3月14日中央区議会予算特別委、環境土木費に続き、都市整備費でお伝えしたこと。
再掲しますが、まちが健康でなければ、そこで暮らす人は、健康にならないと考えています。
区民の皆様からいただいたご意見を小児科医の視点から咀嚼して、質疑しました。
1、『マンション管理適正化推進計画』(令和5年7月)策定され、本年度、全マンションの実態調査がなされた。
結果は、995棟調査して、750棟回答、250棟未回答。管理不全の恐れ10棟(10/750=1.3%)、管理不全の兆候93棟(130/750=17.3%)
合計で、約2割が管理不全の可能性のあるマンションとなっており、大変深刻である。
また、250棟の未回答があり、現段階では、管理不全の可能性のあるマンションは過小評価であり、増えることが考えられる。
未回答のマンションに、アプローチをし、回答を得ること。
その際は、危機管理部が行なっているマンションエレベーターでのキャビネット設置などの機会も活用してアプローチをすること。
2、マンション管理実態調査の結果を受けて、管理不全の恐れ10棟、管理不全の兆候93棟の適切なフォローをすること。
3、月島地域では、現在、建設中のタワーマンションが4棟で、令和8年〜令和10年で完成すると4595戸増加する。
さらに、準備組合段階のものが、勝どきに集中して、3棟、現段階で存在する。
まちへの貢献事項など精査してまちづくりをしていくこと。
4、それら準備組合段階の場所含め、タワーマンションの現実や他のまちの再生のあり方を区の方からも説明、解説し、住民の皆様の理解のために貢献すること。
5、特に、タワーマンションでは、地震への脆弱性、ライフサイクルコスト(LCC)が高額になること、原材料費、建築費など費用が高騰することなどわかりやすく説明をすること。
6、3.11を経験した仙台では、タワーマンションは、ほぼ、免震構造で建てられている。
制振構造では、中層階で、特に、甚大な被害が、3.11の際に生じたが、免震構造では、被害を免れた。
免震構造をお勧めすること。
7、まちづくり協議会では、協議会メンバーにおいて、タワーマンションなどできた場合、その自治会も参加メンバーとして入れていくこと。
8、現在、区全体の都市基盤整備が行われている。
まちづくり協議会の全体会を開催して、全区的な形での情報共有、意見交換をする場を作ること。
9、上記、全体会ができないとしても、先日、都市整備公社が開催した『中央区内の都市基盤整備の動向』講演会のような機会を通じ、区民の皆様にまちづくりの動向をお伝えし、質疑を受けること。
以上
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