かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

IMAGINE

2018年10月09日 | The Beatles

今日は、ジョンの誕生日。
78歳ということか。
生きてたら、反トランプの先頭に立っていたかも。



ポールが新作を発表する前から、このIMAGINEプロジェクトは、スタートしていた。
ポールの新作とぶつかって、ヨーコさんは、ご立腹?

まずは、邦訳された日本版が、10/7に届いた。
元々は、ジョンの誕生日に届く予定だったのに、早く届くのは珍しい。

とにかく豪華。
写真も説明もこれでもかこれでもかというぐらいてんこ盛り。
写真の方は、IMAGINEの映画ができた時(これも30年前ぐらいになるか)に見たことがあるような写真が多いが、説明の方は、ここまで掘り起こしたものはなかったろう。
当時の記憶が残っている限り細かく記したという感じ。

ヨーコさんの序文から始まるが、お元気そうだ。一時、斑ボケが伝えられたが、回復されたのだろうか。

ティッテンハーストパークの図面は初めて見たが、とんでもない邸宅だ。
庶民だと維持費のことを考えてしまう。
例の白いピアノのインボイスがあるが1891ポンドとあり、意外と安い。
当時の物価水準はわからないが。
アスコットスタジオの設計図も凄い。当時のEMIスタジオの機材よりも新しい機材を入れたそうだ。
今は、監獄にいるはずのフィルスペクターの存在が大きかったこともわかる。
クラウスフォアマンの当時の録音風景のスケッチもいい。
先日紹介したバッドフィンガーの面々も録音に加わっている。
多くのすばらしいミュージシャンが制作に関わっていたこともわかる。

改めて思うのは、IMAGINEが、ジョンとヨーコの二人がいたからこそできた作品であることだ。
単なる音楽ではなく、総合芸術として、どちらか一方ではできなかった作品だった。

もちろん安くはないが、この質とボリュームだったら、こんなものだろう。

アルティメイト・コレクション、本書の英語版、バイナル盤といろいろ予約してあるので、これから、ぱらぱらと届くだろう。
届いたら、またご披露したい。

コメント
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