Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

キーレス ドリルチャック インパクトドライバー用

2019-06-16 20:13:52 | 色々な道具
電動ドリルを使う時にはその用途に応じた先端ビットを取り付けますが
そのビットを取り付ける部分をチャックと呼び 他の道具を使わずに
ビットを取り付ける事が出来る物をキーレスドリルチャックと言います





これが今回ご紹介するキーレスドリルチャックで 先端ビットの軸径が 6.5mm まで
銜える事が出来る小振りな商品です






台紙には特徴が書かれています SunFlag と言うブランドで
商品展開する(株)新亀製作所と言う会社が発売しています
ドライバーを含め先端ビットは知らず知らずこの会社の物を
良く買っています






梱包から出してみました 電動ドリルと言っていますが
この商品はインパクトドライバー用で装着部が 6角軸に
なっています






鉄キリなどを銜える部分のチャックですが
この開閉を道具を使わず手で行うので キーレスチャックと
呼んでいます




キー式とは

キーレスが有るわけですから当然キー式と言う物が有ります
この写真の物がそれですが キーレスより遥かに昔から有る
構造です






キー式はチャック本体とハンドルが必要で このハンドルを
チャックキーと言います






先端ビットを取り付ける時にはチャックキーで本体を開閉し
ビットを挿入してから締め付けます




先程のキーレスチャックに鉄キリを取り付けてみましょう








通常の鉄キリであれば先端と取り付け部が同じ太さで
取り付け部には何の加工もされていません






キーレスチャックのローレット加工がされた部分
ギザギザの部分を回すとチャックが開閉します
そこへ鉄キリを差込みチャックを締め付けます






これは充電式のインパクトドライバーですがビットの
取り付け部は 6角です








先程のキーレスチャックをドライバーに取り付けました
実際使用するにはこの状態でチャックのギザギザ部分を
指で保持し、ドライバーを正回転させて鉄キリを確実に
チャックに銜えさせます






私が良くしている事ですが道具に目印を付けておきます
これは人の物と間違わない様にするのも目的ですが
この黒い物は道具箱の中に有っても探し難いので目立つ様に
しておくのも一つの理由です






工具にマスキングをして塗料を剥がれ難くする
ミッチャクロンを先に吹き付けます






その後に今回は黄色をスプレーします まずは一回目
薄く全体にスプレーしました








2回目 3回目で今回は終了です ここに余り厚塗りをしても
意味が無いので ギザギザの谷に色が入っていれば OK です






塗料の表面が乾いた頃マスキングテープを剥がします
乾燥させ過ぎるとテープと一緒に塗料が付いて来て
泣かされる事が良くあります




思っていた程度には塗れています 他の道具と一緒に
する事も多く塗装は必ず剥がれます あまり意地になって
綺麗に仕上げる場面でもありません




今回の商品の良い所はインパクトドライバーに取り付けた時に
本体が小振りな為に邪魔になりません






昔はこの様な物を使っていました 10mm 軸まで銜える事が出来て
それは良いのですが 本体が大きいので結構作業がやり辛いのが
大きな難点でした






広い所ばかりで使うなら良いですが狭い所ではチャック本体が
何処かに当たり 真っ直ぐな穴が開けられません




実は今回黄色に塗った奴の前に水色に塗った物を使っています
今迄使いとても使い勝手が良いので今回追加で購入しました






この様に使ってみて良かったと言う道具がたまに有ります
その逆で買ったけど使っていないと言う物がそれ以上に有ります





現場で一緒に仕事をしてこれは良いですよと職人さんに教えて貰うのは
とても嬉しい事で、そう言う物は直ぐに必要が無くても買える時に購入する様にしています





散歩の途中で見掛けた綺麗な花です

最近は自転車関係より仕事絡みの記事が多くなっていますね 仕事が続くと
中々疲れが取れず自転車にも乗れていません せめてランチランでもしないと
いけませんね

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車小屋に 棚を作る

2019-06-14 20:04:12 | 製作・加工
私が自転車の保管と整備に使っている自転車小屋に棚を作ります
素人が作る日曜大工は上手く行くのでしょうか





私の自転車小屋には多くの知人や友人が遊びに来てくれます その為に何時も綺麗にして
お迎えしたいのですが、最近物が増えて雑多になっています これを少しでも解消する為に
棚を作る事にしました






この倉庫の周りは動線意外は全て棚や物入れで一杯です
この整備テーブルの上が空いています 今回はこの上に
物置棚を作ります






そう言う事を朝に思い付き 材料を購入するつもりでしたが
倉庫を探すと在庫の材料で済みそうです まず既設の間仕切りに
ヒモを打ち付けます 使っているのは寸三(すんさん)と呼ばれる
35mmの角材です




特に設計図が有る訳では無く 頭の中に有るものを
形にして行きます






棚の奥は間仕切りに取り付けるので乗せる荷物の重量にも
耐えれるでしょう 奥行きは40cm にしています 
手前は建物の梁から針金などで吊るのが良いでしょう




梁に自転車を吊っていた時にシャックルを使っていましたが
それを流用して針金を使い 手前側を吊り上げる様にしました
これで完成です 製作時間 2時間30分





足元に有った物を棚に乗せました 殆どが試合会場へ持って行く備品です
何時も色々な所から出して用意するので これが一箇所にまとまるのは助かります





晴天の気持ちの良い日 花も綺麗に咲いていました

思い付きで始めた棚作り材料も全て手持ちが有ったのでお金は使っていません
でも使った物は補充するので無料ではないですね(笑)
今回は棚の出来栄えより倉庫が使い易くなったので 点数は80点かな

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレキ管ツバ出し工具 Super Tool TH1320G

2019-06-13 20:05:57 | 設備 水道工事
設備工事で使う工具の一つにフレキチューブにツバを作る工具が有ります
これには色々な物が発売されていますが今回は Super Tool スーパーツールの
ギアレンチタイプ を購入しましたその使い方も含めどの様な物か見てみましょう





新たに買った Super Tool スーパーツールのギアレンチタイプと呼ばれる商品です
この工具は設備屋であれば何処かのメーカーの物を使っているかと思います
当然私も始めての工具では有りません






箱を見て頂くと 水道用フレキ管ツバ出し工具と書かれています






箱から出してみました 取り扱い説明書も入っています




これが工具の本体です






頭は 14mm の六角 下部は強固な金属で整形されています






これを付属品と呼んで良いのか分かりませんが
とても大切な役割を担うパーツです




付属品の 14mm のラチェットレンチです ここまでが
今回の工具一式です






これは同じメーカーの物ですがすでに 20数年使っています






こちらの工具は頭が六角では無くハンドルが付いています
付属のパーツの形状も同じですが 細かな部分で変更されていました






試しに使ってみますがその前にネジや駆動部にオイルを注して
動き易い様にしておきましょう




さて



どの様な使い方をするのか実際にやってみます
これは巻きフレキと呼んでいますが ステンレスで出来た
蛇腹状のチューブです








巻きフレキを任意の長さでカットする為のチューブカッターです
この工具は金属のパイプを切る時には良く使います
私が今迄にこの工具で切ったパイプはおそらく 1000本は
越えているかと思います




このフレキチューブを使いツバ出し工具を使ってみます






先端が特に潰れている訳では有りませんが 綺麗なツバが出来る様に
先端を新たにカットします






先程の写真とそう変らないかも分かりませんが 僅かな事でも
これから作るツバの出来栄えに影響します








フレキチューブを付属の工具に挟みます
工具から出しているのは 3山です これはお約束の山数です






付属工具に本体をセットします




工具の頭に14mmのレンチを取り付け締め込んで行きます






徐々にレンチを締め込むと 3山のステンレスフレキが
潰れて行きます








さらに締め込みますが ここは目一杯締め込みネジが
動かなくなるまで行きます




ネジを緩め工具本体を外しました






これがツバと呼ばれるもので これを作る為の工具です






ただツバを作っただけでは使い物になりません
このフレキにはこのフレキナットが必要です








まだ潰していない方からナットを入れてツバにはパッキンを使い
水(漏水)を止めます
もう片方のツバを作る前にはそちら側のナットを先に入れておくのを
忘れてはいけません




今回ご紹介した工具はこの様に使う物で 任意の長さで
フレキチューブを作れるので配管も綺麗に見えますね





同じ工具が有るのに新たに買ったのは ハンドルの細ネジに少し頼りなさを
感じて来たので予備の工具として買いました





綺麗な枯れっぷりです これはこれで綺麗で良いと思います

仕事ですから当然ですが工具は一度買えば終りではなく買い替えや
買い増しが何時までも続きます

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンク修理 予備チューブ

2019-06-11 20:01:18 | 自転車整備 その他 
自転車のタイヤを交換した時に取り外した古いチューブが有ります それのパンクの修理をして
予備チューブとして保管しておきます





先日パンクをした自転車のタイヤが限界だったので新しいタイヤとチューブに交換しました
パンクを直せばチューブはまだ使える可能性があるので良く点検して パンク修理の方法も
詳しく紹介させて頂きます






タイヤはごく普通の自転車の物でサイズは 26×1 3/8 と言う規格です
タイヤのトレッドにひび割れが出来て パンクはこれが原因でチューブに
傷が付いたのじゃないかと想像できます




このチューブが使えるものなのか確認しながら
作業を進めます






空気を入れるためにバルブを取り付けました






容器に水を張りチューブの水調べを行います
一箇所空気が漏れている所が有ります




チューブを見ると赤い丸がしてあります これは水に浸ける前に
怪しそうな所にあらかじめ印しを付けておきましたが、それが
当たりでした






水を良く拭きチューブの確認もしましたがパンクを直したら
まだ使えます この傷は何か刺さったものでは無く擦れて
出来た傷ですね






ここからパンク修理を行います こうすれば間違いが無いと言う
方法をご覧頂きます 
まずパンクをした場所にパッチゴムを貼りますが その場所を
綺麗に削ります これは軽石ですがチューブを優しく削れます




傷や穴が開いた部分に使うパッチゴムより広い範囲を擦ります






サンドペーパーを使うのも OK です この様に小さな木片に
巻きつけると使い易いですよ




チューブの表面を削りました






大きな写真で見てみます 擦っていない部分と今回擦った部分です
チューブに段差が有ればパッチゴムの接着がし難いので 出来るだけ
表面が均一になれば良いですね




削った粉やゴミを綺麗に拭き取ります
水分は残さない方が良いので乾いたウエスを使っています






パッチゴムとゴム糊を用意します 大きな板ゴムを
必要な大きさに切って使う事も有りますが、今回は
出来合いのパッチを使います



寄り道

この小さな物は板ゴムを切ったものですが チューブラータイヤの
パンクを直す時にはこの位小さなパッチを使います 修理後のタイヤに
パッチゴムの膨らみを出さない為です




さてチューブの空気を抜きました






ゴム糊をチューブに塗ります これは接着剤では有りません
チューブとパッチゴムを融着させる為の促進剤です
塗り過ぎは絶対に駄目ですよ






ゴム糊を指で塗り広げます ここで大切な事は
出来るだけ薄く均一に 使うパッチゴムより広範囲に塗る必要が有ります






パッチゴムの用意をします ゴムの裏面の銀色の台紙を剥がします
ゴムの接着面には触れない様にします






表の薄い養生シートは外す必要は有りません ゴム糊の表面が
乾いている事を確認してから パッチゴムの中心に穴が来る様に
パッチゴムを置き ゴムの中心から外へと内部に空気が残らない様に
指で押さえて行きます




ハンマーで殴ってはいけないと書かれているものも見ますが
チューブに傷を付けない様に気をつけながらハンマーを使うのは
全く問題はなく むしろ確実に叩いて密着させる方が良いですね






加えてこの様なローラーを使い隅々まで良く押さえ込みます
これを使う意味は充分あります パッチゴムが確実にチューブと
密着する手応えを感じます






パッチゴムを良く密着させた後 養生シートを剥がします




これでパッチゴムの貼り付けは完了です







今回の失敗 このパッチゴムの周囲は極薄い膜の様になっています
上手く使うと上の写真の様になりますが 裏の台紙を剥がした時に
その薄い膜を縮れさせた部分が有ります それが下の写真です

これだけ丁寧に作業を進めてもこの様な事をしてしまいます
ただこの部分から剥がれる事は無さそうな程度だったので
今回はそのまま使いました でも反省はしないといけませんね




とは言っても確認は必要です パッチが剥がれ易い状況を作り
指で剥がそうとしましたが大丈夫です このまま行きます








修理後の最後の作業 修理が出来ているか、他にパンクは
していないか再度水調べを行います チューブの水と汚れを
ウエスで拭き取り完了です






このチューブは予備として保管します 空気を抜いて
畳みました






チューブのサイズと修理日を書きビニール袋に入れて置いておきます
チューブの交換が必要だがお店も閉まっているそんな事は今までにも
何度も有りました、そんな時にこれが助けてくれます





随分地味な写真ですが 枯れ方も綺麗で何時までも楽しませてくれますね

今回ご紹介したパンク修理の方法は昔から自転車屋さんが行っている基本です
最近のスポーツバイクのチューブにも応用出来ます 出来るだけ丁寧な作業を
心掛けると良いですね

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タガネドライバーの手入れ

2019-06-10 20:03:57 | 色々な道具
タガネドライバーと言う工具が有ります コンクリート等をハツル道具の一種ですが
仕事で結構使います それのメンテナンスをしました





この様な道具の正式な名称は知らないのですが ドライバーの様な形状でありながら
コンクリートをハツル(コンクリートを割る)時に使う物です
その様な道具をチスとかタガネと言うので、タガネドライバーと命名したのでしょうか






実際にタガネドライバーと言う名称で紹介されています
ハンドル部は樹脂でタガネ本体が柄の先端まで貫通しています

この様なドライバーは他にも有りますが、このタイプは概ね
この部分を叩く事を想定している物でしょう




先端はドライバーでは無くコンクリートを叩く為の物ですが
使っている間に真ん中が凹み形が変わってきました




それをちょっと整形してみます サンダーを用意しましたが
硬度が高い金属が削れるかな・・・






思っていた程硬い金属では無くサンダーの切削用の歯で
研磨する事が出来ました 道具では角が立っていると言うのは
大切な事です








同じ用途の物でこの様な小振りな物も有ります
これを始めて見た時は 一般の方が使う DIY 用だと思って
いましたが 使ってみると我々でも小さな部分をハツル
小バツリ(こばつり)で結構重宝します




通常コンクリートをハツル為のチスは樹脂のハンドルが
付いていない物を使います






これには先端の形状とそのサイズは様々な物が有ります
この様な先端が平らな物を平チス(ひらちす)平タガネと
呼んでいます




これは平タガネの少し小さな奴です






先端がこの様に尖った物はチスと呼びますが これをタガネと言っているのは
あまり聞いた事が有りません

この辺りの先端のメンテナンスはサンダーで削ろうと思っても硬くて削れません 
通常はガスで焼いて叩いて形状を整えた後で、再度焼き入れをして焼き戻しを行う
そんな行程が必要です






タガネやチスにはこんな小さな物も有ります
鉛筆みたいですが こんなのが便利な時も有ります
平タガネです






小さなチスですが このサイズの物を使う時は
化粧物の周りをハツル時が多いですね





眩しいくらいに綺麗な花でした

私達設備屋はコンクリートをハツル事は仕事の一部でかなりな頻度で行います
今回の様に手でハツル事も有りますがこの仕事の多くはハツリ用の電動工具を
使う事がほとんどです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする