おはようございます。16期藤田です。
文章のバリエーションを増やしたく、文章形式を変えてみました。変わりがなかったら、ごめんなさい。
※講義の振り返りはありません。
連携、協働、コラボ、オープンイノベーション、M&A。。。
これらの言葉、耳にすることが多いです。二者以上がビジネスにおいて一緒に何かする取り組みを意味しています。定義やシチュエーションは違いますが、これだけいろいろことばがあるということは機会が増加しているということと思われます。
昨日、24日、本業で新規事業として担当している、昨年7月に経済産業局から新連携補助金で採択をいただいたウェブサイトがプレリリースされました。
新規プロジェクトの資金調達を考える中、1次試験勉強で「新連携は、異業種中小企業2社以上、支給額は3000万、2年間」と暗記していたので「これ、このプロジェクトで新連携補助金を活用できるんじゃないですか?」とフラッシュアイデアで当時の上司にいってしまったのが全ての始まりでした。
上司はもちろん、新連携の相談に訪れた中小機構のプロジェクトマネージャーの方まで想定以上にのり気で、翌月の認定と補助金の2つの申請書の締め切りに向け、急遽申請することになりました。プロジェクトマネージャーの方も
土曜日朝8時に2週連続オフィスを訪ねてくださった甲斐あり、めでたく(まさに運)採択されたのは良かったですが、それからの出来事です。
15年前の「連携1.0」出会い、そして「連携2.0」へ
連携1.0 連携という方法があると知る
連携2.0 連携をとにかくやってみる←
15年前、私は別の会社で似たスキームで当時の上司が企画したウェブサービスの立ち上げと運営のお仕事を引き継ぎました。外部の方々に記事を書いていただき、掲示板で閲覧者と双方向のやりとりもできるサイトです。当時はそのプロジェクトに人生をかけていました。上司や先輩方は別のプロジェクトに関わっており、若気の至りで私がサイトサービス運営部分を支えなければという自負を持っていました。そう「連携1.0」「連携2.0」の始まりです。
よって、今回もシステム開発以外はある程度はできると思っていました。ただ取り組みが他の事例より珍しかったこと、行政機関との対応や関連部署や連携した会社への説明と調整、多くのドキュメント作成に追われることになりました。
サービス開発はリーダーによって進められましたが、様々な事情で申請内容がよい風に変わる場合、そうでない場合もあり、複雑な気持ちになることもありました。
「連携2.0」でバージョンアップできたのは?
この経験でプロジェクトを違う側面で見られました。15年前にご自分の大事な企画を崩したかもしれないのに大目に見て自由にさせてくれた当時の上司、影でピーク時は別の仕事もあり最大週3徹夜をして調整や多量のドキュメント処理をしてくれていた先輩のご苦労を思うと、仕事した気になっていた自分は、プロジェクトの一面しかわかっていなかったと気付きました。
今のプロジェクトでも、ウェブサービス立ち上げ直前の先日の3連休も休日出勤覚悟でしたが、開発担当の仕切り力と休日出勤してくださった連携会社のご努力で回避され、助け合っていることを感じていました。
「連携3.0」とは?
今は「連携はいいことで、したほうがいい」という空気を感じますし、事実その通りで増えていくことでしょう。ただし気を付けるべき点があると思います。
連携1.0 連携という方法があると知る
連携2.0 連携をとにかくやってみる
連携3.0 連携で結果を出す←
「連携3.0」のポイントは、ひとものかねのポイントですと以下のように感じています。
1_責任とリーダーシップ(ひと)
連携すると、責任の所在が複数に分散し、曖昧になります。体制が複雑で様々な人が関わり、1人のリーダーが全部知っているわけではありません。
ドキュメント提出ひとつでも誰かが確実に締め切りを守り、すすめないといけません。今回は行政との窓口の私にいろいろきました。
自分が責任を持つと決めたら、連携したチームとして、相手を信じて必要箇所は早めにわかる形で渡す、出しただけではダメで、相手が動いてくれなかったら、感情的になってもあらゆる方法で伝えることが大事と気づきました。どうしても困ることはロジックだて感情的に伝えたら、相手の動きが変わり、周囲も協力的になりました(怒ってたとしか思われてないかもしれませんが・・・)。相手は重要度を知らなかっただけで自分がなぜ大事かを伝えてなかったからだとわかりました。
2_最終形はわからないけど、きっといいものになると信じる(もの)
補助金は申請書で出した企画やスケジュールに沿って進めますが、補助金期間が2年間になるので、自分の申請書の大事にしたところが諸処の事情で変更することもありました。
申請書は提出して委ねたらみんなで一緒に作り上げていくもの、犠牲もあり作ったものだからこその綺麗事ではいえない痛みと共に深い理解と覚悟ができました。
3_資金調達(かね)
ステークホルダーは大事です。補助金の場合は監督省庁になります。
彼らには締め切りを守ったりこまめな報告など礼を持って接するとともに、リソースを使わせてもらうところは使わせてもらうリクエストはしていくとよい関係ができると気付きました。
今後も補助金はもちろん補助金以外もいろいろな調達方法を知り、活用できるようになりたいです。
***
連携3.0で1-3のことを思えるようになったのは、年月によることもあるとはおもいますが、
「稼プロ!」16期生として学ばせていただき、塾長や講師、先輩、16期の皆様などいろいろな方のお話をきいたからだとおもいます。
ひとりじゃないかと思うこともありましたが、講義やブログで近況を聞くとそれぞれみんな頑張っているんだなと感じることができて、
孤独感を感じずに済んだと思います。ありがとうございます。
そして、今感じているやぼう・・・
その昔の会社はその後、いろいろな事情でお世話になりっぱなしで、辞めることになってしまいました(個人間の交流はありますが・・・)。
新連携補助事業は、先日、幸い2年目、来年度の補助金の継続が決まりました。ウェブサービスで受けたご恩はウェブサービスで返したいと思います。
来年度、苦労はいろいろありそうですが、連携3.0として、連携の可能性や力を信じてプロジェクトメンバーとともに取り組み、成果を出していきたいと思います。
連携のイメージ
いろもかたちも味も違いますが、三種盛りはいいですよね♪
***
最後に、連携・コラボといえば!政策研さんのイベントでお話しさせていただきます!のお知らせ
今日政策研(中小企業政策研究会)さんの主催されるマスターコース紹介のイベントで稼プロについてお話しさせていただきます!
ご覧になった方で参加される方、よろしくお願いいたします。