かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Tom Petty

2018年10月11日 | The Beatles
昨日、たまたま触れたシアーズが?
シカゴにいた時からぱっとはしなかったのだが。
日本で言えば、ダイエーやマイカルを思い出す。
大き過ぎて、時代の流れに乗れなかったということか。



ビートルズと活動を共にしていたメンバー達が次々と亡くなっていく。
しょうがないのだが、寂しい。

Tom Pettyもその内の一人。
薬物の過剰摂取が直接の原因と言われるが、早すぎる。
昨年急逝した
享年66歳。

一度もコンサートに行くことはできなかったが、Heart Breakers のリーダーとして、またジョージの盟友として、ロックの歴史に名を刻んだ。
ディランの来日時、バックバンドで来日していたらしいが、残念ながら行けてない。

ビートルズファンとしては、ジョージとの覆面バンドのトラヴェリング・ウィルベリーズとしての活動が特筆されるが、その時のメンバーは皆心底楽しんでいるように見える。
これこそ音楽の本来の姿なのだろう。

トラヴェリング・ウィベリーズのメンバーのサインは、全員揃ったけど。
まさか、全員一緒のサインはないよね。

凄くいい奴なんだろう、きっと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RAMPAGE

2018年10月10日 | Movie


最近は、映画館に行くことが少ない。マイエンタメの中では、優先順位が落ちる。
その分、機内で小さな画面で、見だめしたりしているが、このRAMPAGEもその内の1作。
機内では当然迫力がないので、たまにBDで買い直して、5.1chで自宅で鑑賞したりする。

見るからにB級映画で、確かにストーリーもB級かもしれないが、そのCGの凄さは、超一流。
現在のハイテク技術を駆使して制作されている。
特典映像で、その制作過程の一部が披露されているが、CG技術と共に、パズルを組み合わせるような撮影シーンも面白い。

BDをゲットしたもう一つの理由は、舞台がシカゴだということ。
しかもオフィスがあったワッカードライブが怪獣?達が大暴れする舞台になっている。
当時の世界一の高さを誇ったシアーズタワー(今は、20位ぐらいらしいが)が唐黷驛Vーンなど圧巻だ。
ビルの合間を軍のヘリコプターが飛び回るが、その映像は、実際にヘリコプターでの空撮というから驚き。相当の技術がないと危ない。
映像を撮りまくって、そこにCGで、怪獣を暴れ回らせたという。
特典ムービーでも制作者が言っているが、シカゴの街の建築群は、シカゴ学派と呼ばれた高層ビルの走りであり、映画にぴったり。シカゴを舞台にした映画も数多い。

これも特典ムービーで知ったのだが、このRAMPAGE、元はビデオゲーム(アーケード時代)だったのだそうた。
1986年の作品というから、私がシカゴに赴任する1年前に、アメリカで発表になったもの。
日本で、見た記憶はないし、画像を見た限り、日本の任天堂のTVゲームの方が進んでいるように思う。
そのビデオゲームは、今回主役の3匹が、ビルを壊しまくるゲームで、この映画そのもの。
なぜゴリラと、狼と、ワニ?と思っていたのだが、ビデオゲームの登場怪獣をそのまま使っただけのことだった。

B級映画と割り切ってみれば、すばらしい作品?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

IMAGINE

2018年10月09日 | The Beatles

今日は、ジョンの誕生日。
78歳ということか。
生きてたら、反トランプの先頭に立っていたかも。



ポールが新作を発表する前から、このIMAGINEプロジェクトは、スタートしていた。
ポールの新作とぶつかって、ヨーコさんは、ご立腹?

まずは、邦訳された日本版が、10/7に届いた。
元々は、ジョンの誕生日に届く予定だったのに、早く届くのは珍しい。

とにかく豪華。
写真も説明もこれでもかこれでもかというぐらいてんこ盛り。
写真の方は、IMAGINEの映画ができた時(これも30年前ぐらいになるか)に見たことがあるような写真が多いが、説明の方は、ここまで掘り起こしたものはなかったろう。
当時の記憶が残っている限り細かく記したという感じ。

ヨーコさんの序文から始まるが、お元気そうだ。一時、斑ボケが伝えられたが、回復されたのだろうか。

ティッテンハーストパークの図面は初めて見たが、とんでもない邸宅だ。
庶民だと維持費のことを考えてしまう。
例の白いピアノのインボイスがあるが1891ポンドとあり、意外と安い。
当時の物価水準はわからないが。
アスコットスタジオの設計図も凄い。当時のEMIスタジオの機材よりも新しい機材を入れたそうだ。
今は、監獄にいるはずのフィルスペクターの存在が大きかったこともわかる。
クラウスフォアマンの当時の録音風景のスケッチもいい。
先日紹介したバッドフィンガーの面々も録音に加わっている。
多くのすばらしいミュージシャンが制作に関わっていたこともわかる。

改めて思うのは、IMAGINEが、ジョンとヨーコの二人がいたからこそできた作品であることだ。
単なる音楽ではなく、総合芸術として、どちらか一方ではできなかった作品だった。

もちろん安くはないが、この質とボリュームだったら、こんなものだろう。

アルティメイト・コレクション、本書の英語版、バイナル盤といろいろ予約してあるので、これから、ぱらぱらと届くだろう。
届いたら、またご披露したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Casiopea 3rd

2018年10月08日 | Music
今日も、庭いじりでたいへん。
でも、これで半年ぐらい、大丈夫かな。



夜は、Casiopea 3rdのブルーノート。
素晴らしかった。



席が、まずど真ん前の最前席。
友人が確保してくれた。



これ、ベースの鳴瀬さんのスイッチだけど、1箇所しか使わなかった?
予備のベースも結局使わず。



選曲が、前期から、最新まで、網羅されていて、言うことなし。
野呂さんの汗がほとばしる熱演を、最短10cmの至近距離から、堪能した。
Casiopea3rdとしては、初のブルーノートだそうで、それも、熱演の一因だったかもしれない。

アンコールまで、18時10分とセットリストにあったが、本編終わったら、18時20分。
アンコールは、一曲になったが、定番のHALLE大盛り上がり。
最後の挨拶の時、鳴瀬さんが、私の肩に手をかけ、テーブルに立とうとしたが、流石に諦めていた。
神保さんもいよいよ還暦。同窓同期だから、当たり前なのだが、来年3/9に、ソロコンサートを開催するそうで、ますます元気。まず、見た目が若い!

元気ももらった一夜だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逆説の日本史21 幕末年代史編Ⅳ

2018年10月07日 | Books
今日もいい天気。
一日中、力仕事。
しんどかった。



井沢さんの逆説の日本史は、文庫化されてから全部読んでいる。
最新号は、まさに今から150年前、明治維新ど真ん中の4年間を取り上げている。
戦国時代と共に、人気のあるこの時代。今の大河ドラマ西郷どんもこの時代だ。

本当にこの本はよくできていて、通説が実は、そうでもないことを一つ一つ検証していく。
本書を読むと、もちろん坂本龍馬もすごいが、曲者岩倉具視の動きが、明治維新の動きを決定づけたのではないかということがわかる。
高杉晋作の天才振りも描かれるが、長生きしていたら、いい方向に向かったとも限らない。
もちろん、通信事情が今とは全く違う当時だから、全ての情報を掴んだ上で、戦略を立てるわけにもいかず、知らないところで、知らない事件が勃発しているのだが、その中で、江戸城の無血開城を実現させ、徳川の残党を煽り、壊滅させる。
徳川慶喜の気持ちを図りながら、大阪から逃げさせ、江戸城からも逃げさせる。

本書で、よく出るのが、徳川家の朱子学、陽明学重視の姿勢だが、確かにその軸から考えると、徳川家の末期の混乱が、わかるような気もする。
そして、薩摩藩の狡猾と言われてもしょうがないような、徳川家の追い落とし。
でも結局、内乱を最小限に抑え、列国による植民地化を防いだ。

まぐれと言っては失礼だが、いろんな偶然がなかったら、このような結果にはならず、内戦となり、列強の介入を招いた可能性が強かったように、本書を読んでさらに感じた。

日本史に興味のある人には、広くお勧めできる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする