「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

コロナワクチン接種体制の整備、ひな形を作成されている厚労省と練馬区に感謝!これを応用すれば、全国一斉にできるはず!!!(事務連絡R3.1.29)

2021-02-02 12:37:59 | 【各論】新型コロナ 治療薬とワクチン

 行政の最も重要課題のひとつ、コロナワクチン接種。

 その接種体制の整備について、厚労省と練馬区が、ひな形を作って下さっています。そして、中央区にも届いているはず。

 各自治体は、このひな形を、自分の自治体の人口規模と地形に合わせて応用すれば、当該自治体の接種計画は瞬時に出来上がります。

 ひな形の重要ポイントを、ピックアップしました。順番を変えている場合があります。

 メモのため、黄色の蛍光マーカーは、私が引きました。
 ファイザー社製は、ワクチンが6人分で詰められており、5日以内に使い切る必要があります。

 練馬区 総人口        74万、中央区  総人口        17万(練馬区の約1/4) 高齢化率23%
     高齢者(65歳以上)  16万、     高齢者(65歳以上)  2.5万(練馬区の約1/6)  高齢化率14.8%
     地域割り       4地域、     地域割り       日本橋、京橋、月島の3地域

 中央区が、1/4~1/6のスケール感で、3地域で、練馬区モデル(開業医個別接種と集団接種のハイブリッド)を適用可能と考えられます。


*******厚労省資料、抜粋******

●計画立案にあたり着目すべき大事な数字・項目




●検討課題












●練馬区方式 詳細
































●当該文書発出に当たり、厚労省からのあいさつ文







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政治が、もう一歩前に進むために、乗り越えねばならない、高いハードル「陰謀論」

2021-02-02 09:54:15 | シチズンシップ教育

 なかなか、政治が難しいと言われるゆえんのひとつ。

 しかし、政治が、もう一歩前に進むために、乗り越えねばならない、高いハードル「陰謀論」。

 「陰謀論」は、どこにでもあり、わざと作ろうとしているひとがいます。

 解決法のひとつは、メディアリテラシーだと私は考えています。

 そして、言論同士を、言論の自由市場で万人の前で戦わせること。

 「陰謀論」は、「陰」というだけあって、「陽」の当たる場所では、生き続けられません。

 
**************朝日新聞2021.02.02*************************
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14785315.html

「陰謀論」拡散、日本でもあった コレラ流行の明治期―「政府が生き肝を米国に」一揆も


2021年2月2日 5時00分


 「米大統領選で投票不正があった」という根拠不明の情報が、トランプ前大統領の支持者を突き動かし、連邦議会議事堂の襲撃にまで至った。日本でもこうした「陰謀論」を支持する投稿が、ネット上にあふれる。かつて日本社会でも繰り返し浮上した陰謀論をたどり、陰謀論を受け入れる現代社会について考える。

 ■背景に「秩序への異議」/「混沌とした時ほど力」

 「国内で一般の人が、陰謀論を口にするようになったのは最近のことのように思う」。そう話すのは、超能力や超常現象など「世界の謎と不思議」を扱う月刊誌「ムー」の三上丈晴編集長だ。フリーメーソンや宇宙人による陰謀論も同誌では定番の題材だ。

 三上さんによると、1980年代後半から90年代にかけての陰謀論は、サブカルチャーなどの形で受容されてきた。インターネットの普及で陰謀論が本格的に広まったが、拍車をかけたのはトランプ氏の登場だったとみる。「自分は『ディープステート』(影の政府)と戦っている」と演説するトランプ氏に、「陰謀論者の味方だととれることを、大統領が言ってしまう光景は衝撃的だった」と明かす。

 「ムー」ではまだ、トランプ支持者と重なり合う陰謀論集団「Qアノン」を本格的に特集はしていない。「検証するとすぐにおかしいと分かる事柄が組み合わさっていて、ムー読者からするとまだまだ甘いと思うのでは。日本で盛り上がっている人は、陰謀論への免疫が足りないような気がする」と話す。

    *

 そもそも陰謀論とは何なのか。『世界の陰謀論を読み解く』の著者で宗教学者の辻隆太朗さんは、(1)ある事象についての一般的に受け入れられた説明を拒絶(2)その事象の原因や結果を陰謀という説明に一元的に還元(3)真面目に検討するに値しない奇妙で不合理な主張とみなされる諸理論、と定義する。「現実と、世の中はこうあるべきだという認識とのギャップを、理解するのに都合のいいように埋めようとする」と話す。

 日本でも陰謀論はことあるごとに広がった。

 明治期にコレラが流行した際には、各地で「コレラ一揆」が発生し、死者も出た。一揆の原因の一つには、「政府が警察を使って日本人の生き肝を米国の要人に売っている」などといううわさがあったという。反革命派のロシア人経由で日本にもたらされたユダヤ陰謀論は、第2次大戦期に広まった。エリート軍人だった四王天延孝(しおうてんのぶたか)や思想家の徳富蘇峰など知識人にも賛同者がいた。

 一方、同時期に連合国側では、大日本帝国による世界征服の陰謀を記したとされる怪文書「田中上奏文」が対日プロパガンダに使われた。「日本が陰謀を疑われる側にいたことは覚えておいた方がいい」と辻さんは言う。

 「陰謀論に支配されない健全な社会を造ろうとしたのが近代市民社会だ」と政治思想史が専門の片山杜秀・慶応大教授は指摘する。教育水準を上げ、テレビ・ラジオ、新聞などのメディアを通じ確固たる情報に触れる基盤を築こうとしてきた。

 ではなぜ、陰謀論が再び台頭しているのか。片山さんは二つの要因を挙げる。インターネットの登場や格差の拡大で情報が共有されづらくなった「マスメディアの衰退」と、環境問題や原発、新型コロナウイルスなど政治や社会の課題が、専門家でも領域が異なると理解できなくなるほどになった「科学技術の高度化」だ。

 「認識が共通の所に収斂(しゅうれん)しなくなった現代、陰謀論やデタラメなうわさが花盛りになるのは当たり前のことだろう。『バベルの塔』では言語によって人々がバラバラになったが、現代は『媒体と価値観』によって分裂するのだろう」

    *

 陰謀論とどう向き合えばいいのか。宗教学者の辻さんは、相手に否定的なレッテルを貼るために、「陰謀論」という言葉が多用されていると危惧する。「陰謀論の内容は無意味でも、現実の秩序に対する異議申し立てになっている。しっかりと向き合うことには意味がある」

 「面白半分で放置するのは危険だ」と訴えるのは、歴史学者の呉座勇一さんだ。トランプ支持者は議事堂突入という事態を引き起こし、日本でもオウム真理教は事件を起こすまではテレビなどで面白がられていた。「複雑な現実を非常に単純化するので、社会が混沌(こんとん)としているときほど力を発揮する。もちろん錯覚だが、引かれる人が増えてくる」と話す。

 呉座さんは、著書『陰謀の日本中世史』で歴史的事件にまつわる陰謀論を検証。その危険性にかねて警鐘を鳴らしてきた。歴史上の陰謀論について「トレーニング」として議論することを提案する。「歴史を変えるような大事件であれば、複数の要因がある。しかし、それを一つの要因で説明する。非常にクリアで分かりやすいが、実際はありえない」

 じつは、本能寺の変でも、米大統領選でも、結果から原因を逆算したり、加害者と被害者を逆転させたりと、陰謀論のパターンは似ているという。「現代の話題だと党派的な部分が出てきてしまうが、歴史上の出来事ならもう少し冷静に議論できるのではないか。陰謀論の基本を知れば、現代に応用できるはずだ」(滝沢文那、山本悠理)

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感動って?

2021-02-02 09:14:15 | 心理学・カウンセリング

 感動って?

 結局、感動で、物事を、私も決しています。

 びびっとくるから、その方々と一緒に何かを取り組みを始めます。
 
 たまたま、西田幾多郎氏関連著書を読んでいる途中ですが、西田氏が言う「意志」を理解する中で、感動のとらえ方もバージョンアップするかもと感じています。

 あと、「感動」を売りものにするTV番組は、逆に嫌ですよね。感動は、なかなか作れないと思います。作ろうとして作るものではないと。

 感動は、人間の重要な根源のひとつ、あるいは、根源そのものかもしれません。

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