北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

六月に新しい祝日を提案するなんてどうでしょう

2015-05-07 22:55:58 | Weblog

 連休明けと言うことで、多くの関係者や団体の方が挨拶に来られる一日でした。

 一人目の方は、このゴールデンウィーク中に奥様にせがまれて上川町~旭川~富良野~帯広という、「北海道ガーデン街道」をドライブしてきたとのこと。「まだ花は十分に咲いていませんでしたが、人が作り上げる庭園の魅力は味わえました」

「上川町さんなどはまちづくりの観点でこの庭園造りに力を注いでいますし、今年はガーデンショウという超木のイベントもあるので、花が見頃になったら私も行ってみようと思っています」

「しかしこういうのが豊富や宗谷管内にはちゃんとしたのがないのが残念です」
「でもサロベツ原野のエゾカンゾウなども素晴らしくキレイじゃないですか。ああいう素晴らしい風景を、道民だってちゃんとした盛りの季節にちゃんと見ていないのではないでしょうか」

「おっしゃるとおりですね。でも自然のものが豊富にあるせいか、やはり人手をかけた造形美みたいなものにあこがれるところがありますねえ」


 宗谷管内は気温や地質の関係で、どうしても植えた花々では旭川以南に太刀打ちできません。しかしそれにもまして広大な湿原に咲き誇る原生花園の美しさはそのスケール感が圧倒して、いかにも北海道らしい風景を描き出します。


    【昨年六月末のサロベツ原生花園】

 しかしながら残念なことに、湿原や利尻礼文の花々が見ごろの六月から七月にかけては程良い休日がありません。

 ネットには「七十五日間休日がない」という残念な記事が出ていました。そうです、まさに道北観光に最適の季節に、わが日本には適切な連休が取れないでいるのです。
 

 そのために多くの国内観光資源を見逃しているという経済的損失は多大なものがあります。
 
 ここはひとつ、新しい休日を生み出すかまたは既存の休日を六月に移すような国民運動を起こしたいもので、なにかちょうど良い祝日のネタはないものでしょうか。

 いまなら国民経済活性化や地方創生のネタで、シンボル的な成果につながるチャンスかもしれませんぞ。

コメント
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