天気も良いようで、気温も上がりそうな今日はやはり釣り。
初夏の一日を無駄に過ごすわけには行きません。
しかし、ここのところ妻の肩の調子が思わしくなくて、単独釣行を強いられています。
仕方がないのですが、しばしば携帯電話の電波が繋がらない場所での釣りは、いざ何かがあることを思うとちょっと怖い気もします。
今日はイワナの川へ行ったのですが、思ったほど気温は上がっておらず、水生昆虫の羽化も少なめ。そのせいか、やはりちょっと魚の反応が鈍めです。
(ここならいるだろう)と思うようなところでもなかなか出てくれません。
かかってくれたはずの相手も、ことごとく途中でバレてしまうし、なんだか調子が悪い。
それが、午後になってようやく気温が少し上がってきて、釣行の進んだ先にあった大きなドン渕でライズも見られるようになり、フライにも反応が良くなりました。
出てくれたイワナはどれも20センチちょっととかわいらしい感じですが、ロングキャストで思ったところにフライを落とし、それに反応してくれたときの喜びは格別です。
偏光グラスをしていると、魚がフライめがけて近寄っていくのが見えることがありますが、ある一匹はすっとフライまで寄って、一瞬迷ったのが見えました。
(見切られたか?)と思った次の瞬間、に彼(彼女?)は、それに食いつき、合わせるタイミングもピッタリのナイスヒット。
良い釣りができた一日は良い一日だ。北海道の夏は短いのです。