本日2019.09.12、所属する「中央区議会東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会」が開催されました。
区からの報告事項は、以下、二件。
1、折り鶴ウェーブキックオフイベントの開催結果について
2、東京2020大会時の中央区のおもてなしの取組について(中間のまとめ)
この二件だけではなく、報告事項として、区内の交通問題など報告があるべきであったという内容の指摘を多くの委員からなされました。
以下、私の発言内容や、その後考えたことをメモとして記載致します。
考えたことは、( )括弧書きします。
******発言のラフなメモ******
0、小坂要望:本来、「東京2020大会における交通計画に伴う4地区合同協議会」の検討の状況など、委員会で情報が出されるべきであった。
東京都から情報が来たら、中央区議会に早急に届けてほしい。そうすれば、決算特別委員会の場などで、議論ができる。
1、「東京2020大会における交通計画に伴う4地区合同協議会」は、公開か?
区回答:少ない人数で、会議を急に開催することもあり、お知らせで切る間がないので、非公開である。
(周知の時間がとれないという事務手続き上の理由から、非公開とのことである。インターネットの時代、わずかな周知期間であっても、開催の告知は区のHPなどの手段で、可能であり、公開にすべきであると考えます。)
2、アドバイザリー業務委託をした会社により「東京2020大会時の中央区のおもてなしの取組」について、令和2年3月を目途に、最終まとめがなされる予定である。最終のまとめの前に、パブリックコメントはなされるのか?
区回答:実施事業が徐々に明らかになってくるところもあり、パブリックコメントをするものとは性質が異なっており、行わない。
(基本計画などとは、確かに性質・性格が異なる取りまとめであるが、広く意見を区民に問いかけることで、おもてなしのいろいろなアイデアがでるのではないかとは、思っています。)
3、個人や小さなグループで、「まちかど展示館の説明をしたい」とか、「まちの説明をしたい」というボランティアをしたいという区民のボランティアとして参加する方法はあるか?「気運醸成事業補助金」のような取り組みではない形で。
区回答:都市ボランティアで区民が、180名登録されている。区の観光ボランティアの形などで参加できる。
(様々なボランテイァの参加の仕組みを作っていければと考えます。ボランティアとして参加する人が増えることが、五輪おもてなしの気運醸成につながるはず。)
4、例えば、トリトンの「晴海おもてなし拠点」で待つだけではなく、選手村内に、折り鶴を届けに行くことは可能か。
区回答:セキュリティの関係で、難しいであろう。
5、「ボランティア情報サイト」は立ち上がったか?
区回答:区のホームページで、ボランティアの情報を拾いやすいようにしている。
小坂要望:情報が、一目でわかるようにまとめたページもいれ、もう少し見やすい形にすることを要望。
6、熱中症対策など、医療面での準備が必要。医療機関のマップの外国語対応したものの整備や、応急診療所の設置。
区回答:考える要素が多いが、ビーチバレープレイベントの応急診療所の実施の結果なども踏まえ、東京都が、医療環境を整備していくもの。
小坂要望:私も、ビーチバレープレイベントの応急診療所に参加したが、応急診療所だけではなく、周りの医療機関と連携して、医療体制を組めるように東京都に意見を届けていただきたい。
*******委員会開催前に考えていたころがら******
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/34dbbdc45c912a4b82f41432ee5dbb53
0、何をレガシーに残すのか
(1)残すべきレガシー
●バリアフリー
●ボランティア・マインド醸成
●障害者スポーツの普及
●健康福祉都市
●国際交流
●環境先進都市
●観光文化都市
など
(2)負のレガシーを残さない
●関連交通事故、工事の事故など起こさない
●テロを起こさない
●区民生活への支障を来さない
など
1、9月12日開催「中央区議会東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会」で出されるべき報告事項
①7月1日開催「第7回中央区オリンピック・パラリンピック区民協議会」開催報告
各検討部会の検討課題
次回開催予定日とそれまでの検討項目
②「東京2020オリンピック・パラリンピックを迎える中央区のおもてなし」の令和2年3月 最終まとめ提出までのロードマップ
パブリックコメントの実施
③7月24日開催の令和元年度第1回オリンピック・パラリンピックに関する講演会の開催結果について(昨年度の報告は、9月21日開催で、11月の当委員会で有り)
④マラソングランドチャンピオンシップ(東京2020オリンピック代表選考レース/東京2020テストイベント)の開催
(第7回区民協議会で報告有り、その後の詳細事項)
9月15日(日)中央通りなどで開催
⑤「東京2020大会における交通計画に伴う4地区合同協議会」の開催状況と検討課題
⑥築地デポ(車両基地)及び晴海二丁目デポの整備状況
築地デポ:車両収容台数 バス約850台、乗用車約1850台
晴海二丁目車両基地:工事期間2018年度末〜2019年度末予定
⑦豊洲新市場と築地魚河岸・築地との動線の課題解決に向けた検討状況
⑧東京都事業である子ども達の五輪観戦実施における中央区の方針
対象者:都内公立・私立学校。幼稚園も?
観戦競技:パラリンピック観戦
⑨一校一国運動の実施状況
担当先生同士の情報交換会開催
⑩テスト運行の実施結果まとめ
⑪テストイベントの実施結果のまとめ
お台場でのビーチバレー
⑫東京五輪開催時期による来年度事実施への影響と対策
学校の夏期休暇の移動
夏季合宿などのための借り上げバス確保
総合防災訓練(次回は月島地域)?
サザーランド市との交換留学
2、今後、検討を深めるべき事項
①選手村の選手歓迎
本区ならではのおもてなし
②地域主体のおもてなしの実施主体とその内容の集約と情報発信支援
③参加選手との交流
対象国の参加選手の一校一国運動実施校への訪問の機会の創設
④「晴海おもてなし拠点」の設置の内容、ボランティア確保策
⑤豊海小学校の「ブラジルおもてなしルーム」の設置の内容、ボランティア確保策
⑥「おもてなしのメインストリート」(中央通り・晴海通り)の沿道整備計画と地元との協働
⑦中央区の子ども帯の五輪観戦とその安全対策
引率ボランティア
専属医師・看護師
⑧文化・芸術・スポーツ・祭り等のイベント開催
情報集約と発信
⑨「ボランティア情報サイト(仮称)」の立ち上げ
⑩大会期間中の医療機関の情報の集約、医療機関マップの配布
⑪パラスポーツの普及、障害者スポーツ拠点整備
⑫来年度の事業実施における東京五輪の影響
⑬選手村跡地のまちづくり
ソフト:地域コミュニティの醸成
ハード:交通不便地域の解消(BRT運行含め)、水素ステーションと水素パイプライン、バリアフリーとスマートインクルージョン
⑭防災、安全対策
⑮日本各地の魅力発信
日本各地の応援国紹介、選手滞在地との連携
⑯多言語対応
医療機関、商店街など
⑰応急診療所の整備、拡大
多言語対応、保険診療体制、急患対応、近隣医療機関との連携
3、「中央区議会東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会」のあり方
①区議会に出されるべき情報の要求(要求先、中央区、東京都、組織員会など)
②「東京2020オリンピック・パラリンピックを迎える中央区のおもてなし」作成(最終報告令和2年3月)への積極的関与
③本来開催されない時期である12月、1月の当委員会の臨時開催
④五輪開催に向けた安全面、防災面、テロ対策について、「防災等安全対策特別委員会」との合同委員会開催或は情報共有
⑤東京都、組織委員会の担当者の当委員会への出席
⑥まちづくり協議会への当委員会代表者の出席
⑦中央区オリンピック・パラリンピック区民協議会(ボランティア検討部会、観光・文化検討部会、ブラジルおもてなしルーム運営プロジェクトチーム会議、晴海おもてなし実行委員会)、各まちづくり協議会、4地区合同まちづくり協議会、及び関係機関(中央区観光協会、中央区体育協会、中央区文化・国際交流振興協会、文化振興プロデユースチームなど)からの意見聴取
⑧中央区から組織委、東京都への出向職員からの意見聴取
⑨12月の東京五輪に関連した内容の全員協議会開催
⑩都議会との連携
⑪当委員会委員が臨時の会合を持つ場合の区議会の委員会室の使用許可
以上