本書は、楽天ポイントが期限切れになるということで、探していて見つけた。
2016年に出ていた本らしいが、全然知らなかった。
The Beach BoysのBruce Johnston氏が序文を書いており、それなりに認知されていた本であったことがわかる。
ページをめくると見たことがない資料や、写真が満載。
マジカルミステリーツアー撮影時のオフショット写真や、アップルブティックの壁画のペイント時の写真など、初めて見た。
写真がすごく多いので、ビートルズマニアでも、たぶん見たことがない写真が絶対あるはず。
日本公演に関する部分は、見開き2ページだが、その中にも、見たことのない写真が。
武道館を上から見下ろした鳥瞰写真。
どうやってこれらの写真を集めたのかわからないが、ビートルズファンだったら、びっくりする写真が含まれていること間違いなし?
ビートルズストーリーの最新版72 & 73が出た。
本シリーズもだんだん完結が近づいてきたが、今回は、解散後の2年間をカバー。
4人がばらばらに動いているのに、2年分を1冊にまとめたわけだから、濃度は、どうしても下がるが、紙幅をめいっぱい使い、手抜きなし。
充実した内容になっている。
最初の写真群がすごい。
見たことのない写真が多くある。
責任監修をされている藤本さんがおっしゃっていたが、版権を取るのが最大の苦労だそうだ。
確かに、版権者が異なっており、交渉がたいへんだったろう。
ジョンとヨーコがべトナムのノンラーを被っているツーショット写真は、初めて見た。
ジョンはこの時期、アメリカ政府との戦いで、エネルギーを費消していた。その中、ヨーコは絶好調?
ポールは、ウイングスに夢中。多くのヒットも生まれた。
ジョージは、バングラデッシュのコンサート後、しばらく静かだったが、リビングインザマテリアルワールドでまた花を咲かせた。
リンゴは、最大ヒットとなったアルバム”リンゴ”で、ビートルズ4人の参加を得た。今でも、最高傑作だろう。私は、中古で買った。
当時、日本でも再結成のニュースが飛び交っていたが、50年近く経って、いろんな事実が発掘され、再結成はないものの、リユニオン的な公演の可能性はあったことがわかって来ている。
残念ながら実現しなかったが、もし実現していたら、ルーフトップコンサート以来の事件になっていただろう。
また、当時、外タレの動く映像は、ほとんど見れなかったが、ポールのメアリーの子羊のPVと、ジェームスポールマッカートニーは、よく覚えている。
後者は、1974年3月26日の放送だったという。
中3の春休みのことだったらしい。
テープレコーダーで録音しながら、テレビの写真を撮った。
40分の縮小版だったそうだが、完全版のリリースを期待したい。
メアリーの子羊のリリースも、まだされていない。
赤盤、青盤も懐かしい。
こちらは、弟に買わせたが、立派な木製パネルが付いてきた。
本書で、石坂さんのキャンペーンの一環であることを知った。
弟は、まだ、持っているのだろうか。
盤面も美しかったことを覚えているが、ジャケット写真が、デビューアルバムの写真と、幻のゲットバックの写真であることは、知らなかった。
一般の人は、どれだけ知っていたのだろうか?
私が一番洋楽のING情報をゲットしていた時期のはずなのだが、知らないことばかりで、当時、日本に情報はあまり入っていなかったことが確認できる。
面白かった。
ビートルズの歴史を発掘し続け、世に出してくれている藤本さんに感謝。
MUSIC LIFE誌は、我々世代の洋楽ファンにとっては、欠かせない情報誌であった。
その後、世界的に見ても、凄い雑誌だったことがわかっている。
廃刊になってからずいぶん経つが、時々、特集を組んで、発刊されている。
今回は、ジョンとヨーコがテーマ。
確かに、出会いから別れまで、すべてドラマチック。でも、ドラマではなく、実際に起こったことだ。
本誌は、バランスよく、その歴史を掘り起こしている。
冒頭の写真は、1968年12月のクリスマスイブの時の、二人の写真。
星加さんの話によると、二人は、サンタクロースに扮して現れ、アップルのスタッフにプレゼントを配った後、仕事は終わったとばかり、二人で、部屋の隅っこで、話込んでいたという。
まだ、ヨーコの存在は、日本では、そんなに知られていなかったのではないかと思う。
そして、1年後には、実質解散していた。
その後、ヨーコがジョンの人生を飲み込むような形になり、作品も発表したし、差別や、戦争への反対運動の最前線に立つことになり、突如、半引退になり、そして、復活直後、暗殺されてしまう。
結果的には、悲劇になってしまったが、ポールとは全く違う人生を送ったという意味で、ジョンらしかったとも言える。
書き下ろしの記事も多く、見たことがない写真も多く、また昨年のビートルズ関連の動きをまとめてくれてもおり、充実した1冊であった。
今日は、マイ文化の日?
まずは、プーシキン展。
正直、展示品が偏っていて、好きな人にはハマるが、一般人にとっては、好みが別れるところだろう。
個人の収集品を合体した美術館だそうなので、そうなったのだろう。
やはり、モネの作品が秀逸。
セザンヌ、ルソーも。
昼は、いつもの精養軒。
この席は初めて。
コスパがよい。
トーハクに行って、タダ券があったので、シアターへ。
今日が最終日の演目だったが、よかった。
江戸の絵師の思いれの強さが、名作を生んだことがよくわかった。
来週からは伊能忠敬だそうだが、こちらも、要注目。
そしてトーハク。
珍しい展示方法で、いろんな題材から発展した芸術を、テーマ毎に展示。
意表をつかれた感じだが、すばらしかった。
新しい、企画展の姿を示したものかもしれない。
それにしても、若冲凄い!
まるで、夏のよう。
最後は、川崎のクラブチッタ。
井上陽水さんは、今年は、小さな会場でのコンサートが多い。
今日は、クラブチッタで、600人ぐらいの会場。
席も前から6番目。
陽水さんも、客席からの距離が近いと少々ビビっていた?
セトリはこのとおりで、前回ツアーのカバー集から、オリジナルのみの構成。
キーボード以外のメンバーは変えて、心機一転という感じ。
かつては、この規模のコンサートも多かったが、久しぶりで、本人も新鮮な雰囲気を楽しんでいる様子。
本ツアーは、まだまだ続くので、お勧め。
川崎では、ユーミンの写真展をやっていた。
こちらもまだ続くようなので、時間作って訪れてみたい。
ということで、大満足の一日だった。
今日は、最高の天気。
お墓参りのお寺の花も満開?
BBCの音楽番組に、ビートルズは、52回も出演し、300曲近い曲を演奏したという。
その音は、アンソロジーや、BBCの音源を元にした2度のCDで、リリースされているが、その他にもリリースされていないが、いい音源があるという。
それが、3枚のCDにまとまられオフィシャル?海賊盤としてので、早速ゲット。
説明によると、アビーロードの音と違い、BBCには、音源は残っておらず、どこからか音源を探してきて、いいものだけを収録したという。
確かに、オフィシャルにリリースされたのと、レベルはそう変わらない。
曲は、被っているものがほとんどだが、上手くバラされており、そのまま通して聞いても楽しい。
ラジオ番組用の演奏だからしっかりしているし、録音もいい。
冠番組のテーマ曲や、その他の番組ソングや、MC、インタビューなど、タイムカプセルを開けて気分だ。
1963年3月の、Please Please Me を紹介するMCなど典型だろう。
金切り声が、もう聞こえている。
スタジオ録音とは違う臨場感も味わえる。