北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ちょっと早い墓参り ~ 昔の70歳は年寄りに思ったもんだ

2021-08-09 23:27:33 | Weblog

 

 今日は義父母や義兄夫婦らと、ちょっと早めに妻方のお墓参りをしてきました。

 南区の滝野霊園は今なお拡張しているのか、お墓のための区画がまだまだ広がりそうです。

 お墓を掃除して花やお菓子、お酒などを供え、一通りの用意を整えて皆でお参り。

 義母は墓誌を見て、「72歳でお爺さんが亡くなって、当時はずいぶん高齢だと思ったけれど、私もお父さんももう90歳だもんねえ」と感慨深げです。

 日本人は本当に長生きになりました。

 ただ長生きと長寿はちょっと違います。

 長く死なずにいるのが「長生き」で、長く生きて幸せを長く味わうのが「長寿」です。

 長寿でいられるためには、自分自身の健康に留意して、衰える部分をどうやって補い、あるいは諦めるかの見極めをつけることが大切です。

 いつまでも若い日の自分を思い出して夢見るのではなく、今なりに変化した自分をしっかりと見つめ、あるときは俯瞰して眺めるようにしたいものです。


 滝野霊園には入り口から巨大なモアイの石像が並んでいるのが有名ですが、コロナが蔓延してからこの石像にマスクを装着して、来園者への注意を喚起しています。

 ちょっと笑ってしまいますが、ただ言葉で「マスクをするなどコロナ対策を忘れずに」と言われるよりも、こうしたパフォーマンスはユーモアを持って受け入れられそうです。

 まだまだ忍耐の日々が続きます。 

 

 

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