北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

検査フルコースで安心を手に入れろ ~ 初めてのCT検査

2021-08-10 22:14:03 | Weblog

 

 1カ月ほど前から胃が痛くなり病院へ。

 今年は人間ドックで胃カメラをやらなかったので、どうせなら、ということで胃カメラをお願いしました。

 ところが胃カメラで食道から胃の内部までよく見てみても、逆流性食道炎は見つかったもののそれ以外に大きな原因は見当たらない、とのこと。

 逆流性食道炎は何度も経験がありますが、「それとはちょっと違うような気がする」と思い、ドクターに伝えると、「うーん、それじゃあCT検査をやってみますか?できれば造影剤も使って」という提案がありました。

 私も、ここまできたら見てもらえるものは全部見てもらおうと思い応諾したのですが、その検査が今日でした。

 あらかじめ造影剤を入れるための針を血管に刺した後にCT検査室へ。

 両手を万歳した状態で看護師さんが、「それでは造影剤を注入します。入れたところから体が熱く感じると思いますが、それが正常な反応です。では行きまーす」

 そういって造影剤を注入すると、腕から上半身が本当に血流と一緒に熱くなりました。

(おー、これか…) なにしろ初めてのことでしたが、薬が効いてきているという感じをリアルに感じました。

 ベッドが動いてCTの機械に私の体を二度三度と送り込み、途中で「はい、息を止めて~…、はい楽にしてください」を繰り返すと検査はもう終わり。
 
 大仕掛けの医療器具ですが、検査はわずか10分足らずのことでした。


 30分ほどして担当の医師から呼ばれて診断結果を聞きましたが、「大きな病変はありません。膵臓も胆嚢も、炎症を起こしたり腫れたりしている様子もありません」とのことで、一応安心をしました。

 ただまだすっきりとしない胃部の不快感については、「逆流性食道炎の薬がまだあるなら、ちょっとそれを飲み続けてみてください」とのことで、胃カメラからCTに至る一連の検査は全て終了。

 結局はとりあえず大きな病気はないということが分かっただけで安心できました。

 こんなに高度な医療検査が普通に受けられて健康が管理されるのはありがたいものです。

 これがコロナ患者が爆増して通常医療にも影響を与えるような状態でなくて良かったです。

 この医療体制を守るためにも、民主的国家らしく一人ひとりが何をなすべきかを考えて行動して、ウィルスのまん延を防ぎましょう。

 コロナのワクチン一回目接種は明日です。

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ちょっと早い墓参り ~ 昔の70歳は年寄りに思ったもんだ

2021-08-09 23:27:33 | Weblog

 

 今日は義父母や義兄夫婦らと、ちょっと早めに妻方のお墓参りをしてきました。

 南区の滝野霊園は今なお拡張しているのか、お墓のための区画がまだまだ広がりそうです。

 お墓を掃除して花やお菓子、お酒などを供え、一通りの用意を整えて皆でお参り。

 義母は墓誌を見て、「72歳でお爺さんが亡くなって、当時はずいぶん高齢だと思ったけれど、私もお父さんももう90歳だもんねえ」と感慨深げです。

 日本人は本当に長生きになりました。

 ただ長生きと長寿はちょっと違います。

 長く死なずにいるのが「長生き」で、長く生きて幸せを長く味わうのが「長寿」です。

 長寿でいられるためには、自分自身の健康に留意して、衰える部分をどうやって補い、あるいは諦めるかの見極めをつけることが大切です。

 いつまでも若い日の自分を思い出して夢見るのではなく、今なりに変化した自分をしっかりと見つめ、あるときは俯瞰して眺めるようにしたいものです。


 滝野霊園には入り口から巨大なモアイの石像が並んでいるのが有名ですが、コロナが蔓延してからこの石像にマスクを装着して、来園者への注意を喚起しています。

 ちょっと笑ってしまいますが、ただ言葉で「マスクをするなどコロナ対策を忘れずに」と言われるよりも、こうしたパフォーマンスはユーモアを持って受け入れられそうです。

 まだまだ忍耐の日々が続きます。 

 

 

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東京オリンピック2020、無事に終了、ありがとう

2021-08-08 23:24:11 | Weblog

 

 東京オリンピック2020が終わりました。

 閉会式もなんとなく"ながら視聴"をしていて、最終日の今日は、大物競技はもうないかな、と思っていましたが、ケイリンや女子バスケットなどを見始めたら結構見入ってしまいました。

 一たびその競技を観戦するとつい出場日本選手の応援をしてしまいますね。

 開催期間を通じて、普段はめったに見ない競技も多かったのですが、これをきっかけに王道のスポーツだけでなくマイナーながら多様なスポーツに興味を持つ人たちが増えて、人々のスポーツを通じた人生が充実することを願います。

 開催の是非、式典のあり方、運営の巧拙、コロナ対策など、探せばいくらでも拾えるネガティブなことをあげつらう論調がある一方で、同じことを評価するアスリートたちの声も聞かれます。

 要はポジティブとネガティブのどちらの話題を拾うか、と言う、語り手が寄り添う気持ち次第です。

 私としては、このコロナ禍のなかで一年延期と言う史上初めての事態のなかで、よくやり遂げたと私は思います。

 アスリートたちへのインタビューの中でも、家族やコーチ、そしてスタッフたちへの感謝とともに、そもそも開催してくれたことへの感謝が述べられたことが、オリンピックという国際イベント開催の意義でありましょう。

 閉会式も、突っ込もうと思えば突っ込みどころは満載のような気がしますが、式の最後で紹介されたパリの姿を見て、3年後のパリオリンピックへの期待が高まりました。

 そのときにはコロナが治まって、日本からもパリへのオリンピック観光熱が沸き起こるような大会になって欲しいものです。

 大会中の報道で、外国人の方が、日本人スタッフが行き交うアスリートや関係者に「お疲れさまでした」と声をかけているのを見て、「そういう発想や言葉が自分の国にはない」と驚き感心している記事を読みました。

 そのような文化の違いが分かって面白がるのもアスリートの戦いだけではない文化交流の良き側面ではないでしょうか。

 まずは全てのオリンピック関係者の皆さんと、遠くから参加して厳しい滞在環境の中精いっぱいのパフォーマンスを見せてくれたアスリートの皆さんに心からの敬意と感謝を表したいと思います。

 ありがとう、そしてお疲れさまでした。

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オリンピックは我が家で観戦 ~ エアコンをつけておいて良かった

2021-08-07 23:15:43 | Weblog

 いよいよオリンピックも最終日が近づいてきましたが、連日レベルの高いスポーツの試合が見られて興奮の連続です。

 今日はついに野球で日本がアメリカを破って金メダルを獲得し、ほかにもレスリングフリースタイルでもました。

 東京オリンピックで採用されたマイナースポーツでも金メダルを取る日本人選手が多数いました。

 さらに、銀や銅メダル、あるいはメダルが取れなくても、暑い試合を見せてくれた多くの選手たちに拍手を送りたいと思います。

 今日明日は札幌市内でマラソンが開催されて、テレビをつけると見慣れた街並みが画面に映し出されていました。

 スポーツイベントなのに「観に来ないで」 と言われるのは非常にもったいない気がしますが、そもそも外に出るとこの暑さにコロナです。

 外に出るのはできるだけ自粛して、家のテレビでの観戦に留めましたが、昨年エアコンを取り付けておいて良かったと思うばかりです。

 今現在、我が家には出産を終えた娘と生まれたばかりの赤ちゃんがいて、エアコンのない日常は考えられません。

 我が家にエアコンをつけたのは2年前の10月のことでした。

 新しく200vの配線工事をするのに少し手間取りましたが、季節を外して取り付けたので工事はスムースに行われました。

 今年の秋にはエアコンを取り付けると良いのではないでしょうか。

 
     ◆


 先日、「予約可能な日になったのに予約枠が空いていない」と書いたところ、親切な友人から「私は取れましたよ」と大規模接種会の案内を送ってくれました。

(え~、そこはみたはずだけど…)と思ったところ、なんと空いている日の時間割があって無事に予約ができました。

 もっと一カ月以上先の日程でも取れるのかと思っていたので、近い日は諦めていたのですが、予約は直近の1週間くらいずつしか取らないようですね。

 私としては早くワクチンを打って安心したいところですが、若い人たちにも早く回ると良いですね。

 

 

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コロナワクチン接種券はきたものの

2021-08-05 22:32:28 | Weblog

 

 先月にコロナウィルスワクチン接種券が届いていたものの、既往症のない私は接種も予約もできずにいました。

 8月4日からようやく摂取できる年齢基準が「60歳以上」になり、さて予約ができるのか、とおずおずとweb予約サイトを開いてみたものの、どの接種会場も予約の印は「×」。

 8月はおろか、9月、10月まで見てみても空いているところはありません。

 周りの人たちを見ていると、私よりも若い人でも結構「ようやく2回目を終えました」と言っている人が出始めていて、世間にはいろいろなつてを持っている人がいるものだなあ、と半分感心しています。

 先日も私より若い人が「今週受けてきます」というので、「どんな"つて"で予約できたの?」と訊くと「〇〇カードです」というハイレベルのクレジットカードの名前を上げました。

「ふーん、そんな枠もあるんだねえ」

 世の中はつてに満ちています。


    ◆


 まあしばらくは予約もできない状態が続きそうなのですが、先日私の部屋のゴミ箱のゴミを片付けてくれていた妻が「あれ?お父さん、この封筒捨てていいの?」と言うので見てみると、なんとコロナワクチン接種券の封筒でした。

 中身もしっかり入っていて、どうやら他のいろいろな郵便物を整理して捨てたときにこの封筒も紛れてゴミ箱に入っていたようなのです。

「うわ、ありがとう」
「ちゃんと確認する妻で良かったでしょ」

 いやあ危ないところでした。こりゃ接種する前に書類をなくすかも。

 接種が受けられる頃には世の中はどうなっているでしょうか?
 

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リモート会議はアナログ的に ~ 書画カメラを上手に使う

2021-08-04 23:16:39 | Weblog

 

 開発局の後輩が所長を務めている道路事務所を訪ねました。

 世間話をする中で、彼は「最近、"オンライン面談"を始めました」と言います。

「オンライン面談って、職員に対する勤務評価のこと?」
「いいえ、業者さんたちに対する対応です。最近は在宅勤務が多いもので、せっかく訪ねてきてくださっても会って話ができないことが増えています。そこで、職場のwebexというリモート会議用ソフトを使って、オンラインで会って話をしようという試みです」

「おお、それだとわざわざ事務所を訪ねなくてもいいわけだ」
「はい、おまけに事前に日時を約束することで、在宅勤務の日の家からでも面談ができるんです」

「なるほど。開発局の事務所長にリモートで会いたい、と言うのは敷居が高いかもしれないけどね(笑)」
「いいえ、そういう意味のない壁は取っ払って、意味のある意見交換を効率的にしたいと思います」


 なるほど、若い後輩職員には"国の機関は敷居が高い"というような、妙な自意識など無用。実のある情報交換こそ大事という高い意識を持ち合わせた人が増えてきています。


     ◆


 「そこで、これなんです」と彼がひょいと取り出したのが、平らな板のような電子機器でした。

「これはなあに?」
「書画カメラです」

「書画カメラって初めて聞きますね。これは何をするものなの?」
「昔"OCR"って透明な図版を大きく映し出すプレゼン用の機材があったのを覚えていますか」

「うん、あったあった」
「あれの、"手元を何でも映せるカメラ"ってところです。小学校なんかには"実物投影機"という名称で導入されたところも多いです」

 実物投影機なら聞いたことがありました。

 学校で先生が子供たちに教科書の絵や図版を示すときに、教壇の上においた撮影機で移してそれをプロジェクターや大きなテレビに映し出していたのを見たことがあります。

 折りたたまれていたアームを延ばすと、高さ4~50センチになりました。

「で、なぜこれが良いかということなんですが、工事の現場を預かっていると、現地の現場監督が発注者と打ち合わせをしたいことがよくあります。しかし距離が離れていていちいち車で移動して打ち合わせるのは結構大変です。そこでリモートを活用して、テレビカメラなんかで打ち合わせるということが増えてきました」
「なるほど」


 彼が言うには、いざリモートで会議をしようと思うと、図面とか手書きの資料を相手に示すのに、いちいちスキャンしてメールで送るとか、事前にパワーポイントで図版を作らなくちゃいけないとか、図面を見ながら話し合うというのに案外手間がかかるのだと。

 それが、この書画カメラならば、手元にある図面や手書きの図をすぐに相手に示すことができて、図や映像をファイルにして送る手間を省略できる。

 さらには、カメラを下向きにすれば書画カメラだけれど、自分に向ければリモート会議のカメラにもなるし、新しいものはマイクとスピーカーもついているので、ヘッドセットをしなくてもそのままリモート会議もできるという便利機能もある。

 映す図面にはズーム機能もあるので、小さな地図などでも大きく映し出すことができるし、オートフォーカスでピントはばっちり、その場で手書きも色塗りもできる。

 彼曰く、「なんでもデジタル化の昨今ですが、この"実際に映す"というアナログ感が、土木工事の現場で物を作るという現場代理人や監督官などのフィーリングにマッチしている感じもする」のだと。


      ◆


 さらに彼は「打ち合わせも、メールじゃなくて、関係者をグルーピングしてチャットでチャカチャカやればよいのじゃないかと思っているんです。今や若い職員は電話もあまりせず、それよりはパソコンでのチャット感覚の方がコミュニケーションスタイルに合うと思います。そうそう、LINEで会話する感覚に近いのじゃないでしょうか」

 うーむ、やはり若い人はデジタル機器の使い方の発想がどんどん進化しています。

 仕事も、新しい機械や発想を現代風にアレンジして取り入れながら進化しています。

 さて、年寄りはついてゆけるのか…。

 

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バッテリーが上がったのはなぜだろう?

2021-08-03 23:22:02 | Weblog

 

 先日、出かけようとしたら愛車セレナがうんともすんとも言いません。

 前日に運転したときには全く以上は感じなかったのですが、突然アクセサリーもなにも電気が入らない状態で、どうやらバッテリー上がりを起こしているようす。

(なにー?日中にエアコンを使いすぎてバッテリーが参ったのかなあ?)

 仕方がないのでかかりつけの整備工場に連絡をして、一応新品のバッテリーを持ってきてもらいつつ点検をしてもらいました。

 整備士さんに診てもらっても、どのスイッチを入れても何も動かない状態なので、「やっぱりバッテリーですね」。

 すかさずバッテリーに貼られた交換時期のシールに目をやって、「5年前ですか、まあ替え時と言えば替え時ですね」とのこと。

 こちらも覚悟はしていたので素直にバッテリー交換をお願いしました。

 ミニバンって、ボンネットを開けると機械類を狭い空間にぎゅぎゅっと押し込めているので、すぐにバッテリーには触れない構造になっています。

 しかしそこはプロの整備士さんなので、空気の取り入れ口を上手に取り外してバッテリーを出すとあっさりと交換完了。

 動かない原因はやはりバッテリーの電気がなくなっていたせいだったようで、バッテリーを交換すると全ての電子機器が動くようになりました。

 ところで、ではバッテリー上がりの原因はなんだったのか?

 ふとみると、セカンドシート横のスライドドアの上の室内ランプがついています。

(これが原因?なんで?)

 …というのも、うちの車のスライドドアはオートクロージャ―がついているので、かならずきちんと閉じられるようになっていて、半ドアにはなりようがないのです。

 整備士さんも「うーん、これ…ですかね?スイッチは真ん中でしたか?」

 ライトのスイッチは真ん中で、ドアを開ければランプがついて、閉まれば消えるという位置になっています。

 ところがここで気がつきました。

 ドアをちゃんと閉めてもランプがついているのです。

 まさにランプのスイッチは真ん中になっているのに、ドアを閉めてもランプが付いてしまうのです。

 つまりはドアスイッチの故障でランプが付きっぱなしになってバッテリーが上がってしまった、というのが今回の顛末なのでした。

 車も14年になろうかということで、あちこちにガタが来かけているのでしょう。

 思わぬところの不具合でとんだ出費になりました。

 それにしてもすぐに来てくれる整備工場とお付き合いしておいて良かった。

 いざというときに備えの力が試されます。

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ラジオ体操第三?

2021-08-02 22:27:10 | Weblog

 

 わが社では毎週月曜日の朝会の時に、その日の当番が何かしらのスピーチをすることになっています。

 話題は何でもよくて、時間に制限もないのですが、まあ大勢の前で話をして度胸をつける練習のようなもの。

 ちょっと内気な女性社員であれば日常の話題を二言三言話しておしまい、ということもありますが、男性社員であればそれなりの話を聞かせてくれる人もいます。

 まあテーマ的には、「趣味」「健康」「テレビ」「グルメ」が四大中心的話題かな、という感じです。

 今日は男性社員のスピーチでしたが、テーマは「腰が悪い」というもの。

 若いころ、腰が痛くなってマッサージを受けたのですが、その後に足にしびれが出るようになり、たまらず病院で診てもらったところ「脊柱管狭窄症」という診断だったのこと。

 完治を目指すならば入院の上手術するという選択肢がありますが、その人は、それを避けて運動をすることでなんとかごまかしてきたのだそう。

 そんな話題の中で、「ラジオ体操もバカにできません。あれもまじめにやれば結構よい運動になります。そうだ、ラジオ体操には第一、第二、とありますが第三もあるのを知っていますか?」という話になりました。

「誰か、ラジオ体操に第三があることを知っている人はいますか?」とフロアに声をかけたところ、運動が大得意のかわいい女子社員が一人だけ「知ってます」と手を上げました。

「第三の動きができるの?」「いいえ、あるということだけ知ってました」


 私などはラジオ体操に第三があるなんて全く知らなかったのですが、調べてみると、昭和の初期に始まって戦争で終了し、二代目の第三が1946年から47年まで放送されていたようですが、"複雑な動きゆえにラジオで説明できずに廃止された"という説明がありました。

 ところがそれを2013年に龍谷大学の先生があるところの毛工づくり事業のために復刻したのだとか。

 物珍しさが意外性になって興味づけられたら、という期待があったそうですが、今はどうなっているでしょうか?

 最近はネットでの動画ネタが豊富なので、検索すれば出てくるようです。

 ただ、朝の忙しい時に、第一、第二の体操の後に第三をやっているだけの時間的余裕があるでしょうか。

 動画を見ているとジャンプや腕を振り回す動作が多くて、お年寄りにも大変そうです(笑)。

 それにしても戦後すぐの時期のラジオ体操って、70年以上前のできごとです。

 復刻にしても、現代人にはフィットしないような気が…(笑)。

 

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「ひなたGIS」という統合型GISシステムがすごい

2021-08-01 22:48:25 | Weblog

 

 今日は高校地理教育研究会という高校で地理を教えている先生たちの会合がリモートで開催されたのですが、私もお願いをして参加させていただきました。

 本来なら、夏休みのこの時期に道内のどこかへ集まって、情報交換をしたり懇親を深めたりするほか、地域の施設を見学して見分を深めるといったことも期待できる会合のはずですが、コロナ蔓延の下ではリモートで開催するほかはありません。

 リモートの分、道内各地だけではなく本州の方でも参加できるというメリットを生かして、少しでも効果を大きくしたいところです。

 今日の内容は、来年から始まる地理総合について、文科省の研究開発学校で行われている先行授業の試みについて説明を受けての意見交換。

 新しい地理総合科目では、GISによる地理情報について知り、それを活用できるようにすることが求められていますが、そのためには子供たちにスマホやパソコンによるネットを利活用することが効果的です。

 GISが分かるということの先には、防災情報にも精通して災害から身を守れる自分になることが求められます。

 そんな話題の中で、「ひなたGIS」というサイトが紹介されました。

 これは宮崎県の職員の方が開発した統合型地理情報システムで、パソコンやスマホで無料で使えるサイトです。

 利用者は全国の地図上で、様々なデータを自由に重ね合わせて地域の特徴や情報を目に見えるようにしてくれます。

 その利用方法について紹介されたのは、ひなたGISの"海面上昇シミュレーション"です。

 これはその場所の標高情報から、水面が上昇したときに浸水するエリアが分かるというもの。

 画面下部のバーをスライドすることで水面の高さを上下に調節できて、それによって温暖化や津波による海面上昇でどのあたりが水没するかがわかるようになっています。

 またそれ以外にも様々な統計情報などを地図上に落とし込むことができ、自分の関心ごとを視覚化して学ぶことができます。全く良い時代になったものです。

 しかしその一方で、これを生徒に教えようと思うと、先生たちの方がついて行けるかどうかが心配です。

 時代の変化とともに求められる知識なスキルが変化し、しかもその変化が速い時代です。

 学ぶとは一体どういうことか。

 災害の備えをして被害にあわないような準備をするというのは学生さんたちだけのことではなく、一般の住民にも求められることです。

 知識を得るだけではなく、学ぼうという姿勢も評価されようとしているとのことですが、それはもう学校にはいない我々も同じことで、まさに生涯学習が求められます。


 死ぬまで今の時代について行けるように自分を磨いておきたいものですね。

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