北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

帽子の色とポンポンの色

2018-06-17 23:56:54 | Weblog

 

 今日は孫の通う幼稚園の運動会。

 普段は西区の農試公園のドームで開催されるのですが、今年は改修工事中とのことで、会場を真駒内セキスイハイムアリーナで開催されることになりました。

 外の空気と同じで、涼しい室内でしたが次第に応援に熱が入ってきました。

 年長の孫は、太鼓をたたきながらの行進、かけっこ、お遊戯、リズム体操と、いくつもの種目を一生懸命こなしていました。

 集団行動をきっちりと教える先生の方も大変です。

 
 幼稚園は、年少・年中・年長という年齢ごとにそれぞれ2クラス以上あって、それぞれクラスごとに色違いの帽子をかぶります。

 年長の孫は紫の、年少の孫はブルーの帽子をかぶっていました。

 最後の閉会式はリズム体操で、それぞれクラスごとに荷造りテープをほぐしたようなポンポンをもって音楽に合わせて体操をしました。

 面白いなあ、と思ったのは、そのときのクラスごとのポンポンの色が、帽子の色の『補色』、つまり色相の環でほぼ正反対に位置する色の組合せになっていたことです。

 紫の帽子の孫は黄色のポンポンを持ち、オレンジの防止の子供たちは青のポンポン、緑の帽子は赤を持ち…というわけ。

 補色の関係は、互いの色を目立たせることからカラーコーディネートの基本とも言われます。

 そういう色の組み合わせがきっと子供たちのパフォーマンスをきれいに見せるという事がわかっているに違いありませんし、子供たちがリズム体操を美しいと思う何らかの助けになることも期待しているのでしょう。

 誰が何色を持つべきか、まできっちりと考えているあたりに、幼稚園の先生たちの真剣さが伝わって来るようでした。

 子供たちのパフォーマンスもさることながら、細かいことを疎かにしてはいけない、という意味で良いものを見せてもらいました。

 子供の幼稚園も馬鹿にはできませんね。

コメント
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