阿佐ヶ谷ロフトでの思いの共有～築地を守るために～

昨日7月9日水曜日、
阿佐ヶ谷ロフト。

徹底討論!!築地市場移転問題
～移転で得るもの、失うのもの～

吉村英二氏（日本消費者連盟）、野末誠氏（築地仲卸、市場を考える会）森田釣竿船長（漁港）らとともに、討論に参加した。

　築地をなんとか守ろうと、それぞれの立場で頑張っている方々と時間を共有でき、非常に光栄であった。
　野末氏とは日々お会いしていろいろ教えていただいているが、新たに吉村氏、森田氏と出会えたことは、自分にとっての大きな収穫であった。
　森田氏は、魚屋かつロックバンド、その一シーンを見せていただいた。異色であるが、そのパワーは、ほんまもの。なんでも東京都中央卸売市場推薦曲や東京築地魚市場大物推薦曲を持っている。今、森田氏のＣＤを聞きながら打っている。


話題に上ったことは、以下。

＊築地市場が、日本の食文化の発信基地となり、東京の発展に寄与するイメージを会場全体で描くことができた。

＊東京都が、欺瞞の中で、築地市場を土壌汚染地豊洲へ移転させようとしていることの事実説明。
　なぜ、東京都が、豊洲の土地の値段以上に、土壌改良に巨額を費やしてまで、築地市場を移転させようとするのか？その背景の推察。

＊大手スーパーによる魚の流通が拡大していく中、近所の魚屋で魚を買う価値の再認識。

＊場外市場の現在置かれた状況と、将来像。

＊移転白紙撤回に向けての運動の広がりとそれへの課題。

＊移転断固反対の中央区の課題。

などなど。


ほんと、有意義かつ楽しい時間だった。
築地市場を守るために、私自身できることを、
精一杯やって行きたい、その思いをあらためてもつことができた。

阿佐ヶ谷ロフト、他にもいくつも関心の深いテーマを扱っている。
また、行こうと思う。
こういう場が、月島界隈にもほしいものだ。