北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

今年が最後の「落部つつじ祭り~ファイナル」

2018-06-03 23:34:32 | Weblog

 昨夜は友人と江差町内の洒落た小料理屋で夫婦同士4人で会食をしました。

 江差にしては、というと語弊がありますが、マイカやナマコなどの素材がすばらしいうえに、料理も洒落ていてとても良い時間が過ごせました。

 ところが件の友人からは、「ここは今日のために予約しておいたんですが、最近の江差は、飛び込みで入ろうとすると休んでいるお店があるんです」と言います。

「そういえば、隣のお寿司屋さんも今日はお休みでしたね」
「はい、やっぱり生の素材はお客さんが来ないと鮮度が落ちてしまうから、仕入れるのも大変なんですね、きっと」

 ちょっと寂しくなりました。

「ところで明日の釣りはどうなりますかね?」
「それが、今日の夜半くらいから風が強くなりそうで、明日はちょっと期待できない可能性が高いんです。せっかく来てもらったのですがねえ」

「そうですか、天気ばかりは仕方ありませんね」 


 結局、今日の朝は多少凪いでいたものの、やはりそこから風が強くなるかもしれないというので、出向は見合わせ。ちょっと残念なカレイ釣りとなりましたが、また次の機会もあることでしょう。


          ◆  

「釣りは残念で申し訳ないのですが、それならどこか行くようなところはありますか?実は厚沢部町の落部公園でつつじ祭りがあるのですが、それが今年が最後で、もう来年からは止めてしまうんだそうです。折角なら行ってみてはいかがでしょう?」

 それなら、ということで、今日の朝は落部のつつじ祭りを観てきました。

 この公園にはずいぶん多くのつつじが植えられていますが、かなり長い間丁寧に手入れをされてきた様子がうかがえます。

 午後の歌謡ショーには山本譲二が来る、というので朝から大勢の町民が集まっていました。

 プログラムを配っている女性に「今年で最後と聞いたのですが、どうしてなのですか?」と訊いてみたところ、「ええ、残念ですが、関係者が高齢化したというか、なかなか続けるのが難しくなったんです」という答え。

 こんなところにも、人口減少と高齢化の影が差しているようで、こんな話がこれからはいよいよ増えてくることでしょう。

 ただ、避けようがないことならば、勇気をもってスマートに整理してゆくことも一つの知恵なのかもしれません。

 いろいろな整理の仕方を学んでみるときかもしれません。
  

 

 

コメント
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