「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

☆検査方法、検査体制、検査報告体制の改革:新型コロナ10~15分で判定 みらか、5月から生産

2020-05-03 23:43:39 | 【各論】新型コロナ 治療薬とワクチン

→ https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58599280Y0A420C2MM8000

***********************

川妻 由和先生より

 医療機関や保健所から都道府県を通じて厚生労働省に上がってくるcovid-19に関する膨大なデータの集約、データベース作成、レジストリ構築をお願いしたいです。

 少なくとも武漢とは疫学のみならず治療成績が客観的に比較できるよう、PCR検査数(延べ回数および一人あたり)、陽性者数、有症状者数(軽症、酸素投与、人工呼吸器使用、ECMO使用、使用薬剤別)、退院者数(死亡・生存別)、人工呼吸器およびECMO使用者の残存呼吸機能障害やADL、長期生存率(1年/3年/5年)など、を知りたいところです。病床数、医師数、人工呼吸器数など、今後の医療政策決定にも重要な根拠資料になると考えます。

 国立感染症研究所が独占するのではなく、国立がん研究センターが管理するJPCAスタディーのように、関連学会や多施設の多彩な専門分野の研究者が共同利用し、国際的に通用するエビデンスを多数発信できれば、日本の国際的評価が高くなると思います。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する提言2020.4.28、現場への反映を!

2020-05-03 23:22:38 | 各論:新型インフルエンザに備える

 たいへん有意義な提言だと考えます。

 できる限り、現場へ反映をしていくべきです。

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http://toshio-hirano.sakura.ne.jp/Hirano/Blog/entori/2020/4/28_you_zhiniyoruCOVID-19ni_duisurutsuno_ti_yan.html

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する提言

令和2年4月28日 

 

小川久雄 (国立研究開発法人国立循環器病研究センター理事長)

里見 進 (前東北大学総長)

土岐祐一郎(大阪大学医学部付属病院長)

中西宏明 (日本経済団体連合会会長)

濱口道成 (前名古屋大学総長)

平野俊夫 (前大阪大学総長)

松本 紘 (前京都大学総長)

松本正義 (関西経済連合会会長)

(現在の国家的危機に鑑み、個人の立場で本提言をするものである。)

 

昨年12月末に中国武漢ではじまった新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)は、瞬く間に世界に拡散した。4月28日現在、世界で300万人が感染し、21万人が死亡した。日本では13,613人が感染し、394人が死亡した。幸いにも日本では様々な対策と国民の協力の結果、大きな社会的混乱は避けられている状況が続いている。

しかし、パンデミックになった現状では、ワクチンや治療薬が開発されない限り、収束までには流行の波を繰り返しながら2−3年はかかると考えられ、油断は禁物である。このままでは、今後2−3年間、全ての社会活動の低下は避けがたい。医療崩壊を防ぐとともに、1日でも早くCOVID-19の脅威から脱出するために国を挙げて国民が一丸となり取り組む必要がある。

今、何を最優先で取り組むべきかを真剣に考えるとともに、出口戦略などについて5つの提言をする。

本提言作成にあたり、第一戦の医療現場で対応していただいている地域医療関係者、地域中核病院関係者、大学病院関係者の方々から医療現場の状況を聞かせていただいた。使命感をもって、この国難に向き合っておられる関係各位に心から敬意を表するとともに、深甚なる感謝の気持を表したい。

 

提言1:長期戦であると言う認識

提言2:医療崩壊を止める

提言3:現状把握と情報共有

提言4:最悪の事態を想定した出口戦略の策定

提言5;今後の危機管理のありかた

 

提言1:長期戦であるという認識

免疫学的にはこのような感染症が収束する条件は集団免疫閾値(Herd immunity threshold;ワクチンや自然感染により集団が免疫を獲得する割合)で決まる。この割合は以下の式で決まる。

H=(1-1/R0)x 100

H:herd immunity threshold(集団免疫閾値)

R0:basic case reproduction rate(再生産数:一人の患者が何人に感染させるかの数、基本再生産数と実行再生産数がある。基本はウイルス本来の感染力、実行は、外出自粛や都市封鎖などの対策が反映された再生産数)

例えば、COVID-19のケースで、R0を2.5人とすると、(1-1/R0)x 100=(1-1/2.5)x100=60%となる。もし1.5なら33%。1なら、0%となり感染が集団に広がることはない(一人が一人に感染させても、元の人は免疫を獲得して治癒するか、あるいは死亡する)。1.1人以上なら感染が集団全体にひろがり、R0が大きければ大きいほど集団免疫閾値は大きくなる。

 

 

 

通常はワクチン接種と自然感染の両方合わせて集団免疫閾値を獲得すると感染が収束に向かうことになる。しかしCOVID-19に対するワクチンが現在存在しないという状況下では、約6割の人が自然感染して免疫を獲得しなければ収束に向かわないことになる。これが、イギリスやドイツの首相が12年かけて、国民の67割が感染するだろうと言っている根拠である。

 

今回のCOVID-19のケースでは、ワクチンがないので、30〜60%の人が感染するまで感染収束しないことを意味する。これを日本に当てはめると1.2億の60%、すなわち7200万人が感染しなければ感染収束しない。日本では現在致死率は2.9%なので約200万人が死亡することになる。しかし、無作為抽出サンプルによる抗体検査をしていないので本当の感染者数は不明である。おそらくPCR検査で確定した感染者数の10倍以上は存在すると考えると死者の数は20万人以下となる。推定では感染者の数はまだ10−20万人程度で、全人口の0.1−0.2%に過ぎない。感染収束までに要する期間は単純ではなく、様々な要因に依存する。医療崩壊を抑えながら人の接触制限と緩和をどの程度の頻度で行うか、BCG接種などの影響による自然免疫がどの程度感染防御や重症化防止に関与しているか、遺伝要因や社会的要因など様々な不確定要素などに依存する。現状のように、ワクチン、画期的な治療薬や医療技術なしでの収束には少なくとも2−3年はかかる可能性がある。しかも日本だけ収束しても世界で収束していなければ海外から日本に再度感染が広がる。

 

 

 

提言2:医療崩壊を止める

現時点では、政府の対策が一定の効果を呈して爆発的感染の手前で踏みとどまっている。COVID-19に対する医療自体は医療崩壊には至っていないが、感染拡大が続けば、いつ医療崩壊が生じてもおかしくない。また、循環器疾患や交通事故などの緊急医療や、がんや難病の治療、そして出産など一般医療に、すでに医療崩壊の兆しが見られる。今後長期化することが予想される事も考えると、医療崩壊防止は緊急の課題である。

 

1)医療機関の役割分担を確立する

λ重症者、中等度患者、軽症者、無症状者に対する医療分担:現在やっと軽症者・無症状者の病院からホテルなどへの隔離へと方針が転換され、部屋の確保は進みつつあるが、感染者が安心してホテルなどで過ごせる環境を一刻も早く整える必要がある。

λ自治体と医師会の協力:保健所のみならず県、市町村レベルの自治体と民間病院や医師会との協力が欠かせない。地域の保健所の役割がますます重要になる。保健所に地域の危機管理を担う役割と発言権を持たせることも重要である。

λ救急医療やがんなどの医療崩壊防止:救急医療、がん、難病、出産などCOVID-19以外の医療にすでに支障が出つつある。この課題の解決のため中核病院、地域医療機関、自治体と医師会や看護協会などとの役割分担や連携を速やかに構築する必要がある。

 

補足『神戸の医療機関のように循環器救急病院が院内感染し、循環器疾患の救急が困難に陥っている現状がある。大阪でも大動脈解離を手術できる病院がCOVID-19でICUが満室となり、国立循環器病研究センターなど少数の病院しか手術が出来ない。医療崩壊寸前である。救急病院はCOVID-19で満室にならないようにしておくというような分担も大事である。COVID-19は長期化することが予想される。本来、治療をすべき癌患者、難病、臓器移植などが置き去りにされないか非常に心配している』

 

2)重症者を取り扱える病院やICUを確保

λ医療機関と自治体のネットワーク構築:国立病院機構や都道府県の各自治体と中核病院の都道府県レベルそして全国的なネットワークの早急なる構築と実施が必要である。

λ重症患者治療の構築:都道府県をまたいだ重症患者治療の枠組み構築と実施が必要である。

 

3)医療の充実

λ医療物資・機材の充実と国内での確保:将来の危機管理も念頭に、政府ならびに自治体の連携協力による人工呼吸器、防護服やマスク、消毒液などの恒常的な国内生産体制の確立と都道府県をこえた物資の供給体制を確立する必要がある。

 

補足『医薬品、医療材料の製造が中国に移っていることの是正が必要である。現在、マスクや防護服の不足が問題になっているが、胸腔ドレナージの廃液ボトルや手術器具などすべてが不足している。日本の病院は医療費の抑制のためにコストカットを余儀なくされ、 医療材料を安く購入する努力をしている。結果として日本の医療材料メーカーは価格低下の圧力を受け、製造を中国に移動した。政府は一般診療における医療費を十分に支払い、日本のメーカーが日本で製造しても利益が出るように、日本全体の病院運営を変えなければ、国内での製造は国内に戻らない。日頃コストカットをしたつけがこのような形でその何十倍、何百倍の経済的損出となって跳ね返ってきているのが今回のCOVID-19である。』

 

λ発熱外来や検査体制の拡充に資する予算措置;専門病床の確保や受入れ医療機関において罹患者が増加し、一般病床の受入れ制限せざるを得ない状況や、一般病棟の受入れ制限が必要な状況の場合には、「空床補償」などの財政支援制度を整備する必要がある。

λ院内感染防止対策の支援:すべての病院、診療所は医療機関内での感染を防ぐ対策をマニュアル化し、各自治体との連携の下で遠隔診療も含めた対応策を講じるが、万が一受入れ対応期間に院内感染症が発生した場合の対応策と補償についての制度を整備する必要がある。

 

4)医療機関や医療従事者の疲弊防止

COVID-19は流行の波を繰り返しながら収束までには2−3年要すると考えて医療従事者の疲弊を防止しなければ医療崩壊につながる。

 

λ医療従事者の長時間勤務回避:長期戦となることを見据えて、診断と治療に従事する医師、看護師、検査技師などの交代制度を確立する。そのための感染症医療班と一般医療班との間でローテーションを組む必要がある。

 

補足『感染症診療体制に向けた人的資源の再配分は日本では簡単でない。今の医師、看護師は専門性が高く、感染症診療に対応していない。医療過誤の責任問題が大きいのも問題。しかし、感染症に対する知識と医療技術を習得するためにも段階を踏んだローテーションは医療従事者の生涯教育の一環として感染症の基本を習得するとともに将来の感染症流行リスクに備えるという意味でも重要である。』

 

λ医療従事者の様々な関係者との連携体制:病院単位、地域単位、国単位で構築する必要がある。日本医師会、地区医師会、看護協会、臨床衛生検査技師会などとの連携協力が必要である。

λCOVID-19受け入れ医療機関への補助:感染者を受け入れる医療機関、特に民間医療機関にとっては院内感染防止対策の費用や、院内感染発症による経営リスクがある。国や自治体による財政支援や補助制度が必要である。

 

補足『救急医療が問題である。特に一部の民間医療機関が少しでもCOVID-19の可能性のある患者を一切シャットダウンしている現状がある。診療所レベルでも発熱患者は見ない施設が増えている。患者は発熱では診てもらえないが、救急車を呼べば診てもらえる。一番の現場は開業医である。全くわからない不特定多数の「熱」「咳」の患者さんが初診で来院するため、感染にリスクに極めて高い緊張感にさらされてる。しかしながら、その中で一部の開業医は閉鎖・診療拒否している一方で、誠心誠意対応している開業医も多数いる。ボランティアで協力している開業医もいる。民間医療機関における経営リスクに対する補助制度は必要である。』

 

λ歯科医師の動員:すでにPCR検査では動員されているが、状況次第ではさらなる支援を求めるなど柔軟な対応が必要である。

λ獣医師の参加:可能な業務、参加した者への補償等をあらかじめ法律等で規定する。

λ医学部学生の参加:同上

λ医療従事者への感謝と支援:第一線で生命をかけて尽力されている方々への支援と感謝が重要である。

危険手当の支給が必要である。

ホテル宿泊確保とその費用やタクシー料金の支給など必要経費の支給が必要である。

広報活動:医療従事者家族への偏見や感染者への偏見をなくすため、政府、都道府県、経済界、医師会、あるいは地域諸団体などが主導して広報活動を展開する必要がある。

 

提言3:現状把握と情報共有

 

現在は症状が出た人にのみPCR検査を実施しているので、感染者の数はリアルタイムではなく1〜2週間前の状態を反映しており、対応に時間差が生じる。そのためにはリアルタイムでの感染者把握が必要である。

 

λPCR検査の充実:現在は4日、基礎疾患のある場合や高齢者では2日以上発熱した人を対象にPCR検査をしているが発熱患者など医師が必要と認めた患者の検査をすぐに行い、早期に診断を確定して隔離するためにはPCR検査体制の拡充が必要である。

λ医療崩壊防止のためのPCR検査の拡充:PCR検査拡充は院内感染防止の観点からも医療崩壊防止に必要である。

λリアルタイムで感染者把握のためのPCR検査実施:全国的、あるいは地域的に無作為に検査対象を抽出しPCR検査を実施することによりリアルタイムの感染者数の把握が可能、定期的に実施することにより感染が拡散しているのか、収束に向かっているのかなど、リアルタイムで実態を把握することが可能となる。

λ抗体検査の早期実施:PCR検査によりその時点での感染の有無を明らかにできるが、抗体検査はすでに治癒した人も含めて感染者の数を把握できる。したがって出口戦略に有益である。現状では抗体検査の特異性と感度に問題があるので、抗体検査の確立を急ぐ必要がある。

 

提言4:最悪の事態を想定した出口戦略の策定

 

感染拡大を封じ込めるという観点からは疫学的観点からの対策が有効だが、世界中に拡散した現時点では、可能な限り早く収束させるための出口戦略も並行して推進することが重要である。

 

λ政府対策会議メンバーへの現場の医療状況に詳しい医療関係者などの参加

λ医療関係者の対策会議:重症者を可能な限り減らすため、あるいは重症者の死亡を可能な限り減らすための治療方針の早急な確立のためには全国の医療現場がバラバラに治療するのではなく、連携する必要性がある。現在感染症学会や救急医療学会らが独自の活動をしていると理解しているが、国として組織的な連携を推進する必要性がある。

λ緊急時特例で混合診療の許可:治療法をいち早く確立し実践することが重要。緊急時特例として保険診療と保険収載されていない医療との混合診療も認めて一人でも多くの命を救うとともに、このような過程で有効な治療方法が確立されれば出口が見えてくる可能性もある。

λ感染流行収束のための大きな鍵はワクチン開発である。ワクチン開発は1−2年の期間を要する。また安全試験や有効性の試験が必要。ワクチンによっては有効性や副作用に問題が生じることもあるので、可能な限り様々な方法で推進することが必要。国主導で可能な限り多くの製薬企業や研究機関に参加を促進する。そのための財源を十二分に確保する。

λ既存薬の臨床試験促進のための十二分な財源確保:ウイルス感染や重症肺炎の治療方法が確立されればCOVID-19は普通の風邪か季節性インフルエンザ並みになる。全く新しい新薬の開発には5−10年必要であるので、これは将来のための備えとして基礎研究が必要である。当面は他の感染症や炎症性疾患に使用されているアビガンやアクテムラなどの複数の既存薬の有効性を早急に確認するための臨床試験を促進する必要がる。特に重症の呼吸器不全を治癒することができれば、COVID-19は普通の風邪かインフルエンザ並みになる。COVID-19に見られる重症の呼吸器不全は免疫の過剰反応により引き起こされるサイトカインストームと呼ばれる症状である。

 

補足『白血病の治療に使用されるCAR-T治療における重篤な副作用であるサイトカインストームはすでに抗IL-6受容体抗体医薬(アクテムラ)での治療が日本でも行われている。したがってCOVID-19による呼吸器不全にも有効である可能性が大である。Immunityに考察論文が発表されて世界から注目されている。アメリカで第三相試験が開始され、日本でも試験が開始されている。』

 

これらの既存の薬の有効性が明らかになれば、早急に社会活動を再開することが可能となる。

λ最悪のことを想定して対応するのが危機管理の原則である。:ワクチンや治療薬が開発されない限り、流行の波はあるにしても収束するまでには2〜3年はかかると考えて、国、組織、個人のレベルでその心構えをするとともに、この間、教育をはじめ、文化芸術、スポーツ、学問や科学技術、市民生活、経済活動など、国民生活を可能な限り維持しながら危機を乗り切る様々な工夫を今から考えて実行していかなければならない。

提言5;今後の危機管理のありかた

人類の歴史は感染症との戦いの歴史であり、今後もこの戦いは続き、新規感染症や、気候温暖化によるマラリヤなどの熱帯地域特有の感染症が地球規模に広がる可能性もある。また、感染症に限らず放射線や自然災害などに対する危機管理はますます重要となる。

 

λ危機管理センター(仮称)の設立:感染症、放射線、自然災害などの国家レベルで、行政・組織の縦割りを超えてリスク管理を一元化する必要がある。

λ感染症センターの設置:危機管理センターの下に、感染症センター(仮称)や高度被ばく医療センター等を設立する必要がある。

λChief Medical Officerの設置:常時、政府に対して医学的観点から政策助言をおこなうアドバイザーが必要である。

λ将来を見据えた感染症センター:感染症センターでは、感染症や免疫学の基礎研究や疫学研究、基礎と臨床の橋渡し研究、リスク評価に基づく人々の行動変容に関する研究、医療資源の配分や個人情報の活用に関する研究など総合的な研究体制、検査体制、調査体制、総合対策体制を整備し、常時国内のみならず世界に目を向けて活動し、素早く新規感染症の流行の兆候を把握するとともに、感染症が発生した際には抜本的な対策を立てる。既存の国立感染研究所を強化・改変することも含めて検討する必要がある。

λ感染症病棟の拡充:国立病院機構を中心に旧結核病棟を感染症病棟として復活し、平常時は必要に応じて一般病床として運用し、非常時には感染症専用病棟に切り替えられる体制を確立する必要がある。

λ感染症分野の基礎研究の充実:人類の歴史は感染症との戦いの歴史であったが、先進国では生活習慣病やがんなどの疾患が主となり、感染症は省みられることが少なくなっていた。しかしながら、新型コロナウイルス感染症で明らかになったように、現代社会において感染症は大きな影響をあたえる。そして今後も新たな感染症が現れるであろう。すなわち、将来にわたり感染症との戦いは継続すると考えられる。したがって、細菌学、ウイルス学や免疫学など感染症関連の基礎研究を拡充し、将来必ず現れる新規感染症に備える必要がある。

λ感染症医学を担う人材育成:疾病構造の変化により、感染症の研究者も医師も少なくなっている。感染症と戦うためには、感染症学分野の人材育成が急務である。

 
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☆新型コロナウイルス感染症に感染した方の就業制限の解除について

2020-05-03 23:16:06 | 各論:新型インフルエンザに備える
 今後の出口戦略における重要なポイントの一つ。

 感染した方の職場復帰とPCR検査必要性について。


**********************
Ayako Shibata先生より


新型コロナウイルス感染症に感染した方の就業制限の解除について
・PCRの陰性検査は必須ではない
・14日間の自宅/宿泊療養は必要
・復帰にあたって証明書は不要
厚生労働省  休み中なのに本当にありがとうございます!


追記:
4日2日 軽症であればPCR陽性でも自宅/宿泊施設で管理可能
https://www.mhlw.go.jp/content/000618526.pdf


*********厚労省HP参考*****************
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html

<検査結果の証明について>
問6 労働者を就業させる上で、労働者が新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうか確認することはできますか。

 現在、PCR検査は、医師が診療のために必要と判断した場合、又は、公衆衛生上の観点から自治体が必要と判断した場合に実施しています。そのため、医師や自治体にPCR検査が必要と判断されていない労働者について、事業者等からの依頼により、各種証明がされることはありません。
また、新型コロナウイルス感染症患者については、医療保健関係者による健康状態の確認を経て、入院・宿泊療養・自宅療養を終えるものであるため、療養終了後に勤務等を再開するに当たって、職場等に、陰性証明を提出する必要はありません。
 PCR検査を実施した医療機関や保健所において、各種証明がされるかどうかは、医療機関や保健所によって取扱いが異なりますが、国内での感染者数が増える中で、医療機関や保健所への各種証明の請求についてはお控えいただくよう、お願いします。
 なお、PCR検査では、検体採取の際の手技が適切でない場合や、検体を採取する時期により、対象者のウイルス量が検出限界以下となり、最初の検査で陰性になった者が、その後陽性になる可能性もあり得ます。

 (参考)
 ・令和2年3月19日事務連絡「新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制に関する補足資料の送付について(その7)」(厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部)「新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制についてのQ&A」2.帰国者・接触者外来について(20)
https://www.mhlw.go.jp/content/000621714.pdf

 ・令和2年4月24日事務連絡「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養及び自宅療養の対象並びに自治体における対応に向けた準備について」に関するQ&Aについて(その3)」(厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部【主に一般の方等向け】問15
https://www.mhlw.go.jp/content/000625171.pdf


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透析患者における累積の新型コロナウイルス感染者数(2020年5月1日)

2020-05-03 23:00:41 | 新型コロナウイルス感染症:感染の広がり状況

 参考にさせていただきます。

*******************
https://www.jsdt.or.jp/info/2778.html

透析患者における累積の新型コロナウイルス感染者数(2020年5月1日)

透析患者における累積の新型コロナウイルス感染者数(2020年5月1日)
 
日本透析医学会
   会員 各位
 
  公益社団法人 日本透析医会が下記PDFで5月1日午前8時 時点での透析患者における累積の新型コロナウイルス感染患者数を公開しましたので、ご確認ください。

 透析患者における累積の新型コロナウイルス感染者数(2020年5月1日).pdf

令和2年5月1
 
一般社団法人 日本透析医学会
理事長 中元秀友
総務委員長 土谷 健
感染調査小委員会委員長 竜崎崇和
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☆☆新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 診療所・病院のプライマリ・ケア 初期診療の手引きVersion 2 (4月30日改訂) 日本プライマリ・ケア連合学会

2020-05-03 22:33:59 | 【各論】新型コロナ 治療薬とワクチン

 2020.4.30改訂されたとのことです。

 開業医が、ゲートキーパー(防波堤)となり、病院の医療崩壊を防ぐフェースに入っていると考えます。

 この重要な時期における診療の手引きの改訂に感謝申し上げます。

→ https://www.pc-covid19.jp/files/guidance/guidance-2-0.pdf


*****改訂・追記部分を参照します。*********

今回の改訂における主な改訂・追記点

■全般的な変更点

1. 最新の疫学データに修正した
2. 「10-6. 無症状者および軽症者をフォローする」を新設した
3. 「10-7. オンライン診療」を新設した
4. 「帰国者・接触者相談センター」を「新型コロナ受診相談センター」に変更した
5. 「帰国者接触者外来地域・外来検査センター」を「地域の医師会等が運営するコロナ検査センター」に変更した
6. 参照資料を更新した

■各章の変更点
2 章
① 嗅覚・味覚異常を追記, 無症候者がいることを追記した
② 一般的な経過の図を更新した【図1】. とくに感染力が強い時期を発症前からに変更した
③ 新型コロナを疑い鑑別に挙げるべき状況を, より早期に診断する必要があるため変更した
④ 血液検査とレントゲン所見を追記した


3 章
① 小児について追記した


5 章
① 厚労省による「相談・受診の目安」の図を変更した. 【図 2-1】
② 新型コロナウイルス感染症の患者数が大幅に増えた時の相談・受診の考え方を追加した. 【図 2-2】
③ 症状がでてからの日数に関わらず,すぐに相談することを追記した 【表 3】


7 章
① 患者数が多い地域での受診方法,感染が疑われる場合の紹介方法を追加した


10 章
① 10-2. インフルエンザ迅速検査「など」に変更した
② 新型コロナウイルス感染症を疑った場合の流れを変更した 【図 3】
③ 10-5 に「PCR 検査および「陰性証明書」を希望する方へ」を追記した


11 章
① 体調管理の中の体調不良の例を追記した 【表 17】
② 職場復帰の基準について追記した 【表 14】


12 章
① 参照資料を追記した


13 章
① 患者にはサージカルマスクを着用させることを追記した
② 参照資料を追加した


参考資料及びウェブサイト
① 日本プライマリ・ケア連合学会 COVID-19 特設サイトを追加した
② 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する胸部 CT 検査の指針
Ver.1.0」を追加した

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COVID-19治療薬として開発中のremdesivirの 第III相臨床試験で得られた重症患者の結果を発表

2020-05-03 21:36:04 | 【各論】新型コロナ 治療薬とワクチン

 remdesivirの 第III相臨床試験の結果報告の日本語版をみておきます。

**********************************

https://www.gilead.co.jp/-/media/japan/pdfs/press-releases/04-30-2020_2/simple-severe_study.pdf

<報道関係各位>

2020年4月30日
ギリアド・サイエンシズ株式会社

当資料は、米国ギリアド・サイエンシズ社が、2020年4月29日(現地時間)に発表した英文声明を日本語に翻訳、一部編集したものです。正式な言語は英語であり、その内容ならびに解釈については英語が優先いたします。
ギリアド・サイエンシズ

COVID-19治療薬として開発中のremdesivirの
第III相臨床試験で得られた重症患者の結果を発表
― 5日間投与と10日間投与によるremdesivirの有効性は同程度 ―

 ギリアド・サイエンシズ(本社:米カリフォルニア州フォスターシティ、ナスダック:GILD、以下「ギリ
アド」)は 本日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症入院患者を対象に、現在開発中
の抗ウイルス薬remdesivirの5日間投与と10日間投与を評価した非盲検第III相試験(SIMPLE試
験)の主要結果を発表しました。試験では、10日間にわたりremdesivirの治療を受けた患者の臨
床症状の改善度は、5日間にわたり治療を受けた患者の改善度と同程度であることが明らかにさ
れました(第14日におけるオッズ比:0.75 [95% CI 0.51 – 1.12] )。いずれの治療群にも、新たな
安全性シグナルは認められませんでした。ギリアドは、今後数週間以内に本試験の詳細データ
を査読論文誌に発表する予定です。

 ギリアドのチーフ・メディカル・オフィサーであるマーダッド・パーシー (Merdad Parsey, MD, PhD)
は、次のように述べています。「従来の医薬品開発とは異なり、私たちは世界で拡大しつつある
パンデミックの中で開発中の医薬品の評価を行っています。本試験と並行して行われている多
数の試験より、remdesivirのCOVID-19における安全性と有効性に関して、また本剤の最良の
使用法についての情報も得られつつあります。これらの研究結果は、米国立アレルギー感染症
研究所(NIAID)が実施しているremdesivirのプラセボ対照試験のデータを補完するものとなり、
remdesivirの最適な投与期間を判断する一助となります。今回の試験は、一部の患者さんは5
日間の治療を受けられる可能性を示すもので、現時点でのremdesivirの供給量で治療可能な
患者さんを大幅に増やせる可能性があります。このことは、パンデミックの只中では特に重要で
あり、医療機関や医療従事者がさらに多くの急を要する患者さんを治療することができるように
なります」

 remdesivirは現在開発中の新薬候補で、世界のいずれの国・地域でも認可・承認されておらず、
COVID-19治療薬としての安全性と有効性は立証されていません。今回の試験は、remdesivir
の投与期間を短縮して5日間とした場合にも、現在実施中の複数の臨床試験で検討されてい
る10日間投与で得られる結果と同様の有効性が得られるかどうかを検討する目的で実施しまし
た。また、各群の有害事象発現率や臨床効果の評価指標の追加検討も副次的な目的としまし
た。試験参加時点で肺炎の所見を示し、酸素飽和度の低下がみられるものの、人工呼吸器を
必要としない患者が試験に参加しました。臨床的改善は、試験計画書に示した7段階スケール
(退院~酸素療法の必要性~死亡)でベースラインからの2段階以上の改善がみられることと定
義しました。臨床的回復とは、酸素療法と治療が不要となるか、退院に至ることとしました。
今回の試験では、臨床的改善が患者の50%に認められるまでの期間は、5日間投与群では10
日、10日間投与群では11日でした。両群とも、半数以上の患者が第14日までに退院しました(5
日投与群: 60.0%, n=120/200 vs.10日投与群: 52.3% n=103/197; p=0.14)。第14日には、5日投
与群の64.5%( n=129/200)、10日投与群の53.8%(n=106/197)が臨床的回復に到達しました。
臨床転帰は、地域により異なりました。イタリア以外では第14日時点の死亡率は両群あわせて
7% (n=23/320)、第14日時点で臨床的改善がみられた患者の割合は64% (n=205/320)であり、
61%(n=196/320)が退院しました。

早期治療への影響

 探索的解析では、発症後10日以内にremdesivirの投与を受けた患者は、発症後11日以降に投
与を受けた患者に比べ、転帰が良好でした。両治療群のデータをあわせて解析したところ、第
14日までに退院した患者の割合は、発症後10日以内に治療を開始した患者では62%、発症後
11日以降に開始した患者では49%でした。

 本試験の主任試験責任医師の一人であるスタンフォード大学医学部の易感染性宿主感染症
部長で医学臨床教授のアルナ・スブラマニアン医師(Aruna Subramanian, MD)は、次のよう
に述べています。「今回のデータは、remdesivirによる治療を通常より短期間の5日間受けた患
者さんでも、10日間の治療を受けた患者さんと同じように臨床的改善が認められることを示すも
のです。さらなるデータは必要ですが、今回の結果は、remdesivirの安全性と有効性が立証さ
れた場合には、本剤の治療の最適化についての理解を深める一助となります」

 remdesivirの忍容性は、5日間投与群、10日間投与群とも概ね良好でした。患者の10%以上に
認められた有害事象は、悪心(5日間投与群: 10.0%, n=20/200 vs. 10日間投与群: 8.6%,
n=17/197)と急性呼吸不全(5日間投与群: 6.0%, n=12/200 vs. 10日間投与群: 10.7%, n=
21/197)でした。グレード3以上の肝酵素(ALT)上昇は患者の7.3%(n=28/385)で認められ、
3.0%(n=12/397)は肝酵素上昇のためremdesivirの投与を中止しました。

 本試験で得られた有効性と安全性に関する主な結果を下表に示します。
Remdesivir
5日間
投与群
n=200
Remdesivir
10日間
投与群
n=197
ベースラインで
補正したp値1
第14日における臨床有効性評価項目
7段階スケールの2段階以上の改善 129 (65) 107 (54) 0.16
臨床的回復 129 (65) 106 (54) 0.17
退院 120 (60) 103 (52) 0.44
死亡 16 (8) 21 (11) 0.70

安全性

 有害事象全般 141 (71) 145 (74) 0.86
 グレード3以上の薬剤関連有害事象 8 (4) 10 (5) 0.65
 重篤な薬剤関連有害事象(SAE) 3 (2) 4 (2) 0.73
 投与中止に至った有害事象 9 (5) 20 (10) 0.07
 1ベースライン時点の臨床状態で補正


SIMPLE試験について

 ギリアドは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大している国々において、remdesivir
を検討する2件の無作為化非盲検多施設共同第III相試験(SIMPLE試験)を開始しました。

 1 番目の試験では、重度のCOVID-19症状を呈する患者を対象に、5 日間および 10 日間の
remdesivir 静脈内投与レジメンの安全性および有効性を評価します。試験の最初のフェーズで
は、患者397名を1:1の比率で無作為化し、標準治療法に加え、remdesivirの点滴静注を初日
に200mg投与した後、第5日まで1日1回100 mg投与する群と第10日まで1日1回100 mg投与す
る群に割り付けました。このほどこの試験の拡大フェーズを設け、人工呼吸器の使用例を含む
5,600名を追加登録する予定です。試験は現在、米国、中国、フランス、ドイツ、香港、イタリア、
日本、韓国、オランダ、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾と英国をはじめ世
界各地の180の医療機関で実施中です。

 2 番目の試験では、中等度の COVID-19 症状を呈する患者を対象に、標準治療に加えて 5 日
間および 10 日間の remdesivir 静脈内投与レジメンを併用した群の安全性および有効性を、標
準治療のみの群と比較して評価します。初期600例の結果は、5月末に得られる見込みです。


remdesivirについて

 remdesivir は、エボラウイルス、マールブルグウイルス、MERS ウイルス、SARS ウイルスなど、複
数種類の新興感染症病原体に対し、in vitro と動物モデルを用いた試験の両方で広範な抗ウ
イルス活性が認められている、開発中の核酸アナログです。ギリアドが実施したin vitro試験で
は、remdesivirはCOVID-19の原因ウイルスに対し抗ウイルス活性を示すことが明らかにされま
した。COVID-19におけるremdesivirの安全性と有効性は、複数の第III相臨床試験において評
価中です。


ギリアド・サイエンシズについて

 ギリアド・サイエンシズは、医療ニーズがまだ十分に満たされない分野において、革新的な治療
を創出、開発、製品化するバイオファーマ企業です。会社の使命は、生命を脅かす病を抱える
世界中の患者さんのために医療を向上させることです。カリフォルニア州フォスターシティに本
社を置き、世界35か国以上で事業を行っています。

 ギリアドの新型コロナウイルスへの対応に関する詳細については、こちらをご覧ください:
https://www.gilead.com/purpose/advancing-global-health/covid-19


将来予想に関する記述

 本プレスリリースは、1995 年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)で定義される「将来予測に関する記述」に該当し、いくつかのリスクや不確定要素などの要因を含む場合があります。remdesivirは現在開発中の新薬候補で、世界のいずれの国・地域でも認可・承 認されておらず、安全性と有効性は、COVID-19治療を含むいずれの用途においても確立されていません。
 remdesivirに関連して現在実施中の試験や追加しておこなわれる臨床試験において良好な結果が得られない可能性があるほか、ギリアドおよびその他の団体がこれら試験のうちの1件またはそれ以上を予定通りに完了することができないか、または試験の中止に至る可能性もあります。また、ギリアドがremdesivirの開発中止に至る戦略的判断を下す可能性、FDAまたはその他の規制当局がremdesivirを承認しない可能性、あるいは承認された場合にもその使用に大きな制限がつく可能性もあります。これにより、remdesivirが商業化されない可能性があります。歴史的事実以外の全ての記述は、将来予想に関する記述とみなしてください。これらのリスクや不確定要素、その他の要因により、実際の結果が「将来予想に関する記述」と著しく異なったものとなる可能性があります。本記述の内容は確定したものではありませんのでご注意ください。上記以外のリスクは、Form 8-K の最新報告、Form 10-Q の四半期報告とForm 10-Kの年次報告などの米国証券取引委員会(SEC)への企業の定期報告に詳細が記載されています。将来予想に関する記述はすべて、ギリアドが現在入手できる情報に基づいており、ギリアドは将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。

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2正午:有症状8729(+87)入院11702(+134、確認中5436)重症324(-4)死亡458(+26)報道517(+31)/都感染4477(+162)重症100(+3)死亡141(+15)

2020-05-03 21:10:00 | 各論:新型インフルエンザに備える


************第18週の動き(4/27-5/3)*****
●5/1新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」出される
→ https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627254.pdf

●5/1に退院数が500以上増加。入院数が、初のマイナス(-159)

●5/2に日本の死亡数500人を突破、517人。厚労省の死亡数5/2は、5/2(土)458(+26)。

●東京都は新型コロナウイルスに感染して死亡した人の年代別の内訳を公表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012415081000.html
60代以上が全体の約9割

都内では新型コロナウイルスの感染が確認された126人が1日までに死亡
このうち、確認中の4人を除く122人の内訳

▽30代以下と100歳以上で死亡した人0
▽40代1人
▽50代9人
▽60代18人
▽70代40人
▽80代38人
▽90代16人

性別
▽男性85人
▽女性37人



************第17週の動き(4/21-4/26)************
1、4/18(土)から東京都の退院(療養期間経過を含む)が急増しています。そして、4/22(水)から厚労省の統計の退院も一日あたり684人急増し始めました。
 東京都の入院中のかたが、4/21(火)2601人から、4/22(水)2461人と140人減少しました。
 一方で、4/23(木)全国で入院患者が一万人を超えました。

退院した方:

厚労省
4/20(月)1239(+80)、4/21(火)1356(+117)4/22(水)2040(+684)、4/23(木)2408(+368)、4/24(金)2536(+128)4/25(土)2662(+126)


東京都
 4/17(金)52(+0)、4/18(土)297(+245)、4/19(日)297(+0)4/20(月)600(+303)、4/21(火)625(+25)、4/22(水)897(+272)、4/23(木)937(+40)、4/24(金)952(+15)、4/25(土)970(+18)、4/26(日)994(+24)、


2、PCR陽性者(一日増加500人台→300人台→400人台)、入院患者数の増加(一日増加500人前後→200人台→300人台)が、少し減少したが、また、増加かもしれません。
 東京都は、4/25(土)3836(+103)、4/26(日)3908(+72)と百を切りました。

 院内感染が増加しており、気は抜けないと考えます。

 PCR陽性者数が少ないのは、そもそも検査数が少ないからではないかと、京都大学山中教授は、分析をしています。
 → https://www.covid19-yamanaka.com/cont3/16.html

 PCR陽性者が減少していると、分析手法を含め政府専門家委員会の西浦教授は、解説しています。
 → https://www.youtube.com/watch?feature=share&v=0M6gpMlssPM


3、死亡者数に、都道府県集計/報道機関集計と厚労省で大きなずれ(約100人の差)が生じていました。4/22は、解消に向かい、22人の差へ。
 おそらく、厚労省が、その差を詰めた作業をしたため、4/21(火)186→4/22(水)277へと一日あたりの死亡者数の増加は91人と計算上は急増しました。
 再度、全国紙と厚労省の死亡者の差が開き始めています。

⇒死亡者数につき、疑問に思う事:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/9ab9f22bfe4e01342a9feed64745228f

●厚労省が言う日本の死亡者数(①)
4/19(日)161 4/20(月)171(+10)、4/21(火)186(+15)、4/22(水)277(+91)4/23(木)287(+10)、4/24(金)317(+30)、4/25(土)324(+7)


●全国紙が言う都道府県の死亡者合計
4/19(日)238 、4/20(月)263(+25)、4/21(火)283(+20)、4/22(水)299(+16)、4/23(木)328(+29)、、4/24(金)345(+17)、4/25(土)360(+15)

4、人工呼吸器等重症のかたも徐々に増えています。4/25は、特に多く一日24人増。要注意。

4/25(土)287(+24)、東京62(-1)、
4/24(金)263(+4)、東京 63(+0)
4/23(木)全国259(+18)、東京63(+1)
4/22(水)全国241(+9)、東京62(+1)
4/21(火) 全国232(+1)、  東京61(+1)
4/20(月)全国231(+14)、東京60(+3)


5、4/19(日)都の感染者が3000人を超える。4/25(土)死亡者数100超える。

 4/22報道都内墨東病院(三次救急)の医師7人感染など医療関係者の感染増加。深刻な問題。

6、致死率 4/19(日)

報道238/10804→2.2%、

厚労省データ:161+13/10361+712→1.6%(クルーズ船入れて)、161(死亡者)/10361(PCR陽性者)→1.6%(クルーズ船除く)

7、入院を必要とする方で入院待機中のかたが300名→400名近くになってきています。
  1で延べたように、退院するかたが増えたので、解消されることを願っています。
  4/25(土)ようやく待機が減少へ。

4/20(月)297(+30)、4/21(火)307(+10)、4/22(水)329(+22)、4/23(木)351(+22)、4/24(金)383(+31)、4/25(土)372(-11)


8、報道では、
①救急車の受け入れ先が決まらない問題、
②親が感染した場合の子どもの受け入れ先の問題、
③がん専門病院でも手術が先延ばしになっている問題
などなど難しい問題が、いくつも浮上してきています。

 

********全体の動き***********

・4/18(土)に感染者が1万人を超えました。5千人から倍になるのに9日間でした。
 なお、1千人超えるまで1月中旬の初感染から2ヶ月、1千人から1万人は1ヶ月たらず。

・4/18(土)分から、都の退院記載の手法が変わりました。

 退院:「療養期間経過を含む」となりました。

 東京都の退院者の急増の理由:4/17(金)52(+0)⇒4/18(土)297(+245)

・4/18(土)日本医師会に、有識者会議設置。

・日本の新型コロナウイルス感染症の最新の知見の集大成:
 4/18(土)第94回日本感染症学会学術講演会 特別シンポジウム 13:25-16:50

 ⇒ 重要動画: https://www.youtube.com/user/kansenshoorjp


4/16(木)国の方針が一転、全国での緊急事態宣言へ。

・4/15 都の緊急補正予算 https://www.youtube.com/watch?v=tMuymTIobfo
 ⇒補正予算の詳細:都令和2年度4月補正予算、緊急対策8000億円の内3574億円(感染拡大防止協力金960億円、医療提供体制確保129億、中小企業制度融資等1964億円など)

4/11(土)国が、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針 令和2年3月 28 日(令和2年4月 11 日変更)を出す。第28回対策本部会議 https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_0411.pdf

4/10(金)都から企業への休業協力要請(休業要請ではない)が出された。https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/655/20200410_2.pdf
    都は、第19回「東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議」実施

4/8(水)都が「緊急事態措置」を0時より開始。中央区も保育園など利用の方針を打ち出す。

4/7(火)
・緊急事態宣言発令。→受けて東京都は、第18回「東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議」実施、「東京都新型コロナウイルス感染症対策審議会」https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/628/2020040704.pdfが設置された。資料:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007288/1007628.html
・緊急事態宣言に関連して、コールセンター(名称:東京都緊急事態措置相談センター)を都が開設し、都民や事業者の疑問や不安に対応。電話03-5388-0567(毎日、9-19時)
4/6(月)緊急事態宣言に向けた体制整備に関し、都が第17回「東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議」実施。https://tokyodouga.jp/OMOfz4272Kk.html、資料https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007288/1007612.html
4/5(日)都知事が、国の決断を待つ旨の発言。
4/4(土) 東京都の感染者発生が、一日100人を超えた。
4/3(金)学校再開の文科省の指針Q&A更新 https://www.mext.go.jp/content/20200403-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

4/1(水)・東京都が、都立学校における春季休業の終了日の翌日から令和2年5月6日までの間の臨時休業措置 (区市町村には都の措置を参考に協力を要請)https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/571/2020040109.pdf

・乳児の重症例(山梨県)の報道あり。
・都が、区市町村別の発生状況を発表
・国の対策会議で、医療崩壊を議論、緊急事態宣言は出す状況でない。医師会は「医療的危機的状態」、静岡市の感染症指定病院満杯。
・専門家会議開催、記者会見映像。https://www.youtube.com/watch?v=50-sux3BdDohttps://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000617992.pdf

3/31(火)閣議後の大臣会見冒頭で、萩生田大臣が、新学期からの学校再開に向けた方針について発言。感染拡大の地域には臨時休業の対応もありうる。
3/30(月)志村けん氏、亡くなられた(2020.3.29 23:10都内病院)旨の報道。五輪2020.7.23、パラ2020.8.24開幕IOC・IPCと決定。
3/28(土)、3/29(日)首都圏外出自粛
3/28(土)政府、『新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針』策定https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020328.pdf

3/27(金)小池都知事、選手村をコロナ患者の一時滞在施設にと提案

3/26(木)夕刻、都知事、首相へ都の緊急要望。https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/536/2020032709.pdf
          国は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、「新型コロナウイルス感染症対策本部」設置
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020326.pdf
      首都圏一円「移動自粛」 5都県知事が共同で要請。https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/536/2020032710.pdf

3/25(水)夕刻、都知事「感染爆発の重大局面」の緊急記者会見。

3/24(火)東京五輪、1年間程度延期へ。

*******予定************

4/12(日)大規模イベントなど現在の対応方針を継続
→都による緊急事態措置 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/655/20200410_2.pdf
都民4/7(火)〜5/6(水)まで(新型インフルエンザ等対策特別措置法第45条第1項)
企業4/11(土)〜5/6(水)まで(新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項)

*******区立学校・幼稚園の予定****
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/1de7ebe0f0ca94e790530adea3e8e7fb

(1)入学式、始業式 当初予定通り実施
●入学式・入園式
小学校 4/6(月) →校庭などを用い感染に配慮しつつ、予定通り実施。
中学校 5/7(木)実施予定
幼稚園 5/8(金)実施予定
宇佐美学園入園式 5/9(土)午後、城東小学校において実施予定

●始業式
小学校 4/6(月) →校庭などを用い感染に配慮しつつ、予定通り実施。
中学校 4/6(月) →校庭などを用い感染に配慮しつつ、予定通り実施。
幼稚園 5/7(木)実施予定

(2)休校・休園について
●始業式後、学校は、ゴールデンウイーク明けまで休業(4/7(火)~5/6(水))

●幼稚園・認可保育園・認定こども園も、4/7(火)~5/6(水)の期間を臨時休業、預かりの必要な子は預かる
 認証保育園は、休園のところと、登園自粛がある。




******数字、良い傾向は、青。悪い傾向は、赤**********

●PCR陽性率(一日のPCR検査実施人数に占める陽性者の割合)
注:ある一日の単発の陽性率であり、ひとつの目安です。日々変化します。

4/27(月)201/1618→12.4%、4/28(火)184/9854→1.9%、4/29(水)275/3709→7.4、4/30(木)216/1354→16.0、5/1(金)189/8541→2.2%、5/2(土)261/7377→3.5%、5/3(日)

4/20(月)361/3909→9.2%、4/21(火)363/7826→4.6%、4/22(水)371/6037→6.1%、4/23(木)422/5396→7.8%、4/24(金)435/5617→7.7%、4/25(土)423/5854→7.2%、4/26(日)349/1620→21.5%

4/13(月)530/1321→40.1%4/14(火)315/10849→2.9%、4/15(水)457/4685→9.8%、4/16(木)488/6467→7.5%、4/17(金)503/5669→8.9%、4/18(土)557/4953→11.2%、4/19(日)557/1491→37.4%

 

●全体でみると
4/27(月)13385/150692→8.9%、4/28(火)13576/160546→8.5%、4/29(水)13852/164255→8.4、4/30(木)14088/165609→8.5、5/1(金)14281/174150→8.2%、5/2(土)14544/181527→8.0%、5/3(日)4/20(月)10751/116725→9.2%、4/21(火)11119/124550→8.9%、4/22(水)11496/130587→8.8%、4/23(木)11919/135983→8.8%、4/24(金)12388/141600→8.7%、4/25(土)12829/147454→8.7%、4/26(日)13182/149074→8.8%

4/13(月)7255/78702→9.2%、4/14(火)7645/89551→8.5%、4/15(水)8100/94236→8.6%、4/16(木)8582-100703→8.5%、4/17(金)→9167/106372→8.6%、4/18(土)9795/111325→8.8%、4/19(日)10361/112816→9.2%



●PCR検査陽性者
4/27(月)13385(+201)、4/28(火)13576(+184)、4/29(水)13852(+275)、4/30(木)14088(+236)、5/1(金)14281(+189)、5/2(土)14544(+263)、5/3(日)

4/20(月)10751(+361)、4/21(火)11119(+363)4/22(水)11496(+371)、4/23(木)11919(+422)、4/24(金)12388(+435)、4/25(土)12829(+441)、4/26(日)13182(+349)

4/13(月)7255(+530)、4/14(火)7645(+315)、4/15(水)8100(+457)、4/16(木)8582(+488)、4/17(金)9167(+503)、4/18(土)9795(+557)、4/19(日)10361(+557)


●有症状者

4/27(月)8097(+154)、4/28(火)8223(+126)、4/29(水)8352(+129)、4/30(木)8515(+163)、5/1(金)8642(+127)、5/2(土)8729(+87)、5/3(日)

4/20(月)6656(+286)、4/21(火)6869(+208)、4/22(水)7096(+224)、4/23(木)7315(+217)、4/24(金)7577(+247)、4/25(土)7787(+210)、4/26(日)7941(+154)

4/13(月)4552(+272)、4/14(火)4794(+171)、4/15(水)5036(+243)、4/16(木)5354(+322)、4/17(金)5738(+335)、4/18(土)6056(+290)、4/19(日)6353(+286)


●入院を必要とするかたの増加(増加の減少に青):
4/27(月)11311(+128)、4/28(火)11389(+71)、4/29(水)11567(+178)、4/30(木)11727(+160)、5/1(金)11568(-159)、5/2(土)11702(+134)、5/3(日)

4/20(月)9341(+272)、4/21(火)9577(+231)4/22(水)9869(+286)、4/23(木)10212(+343)、4/24(金)10600(+354)、4/25(土)10932(+332)、4/26(日)11180(+244)

4/13(月)6354(+511)、4/14(火)6683(+329)、4/15(水)7080(+399)、4/16(木)7511(+437)、4/17(金)8007(+414)、4/18(土)8572(+493)、4/19(日)9041(+469)




●そのうち重症度の確認中のかた(A)
4/27(月)671(+54)、4/28(火)663(-8)、4/29(水)688(+25)、4/30(木)692(+4)、5/1(金)675(-16)、5/2(土)674(-1)、5/3(日)

4/20(月)573(-8)、4/21(火)599(+26)、4/22(水)589(-10)、4/23(木)622(+33)、4/24(金)610(-12)、4/25(土)625(+15)、4/26(日)617(-8)

4/13(月)623(+47)、4/14(火)617(-6)、4/15(水)583(-34)、4/16(木)550(-31)、4/17(金)560(+10)、4/18(土)597(+38)、4/19(日)581(-16)

●そのうち症状有無確認中(B)
4/27(月)4348(+126)、4/28(火)4397(+49)、4/29(水)4525(+128)、4/30(木)4562(+37)、5/1(金)4608(+46)、5/2(土)4762(+154)、5/3(日))

4/20(月)3391(+68)、4/21(火)3517(+126)、4/22(水)3640(+123)、4/23(木)3826(+186)、4/24(金)4006(+180)、4/25(土)4222(+216)、4/26(日)4334(+112)

4/13(月)2172(+233)、4/14(火)2290(+118)、4/15(水)2483(+193)、4/16(木)2620(+137)、4/17(金)2795(+144)、4/18(土)3079(+240)、4/19(日)3323(+245)

●確認中(A)と症状有無確認中(B)の和(A+B)
4/27(月)5019(+68)、4/28(火)5060(+41)、4/29(水)5213(+153)、4/30(木)5254(+41)、5/1(金)5283(+29)、5/2(土)(+153)、5/3(日)

4/20(月)3964(+60)、4/21(火)4116(+152)、4/22(水)4229(+113)、4/23(木)4448(+219)、4/24(金)4616(+168)、4/25(土)4847(+231)、4/26(日)4951(+104)

4/13(月)2795(+280)、4/14(火)2907((+112)、3066(+159)、4/16(木)3170(+104)、4/17(金)3355(+185)、4/18(土)3676(+321)、4/19(日)3904(+228)


●入院を必要とする方で入院待機中のかた
4/27(月)311(-6)、4/28(火)310(-1)、4/29(水)308(-2)、4/30(木)310(+2)、5/1(金)287(-23)、5/2(土)288(+1)、5/3(日)

4/20(月)297(+30)、4/21(火)307(+10)、4/22(水)329(+22)、4/23(木)351(+22)、4/24(金)383(+31)、4/25(土)372(-11)、4/26(日)317(-55)

4/13(月)148(+71)、4/14(火)153(+5)、4/15(水)160(+7)、4/16(木)177(+17)、4/17(金)219(+31)、4/18(土)238(+16)、4/19(日)267(+29)


●退院したかたの増加
4/27(月)2905(+90)、4/28(火)3187(+282)、4/29(水)3374(+187)、4/30(木)3466(+92)、5/1(金)3981(+515)、5/2(土)4211(+230)、5/3(日)

4/20(月)1239(+80)、4/21(火)1356(+117)、4/22(水)2040(+684)、4/23(木)2408(+368)、4/24(金)2536(+128)、4/25(土)2662(+126)、4/26(日)2815(+153)

4/13(月)799(+15)、4/14(火)853(+54)、4/15(水)901(+48)、4/16(木)935(+34)、4/17(金)1012(+77)、4/18(土)1069(+58)、4/19(日)1159(+91)


●今までに重症から軽~中等症へ改善したかた(増加に青):
4/27(月)65(+0)、4/28(火)67(+2)、4/29(水)71(+4)、4/30(木)71(+0)、5/1(金)71(+0)、5/2(土)72(+1)、5/3(日)

4/20(月)56(+2)、4/21(火)56(+0)、4/22(水)56(+0)、4/23(木)57(+1)、4/24(金)57(+0)、4/25(土)60(+3)、4/26(日)62(+2)

4/13(月)40(+0)、4/14(火)40(+0)、4/15(水)44(+4)、4/16(木)48(+4)、4/17(金)52(+4)、4/18(土)54(+2)、4/19(日)54(+0)


●人工呼吸器等重症(死亡に伴う減少や悪化傾向を赤字)
4/27(月)300(+4)、4/28(火)305(+5)、4/29(水)306(+1)、4/30(木)308(+2)5/1(金)328(+20)5/2(土)324(-4)、5/3(日)

4/20(月)231(+14)、4/21(火)232(+1)、4/22(水)241(+9)4/23(木)259(+18)、4/24(金)263(+4)、4/25(土)287(+24)、4/26(日)296(+9)

4/13(月)135(+8)、4/14(火)152(+17)、4/15(水)168(+16)、4/16(木)193(+25)、4/17(金)207(+14)、4/18(土)211(+4)、4/19(日)217(+6)

●厚労省が言う日本の死亡者数(あ)増減を正確に計算。
4/27(月)351(+3)、4/28(火)376(+25)、4/29(水)389(+13)、4/30(木)415(+26)、5/1(金)432(+17)、5/2(土)458(+26)、5/3(日)

4/20(月)171(+10)、4/21(火)186(+15)、4/22(水)277(+91)、4/23(木)287(+10)、4/24(金)317(+30)、4/25(土)324(+7)、4/26(日)348(+24)

4/13(月)102(+4)、4/14(火)109(+7)、4/15(水)119(+10)、4/16(木)136(+17)、4/17(金)148(+12)、4/18(土)154(+6)、4/19(日)161(+7)

4/6(月)73(+3)、4/7(火)80(+7)、4/8(水)81(+1)、4/9(木)85(+4)、4/10(金)88(+3)、4/11(土)94(+6)、4/12(日)98(+4)

3/30(月)54(+2)、3/31(火)56(+2)、4/1(水)57(+1)、4/2(木)60(+3)、4/3(金)63(+3)、4/4(土)69(+6)、4/5(日)70(+1)

3/23(月)41(+5)⇒3/24(火)42(+1)⇒3/25(水)43(+1)⇒3/26(木)45(+2)⇒3/27(金)46(+1)⇒3/28(土)49(+3)⇒3/29(日)52(+3)

●厚生省が言う日本の死亡者数の一日の増減、時々計算が合いませんが(下線部分)、厚労省の報告書の記載通り忠実に書いて行きます。
4/27(月)351(+3)、4/28(火)376(+25)、4/29(水)389(+13)、4/30(木)415(+26)、5/1(金)432(+17)、5/2(土)458(+26)、5/3(日)

4/20(月)171(+9)、4/21(火)186(+15)、4/22(水)277(+17)、4/23(木)287(+10)、4/24(金)317(+19)、4/25(土)324(+17)4/26(日)348(+14)

●全国紙が言う都道府県の死亡者合計
4/27(月)394(+22)、4/28(火)413(+19)、4/29(水)435(+22)、4/30(木)457(+22)、5/1(金)486(+29)、5/2(土)517(+31)、5/3(日)

4/20(月)263(+25)、4/21(火)283(+20)、4/22(水)299(+16)、4/23(木)328(+29)、4/24(金)345(+17)、4/25(土)360(+15)、4/26(日)372(+12)

4/14(火)162(+30)、4/15(水)179(+17)、4/16(木)191(+12)、4/17(金)207(+16)、4/18(土)224(+17)、4/19(日)238(+14)

●致死率 

4/26(日)
報道372/13439→2.8%
厚労省データ
348+13/11180+712→3.0%(クルーズ船入れて)、
348(死亡者)/11180(PCR陽性者)→3.1%(クルーズ船除く)

4/19(日)
報道238/10804→2.2%、
厚労省データ:
161+13/10361+712→1.6%(クルーズ船入れて)、
161(死亡者)/10361(PCR陽性者)→1.6%(クルーズ船除く)

4/12(日)
報道138/7268→1.9% 、
98+12/6748+712→1.5%(クルーズ船入れて)、
98(死亡者)/6748(PCR陽性者)→1.4%(クルーズ船除く)

4/5(日)  
報道93/3774→2.5%、
70+11/3271+712→2.0%(クルーズ船入れて)、
70(死亡者)/3271(PCR陽性者)→2.1%(クルーズ船除く)

3/29(日) 55/1680→3.3%、52/1693→3.1%

3/22(日) 49/1813⇒2.7%、36/1046⇒3.4%

3/15(日) 31/1515⇒2.0%、22/777⇒2.8%

<東京都の感染者発生数>4/28 20:00更新版
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

●陽性者数(累計)(増加率減少に青色)
4/27(月)3947(+39)、4/28(火)4059(+112)、4/29(水)4106(+47)、4/30(木)4152(+46)、5/1(金)4315(+165)、5/2(土)4477(+162)(、5/3(日)

4/20(月)3184(+102)、4/21(火)3307(+123)、4/22(水)3439(+132)、4/23(木)3572(+133)、4/24(金)3733(+161)、4/25(土)3836(+103)、4/26(日)3908(+72)、

4/13(月)2158(+90)、4/14(火)2319(+161)、4/15(水)2446(+127)、4/16(木)2595(+149)、4/17(金)2794(+199)、4/18(土)2975(+181)、4/19(日)3082(+107)



●入院中
4/27(月)2668(-146)、4/28(火)2690(+22)、4/29(水)2718(+28)、4/30(木)2608(-110)、5/1(金)2673(+65)、5/2(土)2786(+113)、5/3(日)

4/20(月)2507(-207)4/21(火)2601(+94)、4/22(水)2461(-140)、4/23(木)、4/24(金)2688、4/25(土)、4/26(日)2814、

4/13(月)2064(+90)、4/14(火)2220(+156)、4/15(水)2341(+121)、4/16(木)2487(+146)、4/17(金)2679(+192)、4/18(土)2610(+69)、4/19(日)2714(+104)


 
●重症
4/27(月)93(+27)、4/28(火)105(+12)、4/29(水)105(+0)、4/30(木)101(-4)、5/1(金)97(-4)、5/2(土)100(+3)、5/3(日)

4/20(月)60(+3)、4/21(火)61(+1)、4/22(水)62(+1)、4/23(木)63(+1)、4/24(金)63(+0)、4/25(土)62(-1)、4/26(日)66(+4)、

4/13(月)40(+3)、4/14(火)40(+0)、4/15(水)42(+2)、4/16(木)50(+8)、4/17(金)54(+4)、4/18(土)55(+1)、4/19(日)57(+2)


●死亡
4/27(月)106(+6)、4/28(火)108(+2)、4/29(水)117(+9)、4/30(木)120(+3)、5/1(金)126(+6)、5/2(土)141(+15)、5/3(日)

4/20(月)77(+6)、4/21(火)81(+4)、4/22(水)81(+0)、4/23(木)87(+6)、4/24(金)93(+6)、4/25(土)100(+7)、4/26(日)100(+0)

4/13(月)42(+0)、4/14(火)47(+5)、4/15(水)53(+6)、4/16(木)56(+3)、4/17(金)63(+7)、4/18(土)68(+5)、4/19(日)71(+3)

4/6(月)30(+0)、4/7(火)31(+1)、4/8(水)35(+4)、4/9(木)36(+1)、4/10(金)40(+4)、4/11(土)40(+0)、4/12(日)42(+2)
4/4(土)23 人、4/5(日)30(+7)

●退院(4/18分から療養期間経過を含む)
4/27(月)1173(+179)、4/28(火)1261(+88)、4/29(水)1271(+10)、4/30(木)1424(+153)、5/1(金)1518(+94)、5/2(土)1550(+32)、5/3(日)

4/20(月)600(+303)、4/21(火)625(+25)、4/22(水)897(+272)、4/23(木)937(+40)、4/24(金)952(+15)、4/25(土)970(+18)、4/26(日)994(+24)

4/13(月)52(+0)、4/14(火)52(+0)、4/15(水)52(+0)、4/16(木)52(+0)、4/17(金)52(+0)、4/18(土)297(+245)、4/19(日)297(+0)



<中央区の感染者発生状況>
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/
4/27(月)84(+3)、4/28(火)87(+3)、4/29(水)87(+0)、4/30(木)87(+0)、5/1(金)88(+1)、5/2(土)89(+1)、5/3(日)89(+0)


4/20(月)68(+1)、4/21(火)70(+2)、4/22(水)73(+3)、4/23(木)74(+1)、4/24(金)79(+5)、4/25(土)79(+0)、4/26(日)80(+1)

4/13(月)39(+3)、4/14(火)51(+12)、4/15(水)53(+2)、4/16(木)56(+3)、4/17(金)58(+2)、4/18(土)65(+7)、4/19(日)67(+2)


区内施設発生報告:

4/24 https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/kaigo/jigyosya/virus/aioihassei.html
4/21 http://www.aioinosato.jp/pdf/info0421.pdf?fbclid=IwAR1lt0rZLenI0jramsEiDl5Yz31EMYVa230C41mDjhJNHPreVVeLTlW7-KI
4/20 https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/jinjigyoseinouneijyokyo/_user_syokuin_20200420.html
*************
都 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

区別:https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/

厚労省 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202004.html

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☆☆新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 5 月 1 日)

2020-05-03 19:42:10 | 各論:新型インフルエンザに備える

今後、この提言をもとに政策が作られます。
みなさん、ご確認下さい。

→ https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627254.pdf

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☆学校のオンライン教育に必要な著作権情報まとめ 福原将之氏2020.4.30

2020-05-03 19:36:07 | 教育

 オンライン授業で、クリアーしなければならない問題、著作権。

→ https://kagakucafe.com/202004306615.html

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国立感染症研究所:東京では2月から超過死亡確認。4月初旬に急減。全国的には超過死亡なし。新型コロナウイルス感染症の他の死因への紛れ込みはあるのだろうか?

2020-05-03 19:20:32 | 新型コロナウイルス感染症:感染の広がり状況

 新型コロナウイルス感染症の死亡者数が少ないという感じと、インフルエンザが発生していないのにその関連死が出ていることに対し、疑問を抱いていました。

 以下、ご指摘されている先生の内容をシェア致します。

 国立感染症研究所報告書;https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/2112-idsc/jinsoku/1852-flu-jinsoku-7.html

*****************

山本 直樹先生より
 
国立感染症研究所の記載です。超過死亡の考え方が大切ですね。
東京では2月から超過死亡が確認。4月初旬に急減しています。
全国的には超過死亡はありません。

2018/19シーズンは3,276人であり, 直近5シーズンでは3番目と特別に大きな超過死亡が発生したわけではなかった。








 
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☆「避難所開設での感染を防ぐための 事前準備チェックリスト」人と防災未来センター 研究員 髙岡誠子氏2020.4.23

2020-05-03 19:14:30 | 防災・減災
「避難所開設での感染を防ぐための事前準備チェックリスト」
 
2020 年 4 月23日現在
 
人と防災未来センター 研究員 髙岡誠子

手引き版
 
簡易版
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Children with Covid-19 in Pediatric Emergency Departments in Italy イタリアの子どもの感染状況、死亡0 NEJM2020.5.1

2020-05-03 18:58:26 | 各論:新型インフルエンザに備える

→ https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2007617

 On February 20, 2020, the incidence of Covid-19 began to rapidly escalate in Italy. By March 25, Italy had the second highest number of Covid-19 infections worldwide and the greatest number of deaths.1 Children younger than 18 years of age who had Covid-19 composed only 1% of the total number of patients; 11% of these children were hospitalized, and none died.2

 イタリアにおける子どもの新型コロナウイルス感染症の状況、死亡0。

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