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私が中小企業診断士を目指したきっかけ

2018-07-22 08:00:00 | 18期生のブログリレー

 

18期生 森です。初めてのブログになります。宜しくお願い致します。

今回は、初回講義で一緒の班の皆さんにはお話しした「私が中小企業診断士を目指したきっかけ」を書きます。

私は大学を卒業して今勤務している石油化学会社に入社後、ずっと工場内で勤務しています。

入社後20年経ち、40代半ばになり「定年後」のことを考えるようになりました。

私の職種の先輩方は、定年を迎えられると多くの場合、隠居してのんびりするか、工場に出入りしている協力会社さんに天下り的に再就職するかのどちらかです。

 

ただ私は定年後には化学工場には関係ない、自分にとって新たな世界で仕事をしたいと考えていたので、化学工場の外で何か仕事はないか探していました。

 

そんなときに本屋でたまたま手にした本が「カフェをはじめる人の本」という本でした。

この本を立ち読みしてみると、「あっ、これなら自分でもできるんじゃないか?」「退職金をつぎ込んで妻とカフェを開いたらいいじゃん!」と思い、定年後はカフェを開くことにしました。

そこで、それまでのインスタントコーヒーをやめ、ドリップでコーヒーを淹れるところから始めました。

 

貴重な退職金をつぎ込んで開くカフェですから長く続けたいです。しかし、カフェは石油化学会社とは違い多産多死の業種なので、よい立地でしっかりした経営をしなければ長く続けられないと考え、いい物件を探そうかとも思いましたが、実際にカフェを始めるのは10数年も先の定年後であり、今立地を考えても仕方ありません。そこで、本当に定年が近づくまでは、経営の勉強をしておこうと考えました。

 

「経営の勉強をする」といっても何か目標がなければ難しいと考え、経営に関する資格取得を目標に勉強をしようと考えました。経営に関する資格を探した結果、「中小企業診断士の資格取得の試験」を見つけるに至りました。

ただ、中小企業診断士の資格取得試験は難しく、これを取得するには相当な努力が必要だし、カフェを始めるからと言ってこの資格を取得する人はほとんどいなさそうだということも分かりましたので、この資格を目指すかどうか迷いました。

が、とりあえずカフェの経営に一番関係しそうな「運営管理」のテキストを買って眺めてみました。

その「運営管理」の内容が興味深かったのに加え、中小企業診断士の情報を集めていくにつれて、様々な企業を診る診断士の仕事も面白そうに思えたので、診断士の資格取得を本気で目指すことにしました。

 

その後、なんとか試験に合格し、中小企業診断士の資格がとれました。

(なお、試験勉強期間中に私の夢は「カフェを開く」から「診断士として活躍する」にほぼ完全に変わりました。ドリップコーヒーはめんどうだったのでインスタントに戻りました。)

しかし、資格取得は通過点ですので、これから1年間稼プロ!で学び、自分にとって新たな世界を診れるようになりたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します!

コメント (10)
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