皆さん、お疲れ様です。塚本洋美です。
「稼プロ!」の皆さんには、1週間前に、特別企画の「ボイストレーニング」のご案内がきておりました。今年1月~3月に渡って受講した経験から、その時の感想を中心に書いてみたいと思います。
受講した動機は、ズバリ若返りにありました。あの頃は、自分の年齢が気になっていたことから、“できだけ若く見られたい”という気持ちがありました。若々しい診断士の方が、魅力的であると考えておりました。
昨年の宮崎先生の特別講義を受け、先生の若さに驚愕しました。そして、宮崎先生の著書である「声の教科書」のなかでは、トレーニングを継続することにより、特に中年以上の場合、確実に若返ると書かれておりました。
内容は、午前中に“ののゆる体操”、発声練習、午後からはナレーションという構成でした。
良かった点は、自分にあった的確な指摘をいただけたことです、私の場合、「聞く力を身につけること」「音感を鍛えること」など、厳しくも優しい指導を受けました。
一方、最も難しかった点は、“腹式呼吸による発声”です。3日間で体得できるとは考えておりませんでしたが、どの声がそれに近かったかなども感覚的に掴むことができず、正直分かりませんでした。
腹式呼吸による発声の習得にはトレーニングを続けることにしか方法はないと思います。その成果を明確に示してくれたのが、7月に行われた“朗読コンサート”でした。「稼プロ!」から参加された皆さんの素晴らしい声は、今も心に刻まれており、感動したのを思い出します。
研究会やセミナーなどを聴講して感じるのは、明瞭で聞きやすい声は武器になり、差別化の要素になることです。今年の17期生の皆さんは大変落ち着いており、聞きやすい声の方が多いと感じております。更に磨きをかけるための1つの方策がボイストレーニングであると思います。
今後の課題は、トレーニングを日常生活の中でどうやって組み込み、継続させるかにあります。金岩さんのブログにもあるように、録音して自分の声を聞いてみることも効果があると思います。
最後に、若返りを目指して受講したわけですが、この前、私より一回り年齢が上の診断士の先生から意外なアドバイスを受けました。それは、「経営者に対する説得力を増すため、あなたの場合、あと5歳老けなさい」というものです。なるほど、こういう見方もあるのかと、新たな気づきをいただきました。診断士という職業は、面白いものですね。