北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ワクチン接種一度目で感じたこと

2021-08-11 23:25:37 | Weblog

 ようやく一度目のコロナワクチン接種を終えました。

 会場は札幌市内北部の大規模接種会場「つどーむ」です。

 「17時30分から18時」という時間帯の予約でしたが、途中の渋滞に気持ちはやや焦り気味。

 到着は17時40分なので、ちょうどよく現地に到着です。

 広い駐車場から「大規模接種会場→」という看板と案内の方の声を頼りに入り口に向かいますが、三々五々接種を受ける方が集まってきます。

 広い会場内の案内は非常にシステマチックです。

 まず間隔をあけて一列に並ぶと係の人がいくつもある受付のなかで空いた番号のブースを、「〇〇番の窓口へどうぞ」と声を出して指定してくれます。

 ブースの前にもスタッフがいて、手を振って「こちらです」と案内してくれます。

 予約した30分の時間を厳守しなくちゃいけないのかな、と思っていましたが、この時間帯で「18時からと18時30分から」の予約の人も受け入れていたので、少し早く入る分には受け付けてくれるのだと知りました。

 最初は書類の確認で、接種券と当日の健康状態をチェックする問診票の2枚がちゃんと揃っているかどうかを確認します。

 接種券と問診票をバインダーに挟んでくれて、それを持って次は問診票の内容チェックに向かいます。

 ここでも一列にならぶと、間隔をあけて広い空間に大量に配置された机の一つに案内されて、対面で本人確認と記載内容を確認します。

 ちょっと胃痛で飲んでいる薬について修正をした後でいよいよワクチン接種へ。

 こちらは横一列に30くらいのカーテンが施されたブースがあって空いたところは緑のランプがつくようになっているのですが、担当のスタッフが「あちらのランプのところへどうぞ」と案内してくれます。

 私の入ったブースは若い女医さんでした。

 ワイシャツを脱いで左肩を出すと「ちょっとチクっとしますよ」と言いながら注射をしましたが全くその瞬間に痛みはありません。

「全然痛くないんですけど」「あら、よかった」

「一日何人くらいに打つんですか?」「今日は午後からの担当で80人くらいが目安です」

 そんな会話をしましたが、ワクチンブースの中にいたのはせいぜい2分程度でした。

 ワクチンブースの反対側に出ると、そこにいるスタッフが私の書類に終了時刻を書き込んで、たくさんの椅子の一つに案内されました。

 ここでアナフィラキシーショックがないかどうかのために15分待機をします。

 私は終了時刻が17時56分だったので、「18時11分になったら出口のスタッフに書類を見せて退出してください」と言われて椅子に座ります。

 前には副反応の説明が大型モニターに映されていますが、遠いので見えないしよく聞こえない(笑)。

 何事もなく18時11分を迎えると出口のスタッフに書類を見せて時間を確認してもらい、最後にまたずらりと並んだ窓口で最終チェックです。

 ここでは、接種券のシールをはがされ、接種済み欄にはモデルナワクチンのロット番号のシールを貼ってもらって終了。

 この接種済み証明が後々大事になってくるのでしょう。

 そうしてつどーむの建物を出たのが18時15分頃でした。

 つどーむの建物の中にいて一連の手続きからワクチン接種を終えるのにわずか35分しかかかりませんでした。

 手続きや案内のためにおそらく数百人のスタッフがいて、ワクチン接種の取り組みをサポートしてくれていたことでしょう。

 大量の人が集まるとどんなことになるのかな、と思っていましたが、いざ行ってみると実にスムースなのに驚きました。

 副反応もあるかもしれないけれど、社会的厚生のためにはワクチン接種で一人ひとりが自分を守るしかない。

 コロナをそれほど恐れずに旅行に出かけたり、自由に飲食をしたりという健全な経済活動に踏み出せる自分になるしかない。

 僕はそう思います。

 
 

 

コメント
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