北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

いざ教壇に立ってみると先生の苦労が身にしみてわかる ~ おやじの一日講師

2022-10-27 23:21:32 | Weblog

 

 私の家がある地域の中学校には生徒の父親による会、「おやじの会」があります。

 ちょうど私の娘が在学中にできた会で、私も設立に携わったのですが設立から20年以上も続いています。

 基本的には生徒の父親が構成員なのですが、子供が中学校を卒業してからもOB会員として会費を払い、在籍し会の催しに参加することができます。

 ただし、会長、副会長など会を運営する役員になれるのは学校に生徒がいる父親だけとされ、OB会員はそんな現役の父親をサポートするのが主たる役割になります。

 
 さて、この「おやじの会」では、学校の運動クラブの生徒たちと父親チームで試合をする「スポーツ対決」を始め、生徒たちとの交流活動を年間を通じて行っているのですが、毎年秋のこの時期は「おやじの一日講師」という催しがあります。

 これは本来は父兄参観日に併せて、父親として伝えたい様々な事柄を授業形式で50分教壇に立つ、というもの。

 テーマは多岐にわたり、お医者さんであれば医療の話をしたり、防災の話があったり、人生の先達としての若者へのアドバイスなど様々ですが、あくまでも「総合的な学習の時間」の一環としての学校の授業という建前なので、おふざけは許されません。

 普段教壇に立つようなことのない父親にとってはちょっとドキドキする場面なのですが、実際にやってみると教師の先生の苦労の一端も知ることができる貴重な機会です。

 3学年で19クラスあるので、本当は19人の講師がいると良いのですが、足りない場合は複数のクラスを担当するダブルヘッダー、トリプルヘッダーを行う猛者のお父さんもいます。

 私は子供が卒業してすぐのころはOB会員として活動に参加していたのですが、単身赴任で遠くへ行っていた時期があって、最近はほとんど参加をしていませんでした。

 ところが今回は講師の数がちょっとすくないようで、「たまにはどうですか?」という父親仲間からのお声掛かりで久しぶりに教壇に立ってみることにしました。

 
 普段ならば授業参観として親御さんも後ろに並んでいたりするのですが、今回はコロナ対策として父兄の参観はないそうです。

 親御さんたちの目がなければ緊張も少なくなるでしょうか。

 さてどんな授業にしましょうか。

 やっぱり小学校の玄関に置かれていた二宮金次郎のお話かな(笑)。

 

コメント
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