仕事の帰りに本屋さんへ寄ってみたところ、目につくのがリタイヤ後への心構えや老後の健康などの関連書籍です。
ファッション雑誌などは若者向けなのだろうな、と思いますが、新書や単行本になると直接的に老後を語るものも多いし、歴史ものの本で高齢者が関心を寄せそうなテーマの本というものも多く見受けられます。
若者は本を読まなくなっていると言われますが、そうなると本を読むのは年寄りばかりなので、年寄りに好かれそうな内容の本にしてゆく傾向にあることが推測されます。
また、今日の夜にTBS系列の「この差って何ですか?」という番組を見ていたら、面白いことに気が付きました。
それは番組の中のコーナーの順番が変わっていたこと。
以前は番組が始まったところで最初のコーナーは、「外国人がわからない日本の差」というもので、日本に長く住んでいる外国人の方たちでもわからない日本の文化を面白く紹介するものでした。
ところが今日放送の最初のコーナーは「全国元気ご長寿のマル秘長生きご飯」というもので、今までとはコーナーの順番を変えていたのでした。
これもまた、高齢者が関心をもって見続けられるコーナーをはじめに盛ってきたという判断でしょうか。
気になってそういう目で世の中を見てみると、あちらこちらで対象を高齢者にシフトさせた後が伺えるようが気がしてきました。
自分が心地よい気持ちにさせられているときは、自分がターゲットとして狙われた対象になっていることなのか、と考えるのは被害妄想が過ぎるでしょうか。
高齢化社会でビジネスを成功させようと思う時に、ターゲットとして高齢者はやはり狙われやすいということでしょう。
さて、自分はターゲットになっているのかどうか。
考えすぎると何もできなくなるかなあ。