子午線の祀り

『子午線の祀り』北九州芸術劇場大ホールでの公演を見てきました。
私は初めて見たのですが、今回、７度目の公演になるそうです。

いやぁ、面白かった。
古典芸能と現代劇の融合の面白さ、その場・日時での月の運行と潮の干満の説明、
その場の情景を説明する群読と感情のこもった台詞。
これら全てが合わさり、圧倒的な迫力とスケールの大きさを感じました。
また、私は舞台を見ているのに、空を見上げ、空から地球を見下ろし、人々を見つめ・・・と、
視点を切り替えていました。

残念なのは、私がもう少し古典を深く学んでいれば、という事でしょうか？
鎧の説明が、理解できなかったんですー（；＿；）
色とその濃淡の組み合わせがどういうものなのか、とっても気になります。
あと、やはり平家物語を読み込んだ方が、より理解できて面白いでしょうね。

明日も公演があるのですが、仕事のため、見られません。
再演を希望します。

あ、そうそう。
２２日（土）は、京都芸術劇場・春秋座で、２５日（火）～３０日（日）は、大阪厚生年金会館・芸術ホールで
公演があるそうですので、興味のある方々は足をお運びください。