんもうないな。
その後、海賊版で、DVDはゲットしたけど。
PMファンには、安心してお勧めできる。
明日は、ゴルフ。天気が、ちょっと心配だ。
この何のこっちゃわからないアルバムカバー。
ツェペリンの4枚目のアルバムは、天国への階段で、あまりにも有名だが、3枚目から、大きく幅を広げた、単なるハードロッカーではないことを見せつけたアルバムと言えるだろう。
そして、ツェペリンの存在を永遠のものとした(ちょっとオーバーか)?
ただ、それほど、インパクトの強いアルバムであったことは間違いない。
そして、ライブの映像よって、ビジュアル的にも、永遠に残ることになった。
まさに、エンターテイメントハードロックの絶頂期だ。
ボーナスCD(コンパニオンディスクと呼んでいるが)には、いつも驚かされるが、Rock And RollのAlternative Mixや、天国への階段のサンセットサウンドミックスなど、出色だ。
The Battle Of Evermoreの、12弦ギターの音など、夢の中に引き込まれるようだ。
ラストの、When THe Levee Breakesの圧倒的な音の嵐も捨てがたい。
解説によると、今までの世に出た海賊版の音源とは、まったく別の音源からの音という。
ツェペリンの海賊版は、昔のライブの1枚しかないので、真偽のほどは、定かではないが。
ジミーペイジの肝いりプロジェクトだけあって、聴き応え十分!
Bowieの、新しいベスト版が出た。
前回出たのは、DVDと共に出た10年以上前だと思うが、その間、新作も少ないので、新しい曲も盛り込んでというよりは、前回のベスト版に取り込めなかったのも、含めたという構成だ。
新曲も一曲披露されている。
いろいろ種類が出ているが、このデラックス版(3枚組)をゲットすれば、すべてカバーされる。
中を見ると、Nothing has changed と、Evrything has changedが、対義語として使われている。
デビュー50周年を迎えるBowieにとって、変化を続けてきた彼と、本質が変わってない彼を表現するのに、まさに適したタイトルのように思う。
前回ツアーは、シンガポールで見たが、そのツアーの後半で倒れ、結局、ツアー活動は、その後止めてしまった。
突如、新アルバムを出したのは、記憶に新しく、Bowie健在を印象づけたが、あまりマスコミに出ないということは、健康上の不安は、抱えているのだろう。
個人的な興味は、新曲のSue (Or In A Season Of The Crime)と、今まで聴いたことがなかったBuddha Of Suburbtaだったが、前者は、なかなか斬新。ちょっとリズム取りにくい? 後者は、時代も反映してか、暴威の世界だった。
その他にも、サイコーといいたくなる曲ばっかりなので、ロックの歴史を知りたい人に、幅広くお勧めできる!
ボブディランの新作。
と言っても、ゲットしてからずいぶん経ってしまったが。
前回は、オリジナル曲で構成されていたが、今回は、すべてカバー曲。
フランクシナトラが歌っていた曲達で、あのだみ声ではなく、ハスキーながらも、かなりまともに歌っている。
シナトラに敬意を表してということか。
録音は、ほとんと一発録りだったというから、普段から相当歌いこんでいたということだろう。
そういえば、PMもジャズの名曲を集めたCDを出した。
原点回帰というか、温故知新というか。
レディガガの、トニーベネットとの共演もよかった。
音楽は、散々多様化する段階から、長年蓄積されたストックから、好みのものを、選択し、再構成する時代に突入したか?
しかし、ディランは、もうあのだみ声しか出ないと思っていたのに、びっくりだ。
どっちが本当のディランの声?