エリザベス・ムーン著『くらやみの速さはどれくらい』今頃、読み終えました。
自閉症者のルウは、苦労は多いけれど、それなりに自活して趣味のフェンシングも楽しんでいました。
上司に、新しい自閉症治療の実験台になれと言われるまでは・・・。
ルウは、誠実・真面目・純粋・働き者と、治療しなくてもいいのではと思えるのですが、
彼ら独特の個性は、なかなか社会では認めてもらえません。
また、治療が成功したら、今の自分が自分ではなくなるのではないかと悩みます。
これから読む方々のために、これ以上は明かしませんが、本当にこれで良かったのだろうかとも、思いました。
彼の人生であり、彼の決断なのですが・・・。
彼の質問って何なのでしょうね。
でもって、21世紀版『アルジャーノンに花束を』と評されるのは、伊達じゃないなと感じました。
で、解説を見たら、梶尾真治さんだもん。
しかも、名作って太鼓判を押していらっしゃるのだから、面白くないはずがありません。
未読の方、ぜひ読んでみてください。
自閉症者のルウは、苦労は多いけれど、それなりに自活して趣味のフェンシングも楽しんでいました。
上司に、新しい自閉症治療の実験台になれと言われるまでは・・・。
ルウは、誠実・真面目・純粋・働き者と、治療しなくてもいいのではと思えるのですが、
彼ら独特の個性は、なかなか社会では認めてもらえません。
また、治療が成功したら、今の自分が自分ではなくなるのではないかと悩みます。
これから読む方々のために、これ以上は明かしませんが、本当にこれで良かったのだろうかとも、思いました。
彼の人生であり、彼の決断なのですが・・・。
彼の質問って何なのでしょうね。
でもって、21世紀版『アルジャーノンに花束を』と評されるのは、伊達じゃないなと感じました。
で、解説を見たら、梶尾真治さんだもん。
しかも、名作って太鼓判を押していらっしゃるのだから、面白くないはずがありません。
未読の方、ぜひ読んでみてください。