こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

SF大会1日目・続き

2004-08-22 00:00:00 | 未分類
日付は22日ですが、21日の企画について書かせていただきます。
初めに行った企画は梶尾真治さん梶尾先生パネル
この時点で、私はプログラム・ブックを読んでいなかったので、かなり驚くことになりました。

梶尾さんは、専業作家になられたそうです。
まぁ、それだけでも驚くのに「まだ、内緒」ということで、様々な予定を教えて下さいました。
○○はともかく、他は、丁寧にやっていただけて良質のものになるのなら、実現してもらいたいものですね。
あーっ、思い出した。
『黄泉がえり』のゲーム、原作をなさっているとおっしゃったけど、設定だけでなく、本当に書いたのですよね?
それなら、買うのですが・・・。店頭に並んではいたけど、それだけが気がかりで。

話を元に戻しますが、専業になられたことで執筆量も増えたとか。
鉛筆で、今も小さい原稿用紙に書いておられ、専業の初めのうち、執筆のし過ぎで腕を痛めたそうです。
今は、1日に書く枚数を制限し、日曜日は休まれるとのことでした。
読書量も、作家の中で一番多いはずと豪語されていました。
すみません。冊数もおっしゃったのですが、あらま草さん、覚えていらっしゃいますか?
兼業の頃、え~と『カジシンの躁宇宙+馬刺し編』では、月平均15、6冊と
書いてありますねー。

映画もずいぶん見ておられるようで、今、面白い映画も教えていただきました。
映画『黄泉がえり』の裏話も、面白かったです。
何でも、噂では、梶尾さんがこの映画に役者として出演なさっている、というものがあったようです。
そんなことあるわけないじゃないですかー。
梶尾さん、エッセイであれほど写真嫌いだとおっしゃっているのに。
この場でも、否定なさっていましたけど・・・そういえば、何気なく写真を撮ってしまいました。
梶尾さん、申し訳ありませんでしたm(__)m
解っていたし、撮らないつもりだったのに、企画で必ず1回は写真を撮る、という習性がでてしまいました。
おっしゃるとおり、決して、公開は致しませんので、ご安心ください。

あ、そうそう『黄泉がえり』を見て感動していたお年寄りが、それを期待して『黄泉びと知らず』を読み、
表題作はともかく、最後の作品に至ってはひっくり返ってしまった、とか。
「これが本当の僕です」と、笑いながらおっしゃっていました。

 他にも撮影秘話として、撮影時、たまたま地方選挙の真っ最中で、
静かな時をねらって撮影しようとしても、選挙カーがうるさくてできなかった事。
 Kさんのファンの伝達力のすごさ、また、ファンが集まっていると選挙カーも
人がいると思ってやってくる、この人達には選挙権がないんだって(笑)などという話を教えてくださいました。
 他にもあるのですが、書いちゃいけないように思えるので、やめておきます。
常識的なことなのですが、ああいう相手にそういうことを書いても、通用しませんし、
万が一にも、梶尾さんの立場を悪くしたくありませんので。

えーと、公開していい情報ですが、11月7日、NHK-TV『お~い日本 今日はとことん熊本県』(タイトルは
正確じゃありませんが、わかりますよね)で、梶尾さん原作の映画が
放送されます。
興味のある方は、ごらんになってください。

あとは、内緒・・・かな?
企画の最後に、梶尾さんの似顔絵のシールを参加者全員でいただき、私の場合、
『クロノス・ジョウンターの伝説』のハードカバー版(一番初めに出版された物ですね)に
サインをいただきました。
「3冊持っているの?」とおっしゃるので、「はいっ!」と思い切り答えてしまいました。
あとから出た2冊には、それぞれ1篇ずつ、新作が載っていったもので、買わないわけにはいかなかったわけです。
何となく、すまなそうにおっしゃっているように聞こえたので、ソノラマがネット上でアンケートを取った時に
その事を書いて、平凡社の本(その時タイトルを忘れていました)『タイムトラベル・ロマンス』をいただいたことを
お伝えすると「それは、良かった」とおっしゃっていました。

さて、今回のサインのイラストは、うさぎとりでした。
梶尾さんが、あとで「ホシヅル」みたいというようなことを、おっしゃいましたが、
言われてみるとそうですね。
次回、またサインをいただく機会がありましたら、セットということで、
『タイムトラベル・ロマンス』を持っていきたいですね。

思い出せること全てを書くと、読むのが大変そうですので、今日は、この辺で。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする