「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

第1回高齢者専門部会 報告7/7開催

2008-07-08 17:58:13 | 医療
7/7開催の第1回高齢者専門部会を傍聴しましたので報告します。

この委員会は中央区保健医療福祉計画推進委員会の下部組織で、推進委員会から付託された高齢者医療保健福祉に関する事柄を専門的な見地から検討を行います。

本日、話された議題の中で、特に大きなテーマについて、
述べます。
テーマは、『元気な高齢者がいつまでもいきいきと暮らすための環境整備』についてです。(次回は、第2回は9/17(水)、その時の大きなテーマは、『介護予防から重度の方までの地域ケア体制の充実』についてです。)

出た意見を私なりに順不同で並べています。

<専門部会で出た意見>

*高齢者の現状
経営に携わっている。
新しく中央区に入ってきた人の実態把握が難しい。
一人暮らしの方が多い
健康感をもっているひとは、健康なことが多い
女性は社会的生活能力が高い、男性はなかなかクラブ活動に参加などしない

*調査
高齢者を見る場合、包括支援センターのある日本橋、京橋、月島の3地域で、
地域特性が異なるはずであるから、各地域ごとのデータも出す必要あり。

*町会への参加のきっかけ
盆踊りが結構打ち解けやすい
祭り、もちつき
清掃活動
小学生の送り迎えボランティアなどボランティア活動というと町会活動も参加しやすい
町会報が充実すると参加の気がわく

*安心協力員制度、あったかく見守る制度
この人を見守ってという担当を地域の人が持つ制度

*高齢者が「どこかでだれかと繋がっている」と思いをもつことが大切

*高齢者にとって「情報が身近にあること」または「情報源が身近にあること」が大切

*継続性のある企画、行事が大事
月ごとに楽しみのある行事を

*高齢者の足となるものを整備、もしくは高齢者にやさしい歩道を
自転車の危険、
せまいところをさっさとあるく人の危険

*多世代交流をもてないか
職場体験を教育の方も求めている。教育委員会とも連携し、場を作っていく。

*法人企業が、ボランティアとして参加できる基盤制度をしていく必要あり。
法人企業には、人材が豊富であるし、CSRの一環として企業も参加を求めている。

*要介護判定前までの地域資源のリソースを、要介護後も有効活用できる体制の整備を。

*高齢者の情報を有効に渡せる場として、医療機関や薬局がある

などなど。


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