こんばんは。17期の依田です。
先日、茨城県のNPO法人であるITC茨城の定例会に参加してきました。
その場には、今年、新しく就任されたITコーディネータ協会会長がお見えになり、
協会の取り組みについての説明や意見交換を行いました。
懇親会にも参加して頂き、ざっくばらんにいろいろな話ができ、
非常に有意義な時間を過ごせました。
現在、ITコーディネータ協会では、会長が変わったことを受け、
改革を行おうとしている段階とのことです。
会長は改革の方針についての説明や意見交換を行う目的で、
協会に登録している各地域の組織をまわっており、
その一つとしてITC茨城の定例会にも参加されました。
そもそも、ITコーディネータは登録数こそ6,200人ほどいるものの、
実働は4~500人と登録者のほとんどが、企業に所属し資格を保持しているだけの状況とのことです。
そのような状況を変えるために、
”「ITを経営の力として活用する」ために、経営とITの架け橋ができる専門家として、ITコーディネータが必要不可欠である”
との理念のもと、以下の重点施策が掲げられました。
1.協会が先頭に立ってITコーディネータの仕事を開拓する
2.「稼げる力」の養成を図るとともに、協会が受講者拡大を積極推進する
3.情報サービス産業との連携を強化する
今まで、ITコーディネータ協会は、資格の更新手続き、セミナーの実施など、
事務手続きを行う組織であり、活動は個人の力量による部分が大きかったのですが、
協会として本腰をいれてITコーディネータの活躍の場を作っていくという姿勢が見られました。
重点施策にはあがっていませんが、ITコーディネータ以外の専門家との連携強化も必要なため、
他の専門家との組織としての連携ということも進んでいくのかもしれないと感じました。
ITコーディネータの仕事が増えた場合、他の専門家にとってはどうなのか。
競争相手とみなすか連携相手とみなすかで変わりますが、
お互いに切磋琢磨しながら、足りない部分を補っていけるのが理想なのかと思います。