北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

たんぽぽや会津藩士の墓はここ

2015-05-23 22:42:38 | Weblog

 ずっと二週間看病のために稚内へ来てくれた妻の慰労のために、レンタカーを借りて宗谷管内をドライブしてきました。

 宗谷岬にある宗谷公園を訪ねてかつてこの周辺を守ってくれた東北武士の墓を見に行ったところ、高齢の方々の集団がお墓の手入れをしています。

「あのう、これはどのような活動なんでしょうか」
「はあ、私たちは稚内の福島県人会でして、ここには会津の藩士も眠っていることから年に一度こうして墓周辺の手入れをしているというわけです」

「そうなんですか、それは御熱心なことですね」
「昨年は会長さんが自分の家の庭からチシマザクラをもってきてここに植えましたが今年は丁度今二輪ほど咲いています」

「大変良い話を伺えてありがとうございました」
「どういたしまして。墓の横には 岡崎古艸(おかざきこそう)が詠んだ『たんぽぽや会津藩士の墓はここ』の碑がありますよ。丁度今の季節はたんぽぽがきれいですね」

 もう高齢の県人会の皆さんの活動には頭が下がります。人の絆は深いものがありますね。


       ◆ 


 宗谷岬では丘陵の高台でタンポポと利尻富士の取り合わせが綺麗でした。残雪とタンポポって春らしくていいですね。

 宗谷岬を後にして次は車を走らせてホタテで有名な猿払村の道の駅に到着。

 猿払村の最大の稼ぎの根源はホタテ。「猿払へ来たならやっぱりホタテを食べなくちゃ」と思わせる地元名物があるというのは素晴らしいことです。

 そんな訳でお昼は道の駅の隣にあるホテルさるふつでホタテフライカレーを食べました。ホタテって刺身や焼いたりしては良く食べますが、私の場合、フライで食べることって少ないので味が新鮮でした。

 もっと宗谷を食べ、味わい尽くさなくては。


 

 

コメント
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