北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

六日目~ジュースと重湯が出ました

2015-05-16 19:06:35 | Weblog

 患部の痛みはほとんど消えて、ピンポイントを押せば痛いことが分かる程度にまで回復しました。

 ところがまだ微熱が続いていて、それは「まだ最後の抵抗勢力が残っていてそれと戦うと熱が出てしまう」という見立て。

 そして「そろそろ腸を少し動かしましょうか。おなか空いたでしょ?(笑)」ということで、やっと野菜果汁ジュースがあたるようになりました。

 これだと便にならない食物ということで、消化器が少し動きつつ便となる影響は与えないという判断です。

 ジュースは人参70%とミカン果汁30%、それに少量のミネラル配合で味を忘れていた身には、思った以上に甘く感じて嬉しくなりました。

「おなか空いていませんでしたか?」
「いえ、点滴の輸液のおかげかまったく空腹を感じずにすみました」

「あ、そう。それってほとんどカロリーは入っていないんだけどね」
「え?そうなんですか、今までずっと一日500mlを二本入れてもらっていましたが、どれくらいのカロリーなんでしょう」

「たぶん一個で100kcalそこそこだと思うよ。一日200kcalで耐えてきたんだね」

 後でネットで調べてみたら、500mlパックひとつで108kcalなんだそう。成人男子が何もしない状態でも生体を維持するのには1500kcalほどを使うそうですから、相当なダイエットになったはずです(笑)。 
 
 
       ◆  


 さて、痛みがほぼ消えたとのことで、外出許可を先生に願い出てみるとあっさりと許可してくれました。
「少し体を動かした方がいいですよ」とまでいってくれたので、妻に服を持ってきてもらって一緒に家まで歩いてみました。

 久々の外の空気ですが、今日の稚内の気温は9℃とのことでまだ寒い日が続いています。東京が夏日だなんて想像もつきませんね。

 家までは800mほどですが、驚いたことにうまく歩けません(笑)。筋肉が衰えているのとバランス感覚が悪いのか、「なんだかヒョコヒョコしてる(笑)」と妻からも笑われてしまいました。

 特にふくらはぎが細って体を支えられないために、思った以上に歩く感覚が変わってしまいました。四股を踏んだりスクワットをしたりなど、少しずつ筋肉強化が必要かもしれません。


       ◆ 


 この週末も病院で過ごすとは残念だと思っていたら、夕食に少しだけですが一分粥というか重湯とスープが出ました。

 やっと食事にありつけて体力回復モードの入り口です。

コメント
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