中国に赴任中の婿さん(=次女の旦那さん)が、国慶節を利用して一時帰国し我が家で暮らしている娘の元へとやってきました。
現地を朝5時に起きて上海空港まで移動し、そこから成田空港→新千歳空港→JRの家の近くの駅→我が家という行程で我が家には夜の八時半ころにようやく到着しました。
コロナ以前は新千歳空港から現地まで直行便があったので片道3時間ほどのらくちんな旅だったのですが、今では15時間以上の長旅。
それでも「前回来た2月の春節の時はコロナのために成田で一週間の缶詰を経てからの札幌でしたからね。その日のうちに札幌まで来られるようになって楽になりました」と苦笑いです。
駅までの出迎えは私と娘が行き、一粒種の息子ちゃんには我が家で久しぶりの生対面。
内心、(一歳の孫はどんな顔をしてお父ちゃんに会うのだろうか)とその成り行きをドキドキしながら注目していました。
人見知りをして泣き出したりしないかな。
しかし実は娘は毎晩寝るときに現地の旦那さんとはスマホでテレビ電話をしてお父ちゃんの顔は見慣れているはずだ、というのです。
孫を寝かせに部屋に入ってから少し経つとテレビ電話での会話に孫のキャッキャッと笑い声が聞こえることもしょっちゅうでした。
前回あったのはまだ7か月くらいの時でしたから顔を覚えているわけはありません。
一歳の子供にとって、画面の向こうの父の顔と生で会う父の姿はどのように感じられるのか、さあどうなるでしょう?
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家では妻が孫ちゃんを抱いて待ち構えていました。
「お父ちゃんだよー」と言いよると、孫ちゃん、ちょっと怪訝な顔。
孫ちゃんは苦手なものを見ると視線を外して相手を見ないようになるのですが、このときは視線を外すことはありません。
しかし、見慣れた人が今目の前にいるという状況に照れと興奮とが垣間見えました。
顔は笑っていてもなにやら手足をばたつかせて「この感情をどう表現してよいかわからない」という感じがありありです。
その後に娘に抱っこされながら隣にいる父親を見て、だんだんに慣れてゆき、今日のところはちょっとタッチができるところまで。
今回の帰国では、宮城県の実家の方も訪ねる予定になっています。
心の距離を大いに縮めておいてほしいものです。
お父ちゃん、がんばれー