北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

地球は小さくなる

2008-08-17 23:23:45 | Weblog
 夜半から気温がぐっと下がって、窓を開けて寝ていると朝は寒くて目が覚めました。日中の最高気温も25℃くらいだったそうですが、室内では裸足でいられないほど寒く感じました。秋の空気のようで、猛暑が続く中ではひとときのオアシスのような一日でした。

    ※    ※    ※    ※

 女子レスリングは連日のメダルラッシュで、各選手が奇しくも皆、前回と同じ色のメダルを獲得。金が2個で銀が1個、銅が1個とはみんな立派ですね。

 今回の日本は総じて球技が冴えない感じで、どちらかというと個人競技の方が活躍しているような印象です。

 期待通りに活躍できる選手、あまり注目されない中でのニューヒーローとニューヒロインの誕生、期待の重圧に応えきれない選手と、結果はまさに紙一重の差の積み重ねです。

 それにしても、日本人も国際舞台で喜びをあらわにするパフォーマンスが上手になったような気がします。もともと喜びをぐっとこらえるというのが日本の美学でしたし、勝った瞬間も負けた相手に悪いから、ということで勝利を誇示すべきではない、という雰囲気があったように思いますが、最近は柔道でさえ喜びを爆発させて、それを容認しているようです。

 逆に外国人選手の方が日本の選手より穏やかに見えるときがあります。

 こうした国際舞台を若い内に経験できるというのは素晴らしいですね。

 また各国の競技の指導者を見ていても、自国だけではなく外国から招聘されたコーチが散見されます。まさに勝たせてくれるなら誰でも良くて、選手は買えなくても指導能力はお金で買える世界なのかも知れません。

 スポーツの世界は、経済よりも遙かに先にグローバルスタンダードを実現していることがよく伺えます。

 地球はだんだん小さくなりますねえ。 

  
コメント
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