北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

勝利が伝える美学

2008-08-15 23:17:49 | Weblog
 関東地方は猛暑の一日。ビールを買いに黒いTシャツを着て外に出たところ、ジリジリと焼け付く暑さに参りました。

 こんな暑い中での過ごし方。化学繊維で乾燥の早いTシャツを水につけて軽く脱水した生乾きの状態で着て、扇風機の風にあたること。
 上半身がスーッと冷えて快適。これでこの夏を乗り切りましょう。

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 北京オリンピックでの柔道最後の男女の最重量級が行われました。女子の塚田選手は本当にあと一歩で惜しかったけれど、男子の石井選手は勝ちにこだわって金メダルを獲得、たいしたもんだ。

 石井選手の柔道はどちらかというと泥臭くて、立ち技で一本を取りにゆくという伝統的な日本柔道とは違って、有効でも効果でもたとえ相手の反則であっても「勝ちは勝ち」という勝ちにこだわる柔道でした。

 日本の柔道を世界に示すと言うよりも、めまぐるしくルールが変わる世界の柔道を相手にして、「勝つ柔道とは何か」に焦点を絞った姿勢が結果を出したということでしょうか。

 勝ってこそ初めて、去り際に畳に礼をするという日本の柔道、指導方法、文化、伝統が注目されて、日本のアイデンティティが世界に広がって行くことでしょう。
 勝たなきゃ美学も伝わらない。それがグローバルスタンダードってことなんだと思います。

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 ネット上で石原東京都知事が、福田総理がオリンピック日本選手団に対して「せいぜい頑張って。せいぜいね」と言った発言に対して「せいぜいってどういうことだ。言葉の使い方が違うんじゃないかな」とチクリ。

 「精々」で辞書を引いたら 「1.能力の及ぶかぎり努力するさま。できるだけ。精いっぱい。『―おまけします』」『―養生して下さい』」」と「2.できるだけ多く見積もってもその程度であるさま。たかだか」という二つの意味が出ていました。
 普段は2のように思いがちですが、総理の発言の真意は1だったのかな。

 こちら → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080815-00000949-san-pol

 思い切りガンバレ日本! 
コメント
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