ポスト・コロナの時代だからこそ、「集まる自由」の徹底的な保障をしていきたいものです。
中央区では、成人式が、オンラインからのあいさつ中継で終えたのを、3月14日に、仮想空間で集まるオンライン開催を行います。
さらに、感染収束した夏のリアル開催や、一年越しのリアル開催などリアルの手立てについて、もう一歩踏み込んだ検討ができないだろうか。
まつり、盆踊りををどうしたらよいか。
盛大に開催されてきた新年賀詞交換会を、規模は縮小したが、まちの方々への開かれた参加の機会はどうすべきか。
お招きする範囲は。
まちづくりの方向性を、地域で考えるまちづくり協議会や、公園・道路のありかたについての行政と住民の意見交換の場。
これをきちんとすることなしに、まちづくりは、前には進みません。
築地市場跡地をどのように、築地の食文化を守りつつ、中央区、東京都の玄関口にしていくか、開かれた場で幅広く英知を結集していかねばなりません。
飲食・社交の場を安心、安全に。
「集まる自由」の保障について、ポスト・コロナを見据え、まさに、ひとつひとつの丁寧な検討が求められています。
******朝日新聞2021.2.11*******