岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

太閤道を歩く

2008-04-13 21:28:26 | オリンピック、パラリンピック


今日は、大阪府高槻市の山をゆっくりと歩いた。
ハイキングコース名は、太閤道。
近くに天王山がある。
「天下分け目の天王山」のそれである。
歴史好きの方には推測できるのでは。
高槻から山崎(天王山の麓)は、かって西国街道が通っていた。

信長が本能寺に倒れたことを聞いた秀吉は、
備中から「大返し」という行軍を行い、光秀の陣に迫った。
秀吉軍は、西国街道を進む中の手と、淀川を北上する川の手。
そして、山の中に分け入った山の手が天王山を攻撃した。
なるほどと思う戦略である。
今回は、山の手(太閤道)を歩いた。
この道は見通しもきかず、敵に覚られることの少ない地元の住民しか
知られていない道だったと思う。
秀吉が休憩したという岩もあった。
麓には有名なサントリーの工場もあるといえば、新幹線からの風景を
思い出される方もおられると思う。

写真は、山ろくにある若山神社。丸く太鼓のように見えるのは、
サントリーウイスキーの樽です。


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